新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

投資での日本未来図

投資での日本未来図>掲示板

公開 メンバー数:2人

チャットに入る

サークル内の発言を検索する

  • from: トトロンさん

    2012年02月18日 10時03分37秒

    icon

    1/16〜2/17の心の節目つくり



    (@_@) 今週も終ったです〜

      「竹は節目を作って成長する」

       という話を聞いて・あたしもさっそく^^

      ・・・育児の最初の一歩は「節目を祝う」ことなんだって

         誕生日とか祝日・入学式・

         人は節目を祝われて成長する

      ・・・あたしも今週も市場で生き残れた^^のを祝して

    icon拍手者リスト

コメント: 全8件

from: トトロンさん

2012年02月18日 11時18分19秒

icon

「Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:1/16〜2/17の心の節目つくり」
>・・・ 上抜けの可能性でてきたね
>    となると目標は40週の9000円・75週の9500円
>    なにがなんだか相場^^
>    日本は日銀のデフレ政策=国債低金利政策=財務省推進で


> ・・・いくらなんでもありえない予想が
>    日銀の緩和=デフレ政策廃止となって
>    ありえないとこまで来たって感じだと
>    いちおう理由がつくね


(@_@) ・・・こう書いてくると・きれいにまとまって

       今回の「日銀緩和は予想外」とか

       言われてるけど

       たぶん金融機関には2週間〜1ヶ月〜前には

       早耳で伝わってた可能性があるね・・


    ・・・そんで「インフレターゲット政策」の威力を

       知らない主婦のあたしは・乗り損ねたってことかな?


(@_@) ・・・とりあえず

       「まさかの9500円」も達成しちゃったにに

       今後は日銀の政策転換で

       「本当に物価が上がるのか???」

       焦点の一つになるね〜

       (海外ではこりは契約なにに・

        目標を達成するまで努力する・・が

        前提らしーー

        ^^ ほんとに日銀は努力するのか???

           財政との整合性はど〜するんだん???








icon拍手者リスト

from: トトロンさん

2012年02月18日 11時06分59秒

icon

「Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:1/16〜2/17の心の節目つくり」

> 「物まね猿の中央銀行」って言いたいねー

(@_@) ・・・この物真似猿は・株価が上がったもんだから

       国会カス議員から「タイムリーな判断」とかで

       もちゃげられてるにに

       ^^ 金利との説明義務を果たしてませんよ!

       (ほんと国会議員もレベルが低すぎるね)

       (主婦のあたしでさえ・矛盾がわかるのに)


(@_@) ・・・さすがにグーぐる検索だと

       矛盾を書いたブログが上に出てきた

       分かってる人はいっぱいいる証拠だねー


Baatarismの溜息通信
http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/20120211/1328936834


2012-02-11
日本におけるFRBインフレターゲット導入の影響

前回の記事でFRBのインフレターゲット導入について説明しましたが、日本でもそれを受けて様々な議論が出てきました。

まず日銀ですが、白川総裁は「FRBが日銀の政策に近づいてきたという認識を持っている」というピント外れな発言をしました。

さらにFRBが先の連邦公開市場委員会(FOMC)で2%のインフレ目標を設定したことについて「長期的目標という形で物価の上昇率について2%という数字を定めた。バーナンキ議長自身もこれはインフレーションターゲットではないと言っている」との認識を示した。そのうえで、「物価安定は中銀の金融政策の目標だが、物価だけをみていくわけでない。最終的に物価安定の下での持続的な経済の成長を実現していくように金融政策を行うという意味で、日銀もFRBも似ている」と説明、「むしろFRBが現在日銀が行っている政策に近づいてきたという認識を持っている」と語った。




FRBが日銀の政策に近づいてきたと認識=白川総裁 | Reuters

しかし、これまでもかなりの確率でインフレ率を1〜3%のレンジに収めてきたFRBが、それをさらに確実なものにするためにインフレターゲットを導入したのに、自ら定めた0〜2%の「理解」すらほとんど達成できていない日銀に近づいてきたというのは、どう考えてもおかしな話です。白川総裁の話は非常に苦しい言い訳としか言えないでしょう。

国会で白川総裁は、実は日銀もFRBと同じようなことをやっていると言い訳している。日銀は、物価の安定を0〜2%と「理解」しているという。マスコミはこれで騙(だま)されている。実は、「理解」と「目標」はまったく違う。

ちなみに2006年3月9日の福井俊彦総裁(当時)記者会見で、はっきり説明されている。記者の「各国で既に採用されているインフレーション・ターゲティング、インフレ参照値とは別か」という質問に対して、福井総裁は「概念的に大きく異なるものである」と明言している。

続けて「ターゲティングの場合はもちろんのこと、ECB(欧州中央銀行)のようなインフレの定義、あるいは望ましいインフレの定義のように、定義とか参照値とか言う場合には、政策委員会の意見、討議を経て1つの数字、ないしは1つの物価上昇率のレンジ、1つのことを決めるということであるが、そういったことはしていない」と答えている。

福井前総裁のほうが正しく、白川総裁は誤魔化している。目標というのは達成しないと不味い。しかし、「理解」なら達成しなくてもいい。ここに日銀がインフレ目標といえない理由がある。日銀は実績のない落第生なのだ。

1998年の新日銀法施行以降、日本で前年同月比のインフレ率が0〜2%に収まっていたのはわずか1割6分。一方、FRBが1〜3%に収めたのは実に7割以上だ。100点満点で20点も取れない落第生は「目標」とは言えなくて、70点超の優等生は目標と言える。やはり落第生は優等生を見習うべきだ。




高橋洋一の民主党ウォッチ 「落第生」日銀は言い訳やめよ 「インフレ目標」FRB見習うべきだ (1/2) : J-CASTニュース

さらに白川発言の翌日には、バーナンキ議長からこんな発言が出ています。二人は中央銀行のトップ同士なので、儀礼上お互いの発言を直接批判することはありませんが、さすがに今回の白川発言については釘を刺したかったのかもしれません。

米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は7日の米上院予算委員会の公聴会で、バブル経済崩壊後の1990年代からの日本と最近の米国を比べ「いくつかの重要な違いがある」と語った。同議長は、日本が長くデフレに直面したうえ銀行の資本注入に遅れたと指摘。労働力人口が減り成長を押し下げている点も、人口増が続く米国とは異なると強調した。

 日本の政策対応の遅れについて同議長は「日本は(金融危機に最初に直面した主要国で)他国の実例を学ぶことができなかった。我々は日本(の試行錯誤)から学んだ」とも語った。




米FRB議長、経済情勢「日米、重要な違いがある」  :日本経済新聞

また、日銀は水面下で、FRBのインフレターゲットは実はインフレターゲットではないと、国会議員に説明しているそうです。FRBは物価の安定だけではなく雇用の確保も責務としているので、バーナンキ議長は米議会に対して、単なる物価だけを目標とするインフレターゲットではないと説明しているのですが、日銀はそれを意図的に誤訳して、インフレターゲットではないと言っているそうです。

その目的はもちろん、国会で「日本もインフレターゲットを導入せよ」という意見が出ることを防ぐことでしょう。

 日銀は、FRBの不都合な事実について、国会議員などに「ご説明」の絨毯爆撃をしているようだ。その際「あれはインフレ目標ではない。バーナンキもそういっている」と説明している。実際に多くの国会議員からそうした話を聞いた。中には、レベルの低い日銀職員もいて、FRBは“GOAL”を決めたが、“TARGET”ではないとか、滅茶苦茶な説明をしている者もいたようだ。これは論外としても、前原誠司民主党政調会長などは、日銀の言うことを鵜呑みにして話をしている。

 バーナンキFRB議長の発言の出所は25日の記者会見だ。「インフレ目標か」と聞かれ、「すばらしい質問だ(Excellent Question)」といいながら、「もし、“インフレ目標”を物価を最優先して雇用などを二次的なものとするということを意味するのであれば、その答えはノーだ。というのは、FRBは二つの責務をもっているからだ(If by "inflation targeter" you mean a central bank that puts top priority on inflation and other goals like employment as subsidiary goals, the answer is no. We are a dual-mandate bank.)」と言った。

 要するに、物価だけみれば“インフレ目標”であるが、FRBは、普通の国の中央銀行と違って物価の安定と雇用の最大化の二つの責務があるので、物価だけを目標とする“インフレ目標”でないと言っただけに過ぎない。その証拠に、その後に、バーナンキ議長は「物価安定の目標達成を遅らせた方が雇用に良いなら、喜んでそうする」と言い切った。それなのに、日銀が「インフレ目標でない」と言いたいがために、バーナンキ議長の発言の一部のみを取り上げるのはやり過ぎである。

 日銀はインフレ目標を拒んでいるが、物価安定の実績が伴わないと国会などで説明責任を求められるのがいやなのだろう。ちなみに、日銀は、FRBとは違って雇用の最大化という責務がなく、物価の安定をもっぱら行えばいい。なお、この日銀のミスリーディングな説明については、2日の衆院予算委員会で山本幸三衆院議員(自民党)が、白川総裁に対して「誤訳だ」と切って捨てた。




米FRBのインフレ目標導入で 日本銀行大慌て|高橋洋一の俗論を撃つ!|ダイヤモンド・オンライン

しかし、そのような日銀の努力にも関わらず、自民党と公明党からは、日銀法改正や欧米諸国と同程度のインフレターゲット導入を求める意見が出てきました。これは日銀がこれまで頑として拒んできたことです。

10日開かれた衆院予算委員会の質疑で自民党は円高・デフレ対策での与野党協議を提唱し、野田佳彦首相も協議すること自体には前向きな姿勢を示した。自民党は日本銀行の金融政策に対する政府の影響力を強めるための日銀法改正も主張。与野党協議が実現すれば政策課題として取り上げられる可能性があるが、政府側は法改正には慎重姿勢だ。

  自民党の西村康稔衆院議員(シャドウ・キャビネット財務大臣)はデフレ脱却の必要性を強調した上で、「まずデフレ・円高を一緒にやろうではないか」と呼び掛けた。これに対し、野田首相は「超党派で意見交換しながら知恵を出していこうという提起は私も賛同する。国会だけでなく政党間の協議も大いにやってほしい」と前向きに取り組む考えを示した。

  西村氏は物価上昇率の目標について「政府が目標を決めて日銀に指示する、あるいはアコード(協定)を結んで目標を共有する。それをやるために日銀法の改正をやるべきだ」と主張。与野党協議は日銀法改正も「視野」に入れつつ、政策責任者レベルで行いたい考えも示したが、野田首相は「政府は日銀と緊密に連携し、問題意識を共有しながらそれぞれ機動的な対策を講じるという姿勢だ」と述べるにとどめた。




自民が円高・デフレ対策の与野党協議を提唱、日銀法改正も-国会 - Bloomberg

公明党の石井啓一政務調査会長と西田実仁参院議員は8日、首相官邸で藤村修官房長官と会い、総合経済対策に関する緊急提言を申し入れた。

緊急提言は井上義久幹事長が3日に発表したもの。歴史的な超円高やデフレ(物価下落が続く状態)脱却へ総力を挙げた対策が急務として、政府・日本銀行が一体となった金融政策の強化や、全国的な防災・減災対策を集中的に講じる「防災・減災ニューディール」などを提唱した。

具体的には、デフレ脱却に向けた強いメッセージを発していくため、現状より高い欧米諸国と同程度の物価安定目標を設定する必要性を強調。また、日銀による資産買い入れや、成長基盤強化を支援するための資金提供を拡大するよう求めた。




デフレ脱却に総力を | ニュース | 公明党

政府・日銀一体となった金融政策の強化

欧米と同程度の物価安定に対する長期的な目標の設定




歴史的な超円高水準での高止まりを是正するためには、その大きな要因である内外の金利差を是正することが有力である。とりわけ、為替レートと相関関係の大きい実質金利は、デフレが長期化している日本と欧米諸国との格差は拡大する傾向にある。

内外実質金利差の解消には物価の正常化(デフレ解消)が不可欠である。日銀は引き続き万全な資金供給等の金融緩和策を講じるとともに、物価安定化目標の再設定等による明確なメッセージを発信することが重要であり、そのためFRBの新たな金融政策の決定に合わせ、欧米諸国と同程度の物価安定に対する長期的な目標を設定すべきである。




※日銀の「中長期的な物価安定の理解」では、「消費者物価指数の上昇が2%以下のプラスの領域、中心は1%程度」として、それまでの間は実質ゼロ金利政策を継続することとしている。これは、米国やユーロエリア、英国における消費者物価の上昇率の目標等より1%程度低い水準である。これでは、日銀の金融政策自体によって、相対的な円高を容認するシグナルとして市場に伝わってしまうことが懸念される。1月のFRBの決定では、政策金利の最初の引き上げ時期と、中長期的な政策金利水準の見通しを開示する新方式を公表した。これは、市場との対話を重視し、低金利政策の長期間維持とデフレ懸念の払拭を狙ったものと解釈できる。




総合経済対策に関する緊急提言(全文) | ニュース | 公明党

これまでも日銀法改正やインフレターゲット導入を訴える議員は与野党にいましたし、みんなの党のようにそれを主張する政党もありました。今回は自民、公明という主要な野党が、党として主張したことが、これまでとは違う動きです。また、民主党内部でも非主流派では(小沢系、非小沢系を問わず)、同様の主張をする議員が増えています。

もちろん、日銀のみならず、今の野田政権や財務省も日銀法改正やインフレターゲット導入には反対していますので、まだ障害は多いです。ただ、FRBのインフレターゲット導入をきっかけにして、日本でも金融政策に対する政治家の意見が、大きく変わってきたのは間違いないでしょう。国会の日銀に対する評価は相当厳しいものになっていて、もう日銀の主張を鵜呑みにする状況ではありません。今後の与野党の議論がどうなっていくか、注目すべきでしょう。

icon拍手者リスト

from: トトロンさん

2012年02月18日 10時56分56秒

icon

「Re:Re:Re:Re:Re:Re:1/16〜2/17の心の節目つくり」


>・・・ 上抜けの可能性でてきたね
>    となると目標は40週の9000円・75週の9500円
>    なにがなんだか相場^^
>    日本は日銀のデフレ政策=国債低金利政策=財務省推進で


(@_@) ・・・いくらなんでもありえない予想が

        日銀の緩和=デフレ政策廃止となって

        ありえないとこまで来たって感じだと

        いちおう理由がつくね


     ・・・ただ「日銀はデフレ政策を捨てたか」が

        日銀の説明不足で

        赤字国債との金利政策との整合性が

        できてないんだよね


(@_@) ・・・日銀はまだ「インフレターゲット政策でない」

       という言い方をしていて

       「世界中に誤解を配信」した可能性がある


       (日銀はインフレターゲット政策は

        「アメリカがしないから日本もしない」と

        言い続けてきていて

        今回アメリカがインフレターゲットをしたので

        日銀の根拠?が無くなった・・・


        >< 結局アメリカの物真似の

           「物まね猿の中央銀行」って言いたいねー)





        

icon拍手者リスト

from: トトロンさん

2012年02月18日 10時46分43秒

icon

「Re:Re:Re:Re:Re:1/16〜2/17の心の節目つくり」

(@_@) ・・・振り返ると・あたしは

       2月2日の8800時点で「上抜けだと9500あり」

       の予想をしてたねーー

       >< とてもその可能性を信じたりしなかったけど・

       まあ月曜は75週線に到着だん



http://www.c-player.com/ad26750/thread/1100107872188?page=2

>  格下げニュースで警戒した売り方・総やられで
>  8500超え・75日線超え・8600超えの3連騰
>  なか一日で8900タッチ コールの売り殺し???
>  ついにPER15.5倍 半年高値 為替もぶっとぶ・・
>  こりで決算の上方修正を織り込んでるんですけれど・・・
>  上方修正を織り込んでるんですけれど・
> (大切なことなので2度言いました^^)  ← 今ココ


J@_@ ・・・ 上抜けの可能性でてきたね

        となると目標は40週の9000円・75週の9500円

        なにがなんだか相場^^

        無理に理由をつけるとすると

        「お金あまりのインフレヘッジ買い」

        日本は日銀のデフレ政策=国債低金利政策=財務省推進で

        実感ないけどねー


icon拍手者リスト

from: トトロンさん

2012年02月18日 10時34分45秒

icon

「Re:Re:Re:Re:1/16〜2/17の心の節目つくり」

> > > >     EPSは大幅低下での日経の上昇・・


(@_@) ・・・今回の上昇の差分点は・


       ・15日〜15日はCTAの決算期間の雰囲気

        (CTAは15日に仕掛けるのが多い)


       ・過去10年で1〜3月で急騰あり・は

          2000年
          2001年
          2002年
          2004年
          2006年
          2007年
          2009年
          2010年

        2012年と似た感じだと年末は下げてるねー


       ・出来高は伴っている

        8500以下の出来高の無さを考えると

        国内金融機関が下落は無視して

        上昇で売買している??

        こう考えると・今回8100で止まったには

        「国内が売りを出さなかった」=自分の都合?



icon拍手者リスト

from: トトロンさん

2012年02月18日 10時20分46秒

icon

「Re:Re:Re:1/16〜2/17の心の節目つくり」

> > > >     EPSは大幅低下での日経の上昇・・

(@_@) ・・・EPS低下はこんな感じだねん



http://thelob.blog64.fc2.com/?mode=m&no=2019&photo=true

日本株は3連騰するも、企業決算内容には将来の不安要因も多い
2012/02/02 19:53

--------------------------------------------------------------------------------
 寒いですね。家に近くにも雪が積み始めました。今日は、朝から新聞の勧誘3人もきて、そのたびに作業が中断されます。記者時代にも販売拡張で悩まされましたが、うそばっかりの販売部数を、実態に近づける努力でもしているのでしょうか。新聞の折込チラシは、販売部数にしたがって織り込みますが、その販売部数が水増しされたものだったら、チラシを入れる会社は、余分な折込料金を払わされていることになります。そのうち槍玉に挙げられるときが来ると思われますが、今回の沖縄の選挙干渉といい、今まで当たり前と思って制度化されていた異常なことが、どんどん外部に漏れて糾弾を受けるようになってきました。まだまだ、とんでもないことが、多く隠されているはず…。市部から隣接する隣町に行くだけで出張あつかいになって手当が出るような、馬鹿な制度が山積みになっているはず。国民負担を求めるなら、まず、常識で考えておかしな問題を是正してから、国民に負担を求めるべきではないでしょうか。経団連が消費税引き上げに賛成する動きにも「裏」があるんでしょう。体制のもたれあいも、市場から崩されようとしています。

 まあ、最近の輸出企業のとんでもない決算悪も、結局は、体制を維持しようとして行ってきた政策が、円高やデフレ、高い法人税負担など高コスト体質になって企業業績を圧迫。企業側も何とか、コスト削減などでしのいできましたが、東日本大震災とタイの大洪水という、コスト要因が一気にのしかかり、企業努力の限界を超えてしまった、といううことなんでしょう。一方、大量生産・大量消費に依存しなければならない大手企業は、グローバル規模の競争にさらされ、低賃金国の追撃を受けており、事業そのものが行き詰まり状態になる兆候さえ出てきました。戦後の日本を支配してきた政官財のもたれあい構造が、「金の切れ目が縁の切れ目」とばかりに崩壊をはじめ、一番弱い、財のところにしわ寄せがきた…というのが、最近の経済の動きなのでしょう。グローバル規模の競争の流れは、今後も続きますから、日本の高コスト体質が是正されない限り、大量生産・大量消費に依存する企業のコスト競争力の回復は無い、ということです。

 しかし、企業が国内生産を維持する条件(円安、デフレ解消など)が整うということは、国債の利払い負担が増加し、国家財政が一層悪化するということですから、たかだか企業のために、体制を壊すようなことはできないということで、とても日銀が是正に踏み切るとは思われません。輸出企業は、完全に隘路に入ってしまったのではないでしょうか。最近になって企業の不祥事から、官の不祥事が表面化してきましたが、どうやら政官財のリンクが断ち切れようとしている印象を受けます。本来なら、国民のニーズにあった新しい産業を生み出さなければならないのですが、これを認めることは、既存の体制の切り捨てにつながるため、規制を緩めようとしません。これでは何時までたっても日本の回復は無いのではないでしょうか。

 よく、震災からの復興を、戦後にたとえる論調がありますが、当時は、マッカーサーが、財閥解体、農地解放、高級官僚の公職追放など、戦前の日本の体制を徹底的に放擲したことにくわえ、自由な起業を促進したことが、脅威の復興につながりました。しかし、今回の復興では、相変わらず官僚にお伺いを立てないと財政資金が動かない体制をいつの間にか作り上げてしまいました。根本的に戦後とは異なります。おそらく、日本を変えるような復興にはならないでしょう。まあ、革命でも起きない限り、今の閉塞感から脱却することはできないと思われます。

 今回の企業決算を見ていて、単に円高や海外景況感の悪化では片付けられない構造的なものが潜在しているように感じている人は少なくないものと思われます。液晶の次の成長のエンジンとして注力してきた太陽電池が実用化を始めたときには、すでに中国や韓国、欧米新興企業の構成が始まっており、すでに採算割れになったシャープ…。次の成長のシーズは育っているのでしょうか。リコーは?ソニーは? そして、大量生産を支えてきた巨大な図体をどうやってささ得ていくのか…。まさに、黄金の60年代が終わり、日本やドイツの追撃を受けて、多くの企業が消えていった40年前の米国と同じ苦悩を日本は味あおうとしています。米国は、徹底した規制緩和とベンチャー企業の育成で、あらたな産業を生み出し、衰退の危機を乗り越えました。リスクを嫌う日本の体制派に、当時の米国のリストラ策がとれるのか?
残された時間は少ないと思われますが、政治にも行政にも、危機意識が全くないように思われます。

 今回の企業決算はこれまでの循環的なものとは明らかに異なる。ブランド企業だから、30年ぶりの安値だから…と安易な値ごろ感で買いに行くと、手痛い目にあうかもしれない。やはり、経営力、事業力、成長性など本来の立場に戻って銘柄選定が必要になってきたような気がします。

 本日の相場は、まさに今日の朝書いたことと同じ展開。CME日経平均先物をなぞる格好で推移し、今日の先物のレンジは8770円〜8900円と、全く同じ値幅。先物買いが先行した結果、現物との裁定買いが入り、株価を押し上げたという格好です。海外の物色動向を受け、証券や保険、銀行などが買われたほか、ユーロの買戻しを受け、機械や海運、精密など欧州との関係が深い業種が買われています。ただ、日経平均は高よりしたものの、終日のレンジは44円と小幅にとどまっていました。先物が8900円のCMEレンジの上限に来ると急速に伸び悩むという、主体性の無い展開。結局、日経平均は、67円03銭高の8876円82銭、TOPIXは4.49ポイント高の762.45ポイントと3日続伸して終わりましたが、先物主導の展開が続いています。来週末が、オプションSQですから、米系証券の9000円を意識した仕掛けが続いているようです。出来高は22億株台を回復しています。

 日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは121、RSIは71、25日線かい離は+3%と、相場的には警戒ゾーンの一歩手前というところでしょうか。まあ前段でも書いたように、企業の存続に黄色信号がついたような企業を採用した指数について云々しても仕方がありませんが、今の相場の基本は、底割れ懸念が遠のいたことによる、かさ上げ相場。今は、業績発表の最中ですから、業績も株価の要素になっています。事前に業績で銘柄選定していますから、勤務評定を受けているようなものですが、今日は、レポート銘柄から、5銘柄が年初来高値を更新。一方で、思いもよらぬ下方修正で叩き売られた銘柄もありました。いやはや、上げるときもけたたましく、下げるときもけたたましい。ディーラーなどの短期資金が動き回っているんでしょう。それも景気が悪いから、自由にできる資金が少ないようで、一定にのし金が右往左往しているようです。まあ、来期の見通しの明るいものを、五月蝿いのがいなくなったあとで、じっくり仕込めば、そんなに時間がかからずに上がってくるはず。直近レポートでは、次期決算を展望して新しい銘柄を選定しましたので、じっくり追って見てください。

 今日は、前段でくだらないことを書きましたが、消そうかどうか迷って、結局、載せることにしました。あくまでも個人の感想ですが、発表を見るにつけ、単純な赤字決算の数字ではないような気がします。やはり、日本経済の構造転換を市場から迫られているのではないでしょうか。性と官が変化を妨げていると思えて仕方がありません。日本経済が受ける傷は深くなるかも知れません。

※新規購読会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

icon拍手者リスト

from: トトロンさん

2012年02月18日 10時15分49秒

icon

「Re:Re:1/16〜2/17の心の節目つくり」


> >     EPSは大幅低下での日経の上昇・・

(@_@) ・・・「EPSで投資はしない」は

        7年前のソフトバンク時代に学んだこと・・

        その頃はソフトバンクは万年赤字で

        買いのあたしにたいして^^

        売り方はいつもEPSを材料に「割高攻撃」をしてきた・


(@_@) ・・・ところが今は

       売りのあたしに対して・買いの外資・・

       攻守?入れ替わってまた新たな戦争になってる・


       ^^ あたしにとって「EPSの戦い」は

          慣れたもの・・・・

          んでも新しい要因あるかもで

          整理しておかないとん


icon拍手者リスト

from: トトロンさん

2012年02月18日 10時09分55秒

icon

「Re:1/16〜2/17の心の節目つくり」


(@_@) さて・

       1/16の日経は8400円だった

    そんで

       2/17の日経は夜間で9500タッチ・・・

    EPSは大幅低下での日経の上昇・・

    ^^ 節目をつくっておかないとねー


日付 日経255 TOPIX PER EPS NT倍率 先導株比率 長期金利
2/16(木) 9,238.10 800.25 21.06 439 11.54 28.9 0.940

 1/16(月) 8,378.36 725.24 14.68 571 11.55 20.6 0.940



(@_@) 出来事の概要??はこっち↓ ストーリーチェインジ

□ ストーリー・チェンジ??
http://www.c-player.com/ad26750/thread/1100108400635

icon拍手者リスト