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from: オヤヂさん
2009年02月26日 21時03分15秒
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原点回帰
オヤヂ日記でも書きましたが、どうも日本人が原点に返ろうとし始めてるように感じています。
もともと日本人は農耕民族として、大家族制を好み取り入れてきた民族です。
それが、高度経済成長を初めとした物質消費、金融中心主義に移行した結果の経済破綻や核家族化問題から来る人間の孤立化…
本来の日本人が持つDNAからは懸け離れた生活に多くの日本人は疲れて来てるように思えます。
そこで最近オヤヂが注目するようになったのは、また親子(孫含む)が同居をするようになってきてることです。
本来、年寄りと幼子は相性がいいんです。
何度も同じ事を聞く年寄りと何度も同じことを繰り返して言う幼子は引き離すべきではなく、一緒に同じ場所で生活させることにより、お互いに足りない物を埋めあう良い関係になるものなんです。
また、そうすることで孤独や喪失感を感じることなく、人間らしい心の環境を養うことが出来る素晴らしい環境であったはずなのですが、経済を成長させることで得られる仕事や金銭の充実を求めることと引き換えに心を失う生活を選択してきたように思えます。
しかし、ここ最近の経済状況の変化からか、何かを求める心の変化からか、多くの子供を持った夫婦が自分の親と同居を選ぶ風潮が強くなっているように感じます。
現在が経済中心主義である以上、男女関係無く働ける者は働いて収入を得なければ生きていくことは出来ません。
しかし今までの核家族の状態では、両親が働いている間、子供はどこかに預けられて、その環境に馴染めない子は心のどこかに孤独や孤立、寂しさを抱えたまま成長していく…
この過去からの積み重ねの結果が現在を象徴していると思います。
自分の感情を捨て、ビデオゲームに興じて人との交流を断絶し自分の世界に篭る。ビデオゲームの世界と現実の区別が付かないような若者。2次元のキャラを愛し、人間を愛せなくなってしまった者達。大人を恋愛の対象と出来なくなってしまい、子供に歪な愛を向ける者達…
どこか関係ないように思えますが、実は繋がってるのでは?と思えてなりません。
この大きな偏りが、人間の本来持っている力によって修正される時期が来ているのではないでしょうか。
一人でも多くの人数で家族を支える家庭というのが、強き者にも弱き者にも安らぎを与える環境であることに気付くことがもっと多くの日本人の心を救うことになると考えます。
ただ、お互いを認め許しあえる心を持つようにならないと難しいでしょうが…
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