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from: 21世紀さん
2009年03月30日 16時39分13秒
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【主張】千葉知事選敗北 小沢体制刷新への契機に
2009.3.30 03:42
このニュースのトピックス:主張
首都圏の大型首長選として、有権者の動向が注目された千葉県知事選で、民主党などが推した候補が無所属候補に敗北を喫した。
小沢一郎代表の公設第1秘書が逮捕、起訴された西松建設の違法献金事件が、知事選と時期的に重なった。選挙中に小沢氏が最前線で指揮を執ることはなく、街頭演説にも立たなかった。代表続投が多くの有権者に容認されていないと自覚していたからだろう。
この結果が衆院選にどの程度影響するか。もっとも気にしているのも、小沢氏自身のはずだ。
衆院選に勝って政権交代を目指す。秘書逮捕後に小沢氏が述べた進退についての「ものさし」をあてはめれば、敗北を重要な契機ととらえるべきではないか。
鳩山由紀夫幹事長は「(知事選で)直接的に代表の責任問題が生じることはない」と、小沢氏の続投支持を表明してきた。一方、鳩山氏は29日の民放番組では「政権交代が難しいと判断したとき、お互いに責任を取ろう」と、小沢氏と確認したことを明かした。
判断時期は衆院選の直前だというが、民主党は麻生太郎首相に早期解散を求めている。現体制で衆院選に臨めるのかどうか、判断に時間はかけられまい。
知事選で自民党が自主投票を決めたため、「自民対民主」の対決の構図はあてはまらなかった。しかし、民主党は知事選での勝利を「政権交代への第一歩」にしたいと考えていた。
推薦候補は、現職の堂本暁子知事から後継者と位置付けられ、5人の候補の中では唯一、大政党の推薦を得る形となった。そうした条件は生かされず、知名度で勝る森田健作氏の圧勝を許した。
民主党が全県的に強い組織、地盤を持っているわけではない。選挙戦では都市部の無党派層の支持がカギとなる。しかし、党首みずから政治とカネの問題を抱えた状況で、十分浸透を図るのは困難だったと考えられる。
党内では、小沢氏の代表辞任を公然と求める動きは一部で、小沢氏の自主的判断を見守る空気が広がっている。しかし、どの時期の代表交代が衆院選に効果的かといった計算高い議論は、国民の厳しい視線に向き合うものでない。
政治資金の透明化に積極的だった党のイメージは失墜した。その回復に向けた具体的な自浄努力がまだ見えないことも問題だ。-
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