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from: 21世紀さん
2009/04/29 20:33:45
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【話の肖像画】外交の戦略と志(中)前外務事務次官・谷内正太郎
2009.4.29 03:40
このニュースのトピックス:話の肖像画
■改正すべきは憲法9条
--日米関係については
谷内 第一に安全保障面で日本は真に信頼できる同盟国になることが大事です。そのためにも、保有すれども行使せずという国際的には理解されにくい集団的自衛権の憲法解釈の問題に取り組むことなどが必要でしょう。第二に国際平和協力も大国にふさわしい貢献をすべきです。米国のためにやるわけではないが、結果として米国との信頼関係を強化することになります。経済面でも米国との間でFTA(自由貿易協定)などを締結すべく議論を進めるべきです。
--集団的自衛権の解釈の見直しは
谷内 安倍政権時に「安全保障の法的基盤に関する懇談会」が設置され、集団的自衛権や「武力行使との一体化」に関する報告書が出されました。これを踏まえて憲法解釈の見直しを内閣として検討することが必要だと思います。
--自衛隊を海外に派遣するための一般法も課題です
谷内 これまでは特別措置法で自衛隊を派遣してきたが、事態の度に議論するのではなく、一般法を作っておいて派遣は高度の政治判断で行う態勢を作っておく必要がある。一般法は憲法解釈の見直しも踏まえつつ整備すべきです。
--憲法改正は
谷内 現在、未来の内外情勢を考えると、改正すべき点はあると思います。その中で最も重要なのは9条。国家の究極的な存在理由は安全保障で、その根幹があいまいな状態はよくありません。明確な規定にすべきです。
--次官時に取り組んだ「自由と繁栄の弧」とは
谷内 北欧から中東、南アジア、オセアニア、韓国、モンゴルにかけての弧に属する国々と、自由、民主主義、基本的人権などの普遍的価値を共有し、各国にそれらが根付くよう、日本は対話とODA(政府開発援助)などの支援を進めるという構想です。これらの国々が安定し、発展することは国際社会の安定につながり、日本の国益にもなります。(高橋昌之-
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