「Re:【千葉市長選】」
千葉市長選３人が届け出　汚職事件受け立て直し争点
2009.5.31 10:07

このニュースのトピックス：地方自治
　収賄罪で起訴された前千葉市長、鶴岡啓一被告（６９）の辞職に伴う出直し市長選は３１日告示され、無所属の前市議、熊谷俊人氏（３１）＝民主推薦、社民支持＝と、共産党公認の元市議、結城房江氏（６５）、無所属の元副市長、林孝二郎氏（６３）＝自民、公明推薦＝の３新人が届け出た。６月１４日に投開票される。

　与野党対決の構図で、次期衆院選の首都圏の動向を占う選挙となる。汚職事件で揺れた市政の立て直しや、市債残高が１兆円を超える財政の再建などが主な争点。連合は林氏を推薦しており、民主党との間で“ねじれ”が起きている。

　熊谷氏は大規模開発の見直しや情報公開の推進、結城氏は中学卒業までと７５歳以上の医療費無料化などを主張。林氏は入札制度改革や事業の見直しによる経費削減を訴えている。