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from: 21世紀さん

2009年06月13日 19時09分47秒

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【09衆院選】

「210〜220」の攻防「比較第1党」ライン自民、民主両党2009.6.1316:43衆院選「攻防ライン」次期衆院選で政権与党を目指し激突する自民、民


「210〜220」の攻防 「比較第1党」ライン 自民、民主両党
2009.6.13 16:43

衆院選「攻防ライン」 次期衆院選で政権与党を目指し激突する自民、民主両党。両党とも相手を上回る議席「比較第1党」になれるかどうかが最大の攻防ラインになる。定数480のうち、これまでの実績から両党以外の政党が50議席程度を取ると想定すると、210議席を超えて220議席に迫る勢いなら第1党が見えてくる。

 210〜220の議席数は、241の単独過半数を大幅に上回る現有304議席を獲得している自民党にすれば「大敗」と言える結果だ。ただ、産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の最新の合同世論調査(5月17日)では、政党支持率、比例代表投票先ともに民主党が自民党をリードしているため、自民党にとっては「第一党」は現実的な目標だ。

 自民党の古賀誠選対委員長は第一党になれば、公明党と合わせて「与党で過半数はいける」と分析する。公明党が過去3回の選挙で30議席以上を確保しているためで、その場合、自公連立政権は当面維持できる。

 自民中堅は「衆院で過半数を取れば、参院にも影響があるだろう」と指摘する。政権を獲得できなかった民主党内に動揺が生じ、野党が多数を握る参院の切り崩し工作がしやすくなるというわけだ。衆院を巻き込んだ政界再編で主導権を握れるという思惑もあり、無所属の平沼赳夫元経済産業相らのグループとの連携を模索する動きなどが強まるとみられる
ただ自公両党で衆院が過半数に達しても、重要法案の衆院再議決に必要な3分の2以上の議席を獲得するのは困難な情勢で、参院野党の切り崩しがスムーズにできなければ国会運営が行き詰まるのは必至だ。

 一方、民主党の鳩山由紀夫代表は「単独過半数を目指す。その達成に向けて全力を傾注する」と強気の構えだが、単独過半数は、現有112議席の2倍以上の議席数であり、容易ではない。このため、第一党に躍進して社民党、国民新党との連立政権を目指すのが基本戦略だ。赤松広隆選対委員長は獲得予想議席について「今の時点で220ぐらい。社民、国民新両党と無所属議員を合わせて241はクリアしている」とソロバンを弾く。

 選挙担当の小沢一郎代表代行は野党共闘路線を一層推し進める意向だ。小沢氏は「今の政治では駄目だと思う者がお互いに協力すべきだ。争って足を引っ張っているようでは駄目だ」と訴え、社民、国民新両党と民主党との間で残る15の競合区解消に力を尽くす。

 民主党は3党連立の流れを確実にするため、衆院選に向けた「共通政策」の取りまとめを社民、国民新両党に働き掛けている。

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from: 21世紀さん

2009年07月29日 08時26分33秒

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「Re:【09衆院選】」

【イチから分かる】衆院選「勝敗ライン」
2009.7.29 07:35
 ■連立相手で揺れる自民

 衆院選は8月18日公示、30日に投開票される。苦戦必至といわれる自民党は、公明党以外に議席数を増やす「連立相手」が見あたらず、自公両党で衆院の過半数(241議席)を確保しないと与党には生き残れない。この「自公で241議席」が勝敗ラインといわれるのはそのためだ。とはいえ、与党が解散時の334議席から90議席近くも減らしたとき、麻生太郎首相が「それでも過半数だから勝利」と喜べるわけではないだろうが…。(峯匡孝)

                   ◇

 国政選挙の勝敗ラインは、与党側にとっては政権を維持できる議席数を意味する。下回れば首相退陣、そして政権交代だ。ただ、どれだけ議席があれば政権が維持できるかは、党内の政治力学と連立を組む相手によって微妙に違う。

 平成5年の衆院選。自民党は過半数256(当時の定数511)に満たない「227議席」が勝敗ラインといわれた。

 小沢一郎氏ら大量の離党者が出たため、離党者を除いた現有議席を維持できれば「勝利」とハードルを下げたものだが、結果は223議席で敗北。当時の宮沢喜一首相は退陣し、自民党は野党に転落した。

 この時、自民党は衆院の第一党は守ったが、他党が「非自民」で結束。自民党と連立を組んでくれる相手を取り込むことができなかったのが「敗因」だ。

 では単独過半数なら勝利かというとそうでもない。

 任期満了選挙になった昭和51年の衆院選で、初の過半数割れとなった自民党は、当時の三木武夫首相が無所属当選者を追加公認し、なんとか過半数を確保した。

 だが、議席減の責任を問う声が相次ぎ、三木首相は党内勢力に屈した。派閥政治全盛の時代。勝敗ラインは揺れ動いた。

 逆に過半数割れでも続投したのが中曽根康弘元首相。58年の衆院選は田中角栄元首相がロッキード事件の有罪判決を受け、自民党は解散時から30議席以上減らす250議席で過半数を割り込んだ。だが、中曽根氏は追加公認して過半数を得た上で、国会運営を有利に進めるため新自由クラブと連立政権を組んで続投した。

 別な例もある。平成17年の前回衆院選(郵政選挙)は、勝敗ラインが事実上、意味を失った。

 当時の小泉純一郎首相は与党で過半数と設定したが、郵政事業の民営化の是非という一点を問う特殊な選挙になった。結果は自民党だけで296議席と空前の大勝利。勝ち負けのレベルを超え、小泉氏と郵政事業民営化の方針に絶大な有権者の信任を与えた。当然、小泉氏は政権運営で強い指導力を発揮した。

 今回はどうか。

 麻生首相は勝敗ラインの明言を避けている。解散直後の21日の記者会見でも「勝敗ラインを私の口から申し上げるのは慎むべきことだ」とだけ述べた。

                   ◇

 ■民主230議席が勝利か

 優勢が伝えられる民主党は、何議席が勝敗ラインなのだろうか。

 鳩山由紀夫代表は18日の記者会見で「政権交代が実現できるかどうかだ」とシンプルに答えた。つまり獲得議席数はどうあれ、政権交代できれば「勝ち」というわけだ。

 民主党が単独過半数を得て圧勝すれば分かりやすいが、「ギリギリ勝利」もありえる。

 12日投開票の東京都議選のように、民主党が自民党の議席を抜いて衆院でも第一党となれば「勝ち」はぐっと近づく。鳩山氏も「まずは第一党」という。さらに自公が過半数割れすると勝利へ前進する。都議会でも、民主党は単独過半数には至らなかったが、自公が過半数割れしたため「勝利」した。

 実は、参院では民主党は社民党、国民新党、新党日本などを加えてやっと過半数を維持しているにすぎない。衆院でもこの枠組みで連立政権を作ろうとするのが普通だ。そこで衆院選でも、社民、国民新両党の獲得議席を加えて過半数でも勝利という計算が成り立つ。両党の現有議席は11議席。両党に大幅な議席増減がなければ、民主党は過半数から10程度引いた230議席あたりから勝利がみえてくるということになる。

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