「Re:Today's Gendai メール」
　■ Today's Gendai メール ■　2009年9月28日（月） http://gendai.net/
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【１】悪政で壊れたこの国の再建は茨の道
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　八ツ場ダム建設中止を掲げた前原国交相に対する地元の抵抗を見ていると、つく
づく、この国の再生は大変だ。地元民だって、もともと反対してきたダムだ。５０年
かかってもまだできない。工費も青天井で、誰が見ても、工事続行は疑問なのに、
「ダムがなければ生きていけない」という地元民がいる。これぞ、積年の自民党の
悪政のツケなのだ。自民党が私腹を肥やすために公共事業を麻薬のようにばらまき
続けたせいで、日本中が公共事業なしではやっていけなくなってしまった。だから、
無駄な公共事業を止められない。鳩山政権は、麻薬で廃人のようになったこの国を
体質から変えなければならない。これは茨の道になる。

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【２】小沢帰国で注目民主党役員人事はどうなる
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　訪英中だった民主党の小沢一郎幹事長が２７日、予定から２日遅れで帰国した。
突然の帰国延期は「持病の心臓のケアをしてたんじゃないか」なんて憶測も呼んで
いるが、小沢氏の帰国で注目されるのが、党役員人事の行方。なにしろ、山岡国対
委員長の続投と三井国対委員長代理の新任以外は、手付かずなのだ。最大の注目ポ
ストは幹事長代理だ。テレビ嫌いの小沢に代わって、党のスポークスマンの役割を
果たすことになる。枝野幸男や細野豪志ら、大臣・副大臣に就任してもおかしくな
い“大物”の処遇はどうなるのか。

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【３】ＪＡＬ再建　前原直属チームはどこまでやれるのか
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　前原国交相は、日航再建のため「ＪＡＬ再生タスクフォース」を立ち上げたが、
どこまでやれるのか？　一企業の救済と併せて航空行政全般をどうするかという構
造的な問題の解決が必要となるが、ＪＡＬはいつ資金ショートになってもおかしく
ない状態で、再建は時間との闘い。チームのメンバーは法律や実務に強い再建屋で、
構造的な解決構想は持たないし、そのような時間もないため、再建は緊急救済的な
措置にならざるを得ないのではないか。