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from: 21世紀さん
2010年04月02日 14時32分47秒
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自民・若林参院議員が辞職=偽装投票で引責-計10回、「魔が差した」
自民党の若林正俊元農林水産相は2日午前、国会内で江田五月参院議長に会い、議員辞職願を提出した。先月31日の参院本会議での採決時に、隣席の青木幹雄前参院議員会長の投票ボタンを勝手に押した問題の責任を取った。辞職願は同日午前の参院本会議で全会一致で許可された。若林氏は辞職後に記者会見し、青木氏の投票ボタンを押したのは計10回に上ったことを明らかにし、理由については「魔が差した」と語った。
「偽装投票」という議会制民主主義の根幹を揺るがす今回の不祥事に、与野党には大きな波紋が広がっている。特に党勢低迷に苦しむ自民党にとっては、夏の参院選を控え一層の打撃となるのは確実だ。
若林氏は先月31日、2010年度のNHK予算などが採決された参院本会議で、議場にいなかった青木氏の代わりに投票ボタンを押した。若林氏は2日の会見で「席を離れた青木氏のボタンを押してしまった」と事実関係を認めた上で、「国会議員として許されざる行為で、責任の重大さを自覚している。魔が差したとしか言いようがない。国民の皆さまに申し訳ない」と陳謝した。
青木氏から依頼があったかどうかに関しては「依頼は全くない。(今回が)初めてのことだ」と否定。他議員の投票ボタンを勝手に押したのは、先月31日の本会議以外にはないと説明した。
これに関し、青木氏は2日午前、国会内で記者団に「(若林氏)本人からの電話で初めて知った。想像もできないことだ」とコメントした。
若林氏の行動をめぐっては、民主党が1日、「国会の議決を不正行為によってゆがめた恐ろしい事案で、断じて許せない」として懲罰動議を提出。自民党執行部は「弁解の余地はない」として、議員辞職による早期収拾に動いていた。
若林氏は衆院議員を3期務めた後、参院長野選挙区から出馬して当選2回。環境相、農水相などを歴任した。夏の参院選に出馬せず、今期限りでの引退を表明している。公選法の規定により、若林氏の辞職に伴う長野選挙区の補欠選挙は行われず、同選挙区は参院選まで欠員1となる。(2010/04/02-13:33)
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