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from: 22世紀 - 3さん
2010年10月29日 23時36分00秒
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中国、首脳会談拒否
中国、首脳会談拒否「日本が雰囲気破壊した」2010年10月29日(金)22:25【ハノイ=大木聖馬】東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会議出席のため
中国、首脳会談拒否「日本が雰囲気破壊した」
2010年10月29日(金)22:25
【ハノイ=大木聖馬】東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会議出席のためにハノイを訪問している中国外務省の胡正躍外務次官補は、29日夜、中国の温家宝首相は、ハノイで菅首相と会談しないことを明らかにした。
胡次官補は同日午前行われた前原外相と 楊潔チ ( ようけつち ) 外相との日中外相会談に関して、「日本は中国の主権を侵す不誠実な言論をまき散らした。日本側が(首脳会談を行うための)雰囲気を破壊した」などと日本を批判した。これにより、修復に向かっていた日中関係に影響が出ることは避けられない見通しとなった。(「チ」は竹かんむりに「褫」のつくり)
胡次官補は、香港メディアなどを呼び、日中首脳会談の取りやめを公表した。日本側が同日夜、首脳会談は行われるとの見方をしていた中での突然の発表だった。
この中で、胡次官補は外相会談について、「日本側が外相会談の内容について、事実と異なる言論をまき散らした」と日本側の発表内容を非難。その上で、「日本側のふるまいは、両国の指導者がハノイで会談をする雰囲気を破壊した。これによって生じる結果は日本側が完全に責任を負わなければならない」と断言した。
日本側の説明によると、外相会談では、尖閣諸島を巡り、前原外相が「尖閣諸島に領土問題は存在しない」との考えを示したのに対し、中国側は反発。また、東シナ海のガス田開発では、前原外相が条約交渉再開を求め、ガス田「白樺」(中国名・春暁)への機材搬入についての説明を求めた。
胡次官補らによると、楊外相は「釣魚島(尖閣諸島)の問題における原則的な立場を述べ、釣魚島とその付近の島々は古来、中国固有の領土と強調した」という。国営新華社通信は、楊外相が「厳正な立場を改めて表明した」としている。
胡次官補はさらに、中国側は日中関係発展を推進してきたと主張した上で、「日本はASEAN関連会議の期間でもメディアを通じて絶えず、中国の主権と領土保全を侵犯する言論をまき散らしてきた」と語った。
中国では現在、反日世論が高まっており、国内での「弱腰」批判を恐れる共産党政権は、日本、特に対中強硬発言を繰り返す前原外相に対し、柔軟な姿勢を見せられない状況にある。
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from: 21世紀さん
2010年10月31日 11時35分18秒
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「Re:中国、首脳会談拒否」
ドタバタ日中首脳会談「会談ありきの菅政権に痛撃」
2010.10.30 23:42
このニュースのトピックス:外交
各国首脳がそろう中、一方的に首脳会談を拒否された上、翌日には非公式と称して10分間の会談を演出させられる-。菅直人首相はベトナム・ハノイで、再び中国外交のしたたかさを思い知らされた。問題は「会談ありき」という菅首相の前のめりの姿勢だ。中国に足元をみられないためにも対中外交の見直しは急務だ。(ハノイ 坂井広志)
30日に急(きゅう)遽(きょ)、菅首相と中国の温家宝首相とで行った非公式会談は懇談と位置づけられた。福山哲郎官房副長官は「自然な形で」偶発的に行われたと説明した。
両首脳が4日にブリュッセルで懇談した際には、菅首相に中国語通訳がいなかった。これが日本国内で批判されたことを意識したのか、今回は「基本的に日本の中国語通訳が対応した」(福山氏)という。形を取り繕うことが続いている。
日中首脳会談は、ハノイ訪問の唯一の成果になるはずだった。29日の「ASEAN+3(日中韓)」首脳昼食会で菅首相は温首相とにこやかに握手した。ところが数時間後にキャンセルの報告を聞くと一転、顔を曇らせた。
日中関係に目を奪われ、中国の“暴走”阻止のカギとなる日・ASEAN関係は空疎になった。菅首相が表明したASEAN域内のインフラ整備への支援策に新味はなく金額も不明だ。これでは東南アジアで影響力を強める中国を牽(けん)制(せい)することはできない。
11月13、14の両日に横浜市内で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に、中国の胡錦濤国家主席を迎え、日中首脳会談を実現できるかどうか。会談の中身より、会談の有無ばかりが取りざたされている。
30日夕、ハノイで行った内外記者会見。最近の中国の強硬姿勢について菅首相は「そんなに決定的なトラブルとは思っていない」と平静を装った。
だが、温首相との会談が実現しホッとしているのが本音のようだ。同行記者団との懇談では疲れた表情を見せながらも「64年生きているとそう簡単にびっくりしないよね」と軽口をたたく余裕を見せた。
中国に振り回されたとの見方に対しても反論した。
「天動説か地動説かだ。向こう中心に見るから、こっちが動いているように見える」
振り回されているのは中国だといわんばかりだ。
中国に今後どう臨むのか。重い宿題を背って、菅首相は31日に帰国する。
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