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憲法20条を考える

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  • from: 21世紀さん

    2011年01月14日 14時47分19秒

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    【金曜討論】

    「東京都の“性描写規制”条例」 都議会公明党幹事長・中嶋義雄vs漫画家・松本零士が激論
    2011.1.14 14:34

    漫画家の松本零士氏 =8月12日午後、東京都練馬区の自宅  過激な性描写のある漫画などの子供への販売を規制する東京都の青少年健全育成条例改正案が、昨年12月の都議会で可決・成立した。改正条例をめぐっては反発を強める出版社が、3月開催の東京国際アニメフェア(実行委員長・石原慎太郎都知事)への参加を拒否するなど、波紋が広がっている。改正条例の是非について、賛成した都議会公明党幹事長の中嶋義雄氏と、反対の声を上げる日本漫画家協会常務理事で漫画家の松本零士氏に、それぞれの見解を聞いた。

                       ◇

     ≪中嶋義雄氏≫

     ■表現の自由侵害しない 

     ◆あくまでも販売規制

     --改正条例に反対意見は多い

     「この条例が規制するのは、あくまで販売の仕方だ。青少年健全育成条例自体は昭和39年に施行されており、これまでも成人向け書籍の区分陳列という販売規制は行われてきたが、表現の自由を大きく侵害したという例は知る限りない。そうした経緯を知らない人が、新たな規制が急に設けられると誤解して、話がこじれた面がある」

     --なぜ新たに規制の範囲を広げる改正が必要なのか

     「表紙だけ見ると普通の少女向けの漫画のように見えるが、非常にハードな性描写を含んだ作品が増えている。しかも登場人物は少年少女だ。こうした作品も、区分陳列の対象にすべきだというのが出発点。描くことは規制しないが、書店では子供の手が届かないところに置かれる必要がある」

     --出版業界は現行の自主規制制度で間に合うと反論している

     「業界の努力は承知している。だが近年、不健全図書に指定された漫画などの約半分は、業界の自主規制団体に属さない社によるもので、実効ある対策が必要だ」

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コメント: 全2件

from: 21世紀さん

2011年01月14日 14時52分48秒

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「Re:【金曜討論】」
「東京都の“性描写規制”条例」 都議会公明党幹事長・中嶋義雄vs漫画家・松本零士が激論 >
2011.1.14 14:34
――条例改正の背景には、店頭に有害図書が蔓延(まんえん)しているという親の訴えがあったとされるが

 「私も子供の親だが、店頭に並ぶ本に気を使ったことはない。誰が青少年を不幸にしようと思って漫画やアニメを描くというのだろうか。わけがわからん、というのが今の思いだ」(溝上健良)

【プロフィル】中嶋義雄

 なかじま・よしお 都議会公明党幹事長。昭和24年、群馬県生まれ。61歳。東京都立大学経済学部卒。公明新聞記者を経て、昭和62年東京・世田谷区議に初当選。区議3期目の平成9年、都議選に出馬し、当選。現在4期目。東京都青少年健全育成審議会の委員も務めた。

【プロフィル】松本零士

 まつもと・れいじ 漫画家。昭和13年、福岡県生まれ。72歳。28年、高校1年でデビュー。代表作に「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」。宝塚大教授、京都産業大客員教授などを務める。日本漫画家協会常務理事として、改正都条例に対する抗議声明のとりまとめにあたった。

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from: 21世紀さん

2011年01月14日 14時50分12秒

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「Re:【金曜討論】」
「東京都の“性描写規制”条例」 都議会公明党幹事長・中嶋義雄vs漫画家・松本零士が激論
2011.1.14 14:34
――改正された条文を見ると、なおあいまいさが残る

 「昨年6月の都議会で改正案がいったん否決されたため、『非実在青少年』など誤解を招いた文言は修正した。ただ実際問題として、全員が百パーセント満足いく条文というのは難しい。だから運用が重要となるが、現状では二重の歯止めがかけられている。まず不健全図書の指定を行うのは都ではなく、行政のほか出版・報道関係者やPTA、都議などを交えた青少年健全育成審議会だ。さらに今回の改正で、慎重な運用を求める付帯決議が付いた。行政にとって、民意を代表する議会がこうした意志を示した意味は大きい」

 ◆作者の意図勘案

 ――指定を受けた場合は、流通に大きく制限を受ける。結果的に表現の萎縮を招くのでは

 「描き手にプレッシャーを与える可能性があるという懸念は理解できる。だから付帯決議では、条例の運用にあたり、作者の制作意図を勘案すること、不健全図書指定の審議は十分な時間をかける-という2つの条件を付けた。これは不安解消に役立つものだと思っている。議会としても今後行政の運用状況を監視していく」

 ――可決を受け出版大手は東京国際アニメフェア不参加を決めた

 「アニメや漫画は重要な文化。私自身も、子供のころ貸本屋に通って以来の漫画ファンだし、都も議会も敵視どころか海外に向けて誇るべき日本の文化として応援していくつもりだ。都と出版業界の対立は、双方にとって大きなマイナスだ」(磨井慎吾)


松本零士氏 作家の倫理観に任せて 

 ◆職業差別だ

 ――改正都条例が成立した

 「描く側が倫理観を根底に持っていなければならない、という点に異議はないが、なぜ対象が漫画・アニメに限られているのか。これは職業差別そのもので、無限大の侮蔑であり、屈辱を感じる。作家個々人の倫理観に任せられるべき問題であり、百歩譲ってこうした条例をつくるなら、対象を平等にしてくれといいたい」
 ――漫画やアニメは子供でも一見してわかるから対象にした、というのが都側の主張だが

 「小学生でも字は読める。全部ひらがなでポルノを書くこともできるわけで、そういうのはいいのか。映画でも、問題になるような場面を前後関係でいくらでも描くことは可能だが、それも構わないのか。奇々怪々だ」

 ――今回の条例は表現の自由の制限ではなく、未成年には売らないというのが条例の趣旨だ

 「表現を世代別に隔離しては、世の中は成り立たないのではないか。私らも子供のころは、大人向けのそういう本を回し読みしたものだが、大人向けの作品を読んで変なことをした友人なんて一人もいない。そうした作品と犯罪とは直接結びつかない。犯罪に走るきっかけは別にあるはずだ。議員の皆さんも子供のころ、大人向けの本を読んだりもして育ったはずで、それを大人になった今、ダメというのはどうなのか」

 ◆国会で議論すべきこと

 ――都条例という形で規制ができたことをどう考える

 「現在ある国の法律で十分ではないだろうか。表現の自由の根幹にかかわる問題で、本来なら国会で議論することがらだ。都条例なのだから、千葉県ならそういう作品を販売していいのかということにもなる。漫画やアニメは産業といって過言ではないと思うが、今回の件で都内から制作会社が脱出していく可能性もあると思う。都に納税している者としても、今回の条例改正は無念だ」

 ――改正条例では以前に騒がれた「非実在青少年」の規定が外れ、大人の過激な性行為の描写も規制対象となったことについては

 「条文もあっちへこっちへと揺れている中、短期間の審議で決めてよかったのか。また不健全図書指定を審議する方々は、清く正しく美しい人ばかりかと問いたい。今回の件は、個人の主観を条例化したような気がしてならない」

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