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憲法20条を考える

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from: 21世紀さん

2010年08月31日 12時35分51秒

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【田中康夫 にっぽん改国】

永田村の政局より「日本丸の政策」を【政治・経済】2010年8月25日掲載「永田村の政局」よりも「日本丸の政策」を、と多くの国民は望んでいます。それも、

永田村の政局より「日本丸の政策」を
【政治・経済】
2010年8月25日 掲載
「永田村の政局」よりも「日本丸の政策」を、と多くの国民は望んでいます。それも、即効性と持続性を併せ持った斬新で大胆な経済施策を。
 ブルームバーグが配信した先週20日の会見に於ける僕の発言を再録すれば、「多くの国民は日銀との話し合いを含めて、受け身、後手、後手ではないかと懸念している」のです。
 然(さ)りとて、生産性を伴わぬ“床屋政談”を繰り返しても詮方無し。与党統一会派を組む国民新党と新党日本は、「二番底を防ぐ緊急処方箋」と「元気の出る日本再生提案書」を、平成22年度当初予算概算要求決定前に菅直人内閣総理大臣宛、提出しました。
 全国全(すべ)ての駅前半径500メートルの電線地中化、隧道・橋梁の緊急点検・強度補強工事、合併処理浄化槽で水洗化率100%達成、コンビニ等24時間営業施設への自動体外式除細動器(AED)設置を始め、「目に見える形で地域の活力と希望と雇用を生み出す」意欲的な事業が並んでいます。それらは、如何(いか)なる人物が宰相を務めようとも、検討すべき提言内容です。合わせて1兆円にも遠く及ばぬ昨年度の決算余剰金と今年度の予算予備費を追加経済対策に投入する程度では、熱中症患者が続出する日本の国土に、“如雨露(じょうろ)”で水を掛けるが如き対応。が、「縮み思考」に陥って久しき日本丸の政治家は、二言目には「財源」はどうするの大合唱です。
 150兆円もの利子も付かずに眠るタンス預金・当座預金等の「冬眠資金」を、無利子非課税国債の発行で吸い上げ、経済対策を実施するだけでなく、「休眠口座」の預貯金活用も敢行すべきです。
 既にイギリスのデーヴィッド・キャメロン首相は、長期間に亘(わた)って出し入れのない預金を金融機関から国家に「寄付」する法改正を行い、それを元手に新たな社会施策を展開する「ビッグ・ソサエティ・バンク」構想を打ち出しています。
“へそくり”預貯金者が他界し、その口座の存在を親族すら把握し得ずに、金融機関の“不労所得”と化している「休眠口座」は膨大な金額。オンライン化しているにも拘(かかわ)らず、その実態はヤミに包まれてきました。
 先ずは郵便貯金の「休眠口座」。続いて過去15年間、法人税を1円も支払っていないメガバンク。地銀、信金、信組、農協、労金等にも正直に自己申告を求めたなら、“M資金”も真っ青な埋蔵金活用で、「元気の出る日本再生」が可能ではありませんか!
【田中康夫】

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from: 21世紀さん

2011年05月29日 17時36分07秒

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「Re:【田中康夫 にっぽん改国】」
【田中康夫 にっぽん改国】
日出ずる国の宰相はサミットでも五里霧中
【政治・経済】
2011年5月18日 掲載
「今後も他国が原子力に拘(こだわ)るなら、寧(むし)ろドイツが新しい代替エネルギー市場で支配権を確立するチャンスだ」。
 アンゲラ・メルケル首相が設置の原子力政策再検討諮問委員会に加わった社会学者ウルリッヒ・ベック氏の発言です。
「脱原発」への再転換を表明したドイツは、2050年迄に電力の80%を再生可能エネルギーとする方針を打ち出しました。総事業費13兆円でイギリスも2020年迄に7000基もの洋上風力タービンを設置し、国内全消費電力の3分の1を賄う計画を発表。原子力大国のフランスも1兆円以上を投じ、大西洋岸で洋上風力発電に着手。2020年には全エネルギーの23%を再生可能エネルギーに転換します。
 他方、稼働停止は2年限定の浜岡原発のみ、とガス抜き“延命”を図った日出ずる国の宰相は、そのノルマンディーのドーヴィルで開催されるサミットで、如何(いか)なるエネルギー政策を開陳するのか五里霧中です。
 1970年代の日本は、太陽電池=太陽光発電の技術開発力も市場占有率も、世界一でした。が、何故か「国策」とならず、今や中国やドイツの後塵を拝する状態。
 ならば、汚名返上、福島、宮城、岩手の各県に2カ所ずつ、太陽光発電パネルの製造事業所を新設し、全国の新築・既存の建造物にソーラーパネル設置を義務付け、被災者の雇用創出と産業の構造転換を行うべき。今後3年以内に事業用・家庭用の電球を全てLED化する法改正も省エネと景気浮揚の一石二鳥。
 無体な話に非ず。白物家電メーカーに福音を与える一方、国民負担を強いた地上デジタル放送は、「国策」で強行突破したではありませんか。
 4月29日、5月16日の予算委員会で、日本を産油国へと大転換する画期的な藻・オーランチオキトリウムに触れました。筑波大学の渡邉信教授が昨年発見したオーランチオキトリウムは1ha当たり年間1万トンの炭化水素を生成します。光合成に頼らず、有機排水をエサとしてオイルを生み出す画期的なエネルギーシフト。奇しくも今回、津波で塩田化した農地2万haの面積で、日本の年間石油消費量を賄える計算。現在の石油価格と十分に張り合えるコストで生産可能です。
 今週末21日22時〜のBS11「田中康夫のにっぽんサイコー!」では渡邉氏を迎え、その夢の実体を語り尽くして頂きます。
【田中康夫】

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