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from: 21世紀さん
2011年08月15日 21時51分10秒
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戦没者追悼式 参列者、一層の世代交代 「妻」1%未満
66回目の終戦記念日を迎えた15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれた。菅直人首相は約310万人の戦没者を哀悼し、不戦の誓いを新たにした。高齢化に伴い、戦没者の妻は参列した遺族の1%に満たない。
全国の遺族4817人のほか、天皇、皇后両陛下、横路孝弘衆院議長、各政党代表者らが列席。菅首相は式辞で、「多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に多大な損害と苦痛を与えた」と、1993年の細川護熙首相(当時)以降引き継がれている加害責任に言及した。さらに東日本大震災にも触れ、「我が国は、戦後の廃虚から立ち上がり、困難を乗り越えてきた。被災地を、そして日本を、必ず力強く再生させる」と、復興を誓った。岩手、宮城、福島の被災3県からは計139人の戦没者遺族が参列した。
参列者全員による黙祷(もくとう)、天皇陛下の「おことば」の後、追悼の辞が続いた。戦没者遺族の代表は、父の河西東さんがフィリピン東方の海で戦死した河西佐智子さん(67)=甲府市。「悲惨な戦争の苦悩を身をもって体験した私たち遺族は、この悲しい歴史を二度と繰り返さない」と述べた。
参列者の世代交代は著しい。20年前は戦没者の妻が2700人余と全体の4割を占めたが、今年の出席見込み者は43人(0.9%)で過去最少を更新。父母の参列は2年ぶりになかった。一方、子どもは3180人と全体の3分の2を占める。孫を含む戦後生まれは過去最多の451人にのぼった。
asahi.comニュース2011年8月15日12時12分.-
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