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  • from: 22世紀さん

    2011年10月27日 19時42分31秒

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    ギリシャ救済

    [パリ 27日 ロイター] バロワン仏経済・財政・産業相は27日、ギリシャ救済に向けたユーロ圏首脳の合意は実質ユーロを救済することになる野心的でグローバルな対応だと指摘した。

     バロワン経済相は、RTLラジオのインタビューで「(今回の対応は)事態の打開、経済回復、ユーロ圏と世界成長の安定につながる」とし「その意味で、野心的でグローバル、かつ信頼できる対応だ」と述べた。

     合意はユーロを救ったかとの質問に「もちろんそうだ。危機拡大のリスクがあり、システミック危機の様相を呈していた」と答えた。

     合意は信頼再構築に向けた最初の一歩だが、来週カンヌで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議が一段の措置を打ち出す必要があるとの認識も示し「G20は、財政立て直し中の国々がその取り組みを継続するための適切で具体的な措置、グローバルな活動を支援できる国向けの具体的な措置を講じる必要がある」と述べた。

     26日、ユーロ圏首脳会合に先立ち開かれた欧州連合(EU)首脳会議は、域内の銀行に、2012年6月末までに狭義の中核的自己資本(コアTier1)比率を9%に引き上げることを求めることで合意した。欧州銀行監督機構(EBA)は、この基準を達成するために追加で1060億ユーロの資本調達が必要との試算を示した。バロワン経済相は、フランスの銀行については88億ユーロの調達が必要だが、公的資金を注入する必要はないと述べた。

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