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from: 荒野の素浪人さん
2010年01月31日 02時41分42秒
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公共の電波=東京の民放テレビキー局が創価学会のCMを解禁か
公共の電波が創価学会のCMを解禁するのは問題じゃないのか
2010年01月30日10時00分/提供:ゲンダイネット
スポンサーの「CM離れ」が深刻になっているテレビ界。ここにきて民放各局がある重大な決断を下した。間もなくテレビ東京が創価学会のCMの放送を“解禁”し、他のキー局も順次放送を開始するという。久本雅美ら学会員タレントがCMに起用される可能性もありそうだ。
すでに創価学会はローカル局やラジオ局など電波系メディアにCMを大量に出稿している。タクシーに乗って、ラジオから「創価学会〜♪」というCMが流れてくるのを聞いたことがある人も多いのではないか。
しかし、影響力がケタ違いの全国ネットのテレビ放送となると話は別。テレビ局内でも創価学会のCM解禁には慎重意見が相次いだという。
「フジテレビと日本テレビが08年10月から『創価大学』のCMを放送して、話題になったことがあります。ちょうどその頃、衆院解散が近いとみられていたため、フジと日テレの局内では報道スタッフを中心に“選挙、学会、公明党の報道に支障をきたすのではないか”という指摘があったそうです。今夏も参院選があって、状況は1年半前と重なります。創価学会がスポンサーになって、報道の公平性が担保できるか疑問です」(マスコミ関係者)
そもそも、かつてテレビ局はパチンコ関連、宗教団体関連、ハイリスクの金融商品のCMを不文律で禁止してきた。それが08年のリーマン・ショック以降、なし崩しになり、今やパチンコ台やFXのCMが普通に流れている。そして、創価学会のCMがついに解禁……。
メディア論が専門のある大学教授がこう言う。
「信教の自由がある日本で、宗教法人がCMを流すことが一概に問題とはいえません。むしろ心配なのが“背に腹は代えられない”と次々に『禁断の果実』に手を出すテレビ局の姿勢です。放送倫理について、もう少し真剣に考えてもらいたい」
一番ツライのは創価学会に興味のない視聴者だが……。
(日刊ゲンダイ2010年1月27日掲載)
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