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from: 21世紀さん
2010年03月04日 22時42分53秒
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同じ数だけ疑問符が付く「池田大作」創価学会名誉会長の顕彰ラッシュ
創価学会にとっては、何よりの慶事に違いない。何しろ、このところ池田大作名誉会長(83)が海の向こうから称えられる〝顕彰ラッシュ〟が続いているのだ。が、その内実を見ると、疑問符の方もラッシュで……。
それにしてもその顕彰ラッシュは凄まじい勢い。例えば米国からのものに限ってざっと聖教新聞で拾ってみても、今年2月だけで、
〈アメリカマサチューセッツ州ド院議会池田SGI会長に顕彰状〉(23日)
〈アメリカニューヨークの行政機関 SGl会長に顕彰状〉(17日)
〈アメリカ下院議員 SGI会長を顕彰〉(2日)
という具合。中でも極めつきは、昨年2月4日付の同紙1面トップ記事。何でも、目下、あのトヨタのリコール問題で注目を集めている米連邦下院議会が、何故かキング牧師の誕生日(1月15日)を記念して、池田センセイに『議会顕彰』を贈ったそうなのだ。
記事では、発議者だというハンク・ジョンソン連邦下院議員が読み上げる形で、
〈米国下院議会は(中略)池田大作SGI会長を『平和と正義の使者』と命名します〉
と証書も紹介。これを読む限り、連邦議会が正式な議決を経て発行した証書と思えてしまうではないか。
300の大台
ところが、だ。
「これにはいろいろカラクリがあるんです」
と、学会と対立する宗門系の新聞『慧妙』関係者がこう明かす。
「まず、聖教新聞で紹介している証書の翻訳がおかしい。正確に訳すと、顕彰しているのは議会ではなく議員個人。証書の署名も議員ひとりだし、授与式も、議事堂にある議員の個人オフィスで行われている」
実はそのジョンソン議員、
「アメリカSGlの熱心な会員。ネット上の百科事典にも明記され、かつてワシントン・ポスト紙でも30年来の会員だと報じられた」(同)
というから、要は、学会員が〝うちのセンセイはエライ!〟と宣言したという手前味噌的なものらしい。
「その種の証書はいわば感謝状のようなもので、下院議員が勝手に乱発することで有名。議会で〝誰々を賞賛する〟と発言するだけで議事録に残りますから。日本と違い米下院議員は党から選挙資金を貰えず任期も2年と短いので、選挙のために有力な支援者にそうした感謝状を乱発するんです」(ニューヨーク市立大の霍見芳浩教授)
ちなみに、2年前の池田氏の誕生日(1月2日)には、同議員の発意で連邦議事堂に星条旗が掲揚されたそうだが、「議員に十数㌦払えば誰でもやってもらえる」(同)
学会広報室は、「米国に確認しないと答えられない」
と言うのみだが、ジャーナリストの乙骨正生氏は、
「海外の大学からの名誉博上などの称号も多く、その数は現在280近い。このままいけば300の大台も時間の問題でしょう。とりわけ今年は会長就任50周年で、5月は学会創立80周年という節日の年。そのタイミングで大台達成を目指しているのでは」
果たしてどれだけ有難味があるのか、疑問符も大台に乗りそうなのだ。
「週刊新潮」平成22年3月11日号
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