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創価学会SGIを本音で語ろう

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  • from: 22世紀さん

    2010年09月23日 21時59分25秒

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    池田大作「権力者」の構造

    戸田先生は、私がそれまでに会った、どのタイプにも属さない人であった。ぶっきらぼうのような口調でありながら、限りない温かささえ感じられた。私の先生をみつめる視線が、しばしば先生の視線にぶつかった。私は戸惑い、眼を伏せて、しばらくして顔をあげると、先生の視線はなおも私に注がれているようでならない。おかしなことだったが、いつか旧知の親しさという感情を覚えたのである。
     話が終わると、友人は私を先生に紹介した。先生は、ほう、といいながら、眼鏡の奥から眼を光らせて、一瞬、私の顔をまじまじと見てとった。そして、何かを知ったように、なんとも人懐こい微笑をうかべていったのである。
    『君、いくつになったかね』
     私の旧知の感情は、即座に答えた。
    『十九歳です』
    『十九歳か』と、先生はなにかに思いあたるようにいった。『十九歳といえば、僕が東京に出てきた時だ。北海道から、おのぼりさんで、はじめて東京に出てきたのだよ・・・・・』
     先生はその時、仁丹をかみながら、煙草をふかしていたと記憶する。私は、そのころ抱いていた、人生上の、また社会上のいくつかの疑問を自然に質問せざるを得なくなっていた。
     ――正しい人生とはどういう人生をいうのですか。真の愛国者とは? 天皇制について? 仏法の神髄とは?
     先生の解答は、はなはだ、直截で淀むところがなかった。苦もなく答えているように思われたが、それは正しく頭脳の回転の速さを示していた。衒いもなく、嘘もなく、確乎としたものの本体を語っているようであった。私は充分に満足し、真理がこれほど身近にあることに、生れてはじめて感動したことを覚えている。
     この夜から、十日後の8月24日、私は日蓮正宗に入信し、創価学会員となった」(池田「〝人生に負けてはいけない〟」、『私はこう思う』所収、なお池田『人間革命』二での記述も、より粉飾されているが、これと同様の骨子である)
     池田はここで、会場を本部から(蒲田の)友人宅に、折伏時の雰囲気、心理等を変更した。が、より重要なことは対者を、小平芳平から戸田にすり替えたことである。池田は『聖教新聞』(昭和32年10月18日)にも、会場が本部で、折伏者が32年時の教学部長・小平芳平だったことを明言している。
    「私が信仰したのは、丁度今から十年前の8月24日です。・・・・・折伏されたのは、前の本部です。前の本部は会長先生が事業をなさっていらっしゃった二階の八畳と六畳の二間でした。・・・・・そこで多くの広宣流布の人材が毎日会長先生の御講義をきいたんです。私はそこで教学部長から折伏されたんですよ」
     本部と蒲田との情況は、哲学のいい話があるが来ないかと、学校時代の友人に誘われたこと、池田の別の友人も同行したこと、その友人は入信しなかったこと(この場面を描いた池田『人間革命』二では、「二人の友は、決心がつかない――と、《入信手続きを》拒否した」とある)、人生が話題になったことなど、あまりに類似点が多いが、蒲田が前、本部がその後の出来事で、小平芳平(のちに、公明党参院議員)が池田の決をとった(入信を決意させる)としてもよい(なお戸田とともに戦時中、投獄された矢島周平は、「池田を折伏したのは私だ」と語っている。彼は矢島秀覚と名のり、埼玉県・大宮の正因寺で住職を子息に譲って隠居しているが、当時、座談会場に戸田はいなかったとしている。筆者は矢島説を裏つ゛ける客観資料を持たないから、ただ紹介だけしておく)。
     が、それでも戸田の講話、人格にうたれたにもかかわらず、五時間も締め上げられ、理論に負けてシャクにさわるという矛盾はまるで解消されない。
     池田が戸田の講話に感動したというのは明らかに捏造である。だが、さらに注目されるべきことは、池田がこれらの嘘を年齢の一致という嘘の伏線、下ごしらえとした点にある。すなわち、池田は、出会い時の池田19歳、戸田48歳という年齢を会長就任という自らの跡目相続の正統性の論拠とした。

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