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創価学会SGIを本音で語ろう

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  • from: 22世紀さん

    2011年06月21日 18時15分15秒

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    池田大作「権力者」の構造

    池田大作「権力者」の構造 投稿者:管理人 投稿日:2011年 6月21日(火)17時26分23秒   通報 返信・引用
    第二章 偽造の履歴

     創価学会との出会い

     昭和22(1947)年8月14日は池田にとって、記念すべき転生の契機となった日付だった。その日、彼は創価学会に初めてふれ、以後、半信半疑のうちに創価学会員としての生活を始める。創価学会との出会いは、それ以前の要領を得ない生活から池田の足を洗わせ、彼を確信ある男に仕上げていった。それは新生に等しい、彼の生涯の画期となる事件であり、その池田に持った意味は強調して、し過ぎることはない。
     しかし、その遭遇は、のちに創作された入信神話(これについては後述する)のようには神秘的でも劇的でもなかったし、それからの道程も坦々たる一本道ではなかった。
     池田は昭和30年ころ、宗教学者のインタビューに答えて、入信前の心理や座談会の模様、入信までの経緯や信者としての生活等を語っている(小口偉一編『宗教と信仰の心理学』新心理学講座から引用)
     インタビューでの池田の回答は、いくつか細かな事項が、一般に行われている説と相違するが、宗教学者・日隅威徳はもっとも事実に近く、かなり率直なものと見ることが出来るとしており、少なくとも池田の当時のいつわらぬ心境を察知するには十分である(池田に関する資料は発表年時の古いものほど、ことに会長就任前のものほど、信憑性が高いといえる)。以下、それを敷衍するかたちで彼の入神の状況とその後の生活を見てみよう(『宗教と信仰の心理学』からの池田発言の引用に限って《 》で括る)。
    《終戦の反動でなにかやりたいという気持ちがあって、学校時代の友人にさそわれて創価学会の本部へ行きました。その友達は哲学のいい話があるがこないか、とさそったのです。私は友人と二人で行ったのですが三、四十人もいたでしょうか。五時間くらいもそこで締め上げられたのです》
      ふつう池田と創価学会(戸田)との出会いの場は、蒲田の焼野原にあった。池田の小学校時代の友人宅で行われた座談会の席上とされている。
    「私が信心したのは満18歳のときで、小学校の同僚で女の人から折伏されたのです」(『聖教新聞』昭和34年2月6日)
     とあるように、池田は小学校の同級生である三宅ゆたか家の次女に誘われ、創価学会の集まりに出かけたのが最初である。池田は彼女に好意を持っていたので、それに魅かれて出席した(『週刊文春』昭和55年6月19日号)。そしてその後、この『宗教と信仰の心理学』にあるように、西神田にあった日本正学館内の創価学会本部へ出かけた。「五時間くらいもそこで締め上げられた」は強引な折伏の様子と、それに対する池田の、いまだ健全な心事を推察させる。
     このころ、新興宗教は、第一次大戦前後の大本教に代表される第一期、日中戦争開始までの大本教、ひとのみち、生長の家、霊友会などの第二期の後を受けて、「神々のラッシュ・アワー」といわれる第三の隆盛期を迎えていた。
     敗戦直後の庶民は天皇制宗教の衰微、家族制度の変改、経済的思想的混乱等に見舞われ、先行き不安感を深めていた。そのような社会心理状態は、国家と神社神道の完全な分離を命じるGHQの神道指令や宗教団体法の廃止、宗教法人令の公布施行などの一連の信教自由化策と相まって、個人の現世利益を説き、崩れ去った天皇の権威にかわって心の拠りどころを示す新興宗教の形成と成長に絶好の基盤を提供していた。
     池田もまた「なにかやりたい」と思うものの、生活規範となる信念や、生活の基礎というべき健康を得られずに、拠りどころを求める一人であり、創価学会も再建とはいえ、新たな旗揚げにかわらぬ群小教団の中の一つだった。両者の出会いは、多くの教団の中から池田が創価学会を意図的に選んだのでもなく、病・貧・争に悩む無数の青年のうちから創価学会が池田に目をつけたのでもなく、まったくの偶然に過ぎなかった。


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