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  • from: 22世紀さん

    2011年06月24日 21時18分03秒

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    池田大作「権力者」の構造

    池田大作「権力者」の構造 投稿者:管理人 投稿日:2011年 6月24日(金)21時16分24秒   通報 返信・引用
    強信の契機――日本正学館入社

    《二年目に『立正安国論』の講義を聞いてから、よし、よい勉強しようと考えるようになりました》
     日蓮が正嘉一年の大地震を契機に著し、立正安国の理想を述べ、世人が邪法を捨てて信仰を改めれば、三界は仏国となり、十方は宝土となろうという『立正安国論』は、会の教義に対して池田を積極的に構えさせたようである。
     もっとも池田『人間革命』三には、昭和23年9月、第七回法華経講義後の質問会での戸田の回答――昭電疑獄にふれて、悪徳政治家は不良息子と同じだ、不良息子を強折して更生させるように、一国のためにも広宣流布しかない、という――が、強信へのきっかけとなったとしている。
     いずれにしろ、ある程度開けた社会的視野が彼を会活動に近つ゛けたのであろうか。その年8月、彼は大石寺での夏季講習会に初めて参加している。
     だが、池田はまだ、「この教団が発展すれば世の中が変り、やがて世直しが実現し、日本の国もよくなる、と確信してますます布教に熱を入れることになる」(高木宏夫『日本の新興宗教』)という信者の段階には、達していなかった。彼は自分を養うに精一杯であった。
     その年4月に、池田は蒲田工業会への勤務のかたわら、各種学校の一つである大世学院(のちの富士短期大学、現・東京富士大学)政経科夜間部に入学している。同校教務課によれば、その入学資格は旧制中学卒業となっていたが、敗戦後の混乱の尾を引く当時のこととて厳密なものではなく、池田の入学も難なく許可したのだという。
     池田は、「よし、よい勉強しよう」とあるように、学校に対しても、創価学会に対しても学ぶ態度にあり、その意味では自己に完結する教養主義にとどまっていた。社会性ではなく、その秋内定した戸田経営の日本正学館への入社が、池田に戸田を、ひいては創価学会を身近に感じさせ、教義を勉強する気にしむけたのだと思われる。
     昭和23年は東宝争議など敗戦直後における労働争議件数のピークの年であり、国民経済はまだ混迷のうちにあったばかりか、翌24年にはドッジ・ラインを強行されて中小企業の破産や失業者の増大など、深刻な恐慌状態に陥る。
     そのような混乱と経済的動揺の中での日本正学館への入社は、池田にとっては身にあまる抜擢と考えられたことであろう。実際、印刷工場勤務、大世学院在学中といった池田の経歴では、どのような小出版社でも入社は困難だったに違いないし、まして出版社は池田の志望する文筆業に近接する企業でもある。
     彼は22年から勤めていた蒲田工業会を23年暮れに退社しているが、同工業会の上司だった小田原政男は、「手放したくなかったんだが、将来、文学で志を立てるといっていたので『雑誌記者になるので・・・・・』といわれたときには、引き止められなかった」といっている(央、前掲書)。
     池田が深く戸田の恩に謝し、彼への忠誠を心のうちに期したことは想像に難くない。
    「三年目の8月に戸田さんの出版に小僧から入りました。信用組合にも入っていたんですが、アパートに住んで、給与もなく乞食同然で苦しくてしかたなかったんです」
     この一条は「出版」の前に「信用組合」に入っていたようにもとれ、接続等が不分明である。「戸田さんの出版」とは日本正学館であり、一般にはそこへの入社は24年1月3日とされている。「信用組合」は戸田が専務理事を務める小口金融専門の東京建設信用組合をさし、その正確な設立年月は詳らかにしないが、原島崇『創価学会』、池田『人間革命』四にはいずれも24年秋とあり、正学館以前の、東京建設信用組合への入社は不可能である。
     あるいは、東京建設の正式許可が24年秋ということで、戸田はその前から、戦前の日本商事等経営の経験を生かして手形割引や金貸し業を無許可で営み、池田も正学館入社以前に、その手伝いをしていたのかもしれない。




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