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  • from: 21世紀さん

    2011年11月20日 17時14分55秒

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    信濃町探偵団―創価学会最新動向

    2011年11月 信濃町探偵団―創価学会最新動向
    投稿日: 2011年11月14日 作成者: okkotu
    ●原田会長が再任

    ・10月22日付「聖教新聞」「学会の会長選出委員会行う 原田会長を再任」
     「創価学会の会長選出委員会(議長=山本武総務会議長)が、21日午前10時半から東京・信濃町の学会本部別館で行われ、全員の賛同で原田稔会長を再任した(2期目)。同委員会に引き続き行われた最高指導会議(秋谷栄之助議長)は、これを承認した。同委員会は、原田会長の任期(5年)が11月17日をもって満了となることから、創価学会会則に基づき次期会長選出のため行われた}

     ※創価学会会長の任期は、会則において5年と定められている。原田稔現会長が、秋谷栄之助前会長の後任として会長に就任したのは平成18年の11月。今年の11月で5年の任期が終了することから、原田会長が再任となるのか、あるいはポスト池田大作体制を視野に入れて、新体制となるのか、その帰趨が注目されていた。
      本誌の133号で紹介したように、平成13年に原田氏は参院選挙での惨敗などを背景に自己批判・自己総括を余儀なくされるなどしている。またそもそも昭和54年に池田大作会長が日蓮正宗との第一次の対立の結果、教義違背などの責任をとって辞任した際に、辞任に反対しなかったとして、山崎正友元創価学会顧問弁護士や原島嵩元教学部長、野崎勲青年部長などとともに、辞任を推進もしくは容認した人物であるとして、池田氏から「悪の4人組」などと非難されていた経緯もある。
      それだけにもともと学会本部の事務総長を長く務めるなど、どちらかといえば事務型の宗教官僚の原田氏はショートリリーフであり、本格的なポスト池田大作体制を構築するにあたっては、創価学園や創価大学出身である正木正明理事長や、谷川佳樹学会本部事務総長への交代も取り沙汰されていた。
      だが池田氏の健康状態の悪化や、矢野絢也元公明党委員長による創価学会の国税調査妨害問題の暴露などにより、創価学会は現在、組織の存亡にかかわる危機的状況にある。そうした状況下では冒険は許されない。結果的に堅実な事務型官僚の原田氏の続投に落ち着くこととなったものと見られる。
      もっとも秋谷前会長は平成18年の7月に5期目の続投となったが、わずか3カ月後に事実上更迭され、原田氏へと交代しているだけに、原田氏が5年の任期を全うできる保障はない。

    ●新環境対談……福島原発事故を受けて路線修正??

    ・10月30日付「聖教新聞」「ヨーロッパを代表するドイツの環境学者 E・ヴァイゼッカー博士と池田SGI会長の対談始まる」「月刊誌『潮』12月号から連載 『地球革命への挑戦』」
     「池田SGI会長と、欧州を代表する環境学者のエルンスト・フォン・ヴァイゼッカー博士の対談が、月刊誌『潮』の12月号から開始される。タイトルは『地球革命への挑戦――人類と環境を語る』(中略)折しも、福島の原発事故を受けて、人間と自然の関係、エネルギーの在り方に根本的な見直しが迫られる時だけに、注目すべき対談となろう」

     ※トインビー・池田大作対談で原子力の平和利用すなわち原発を推進・容認していた池田大作氏。そうした池田氏の意向を受けて公明党は、原発政策を推進し、プルトニウムを燃やすプルサーマル計画まで容認していた。また創価学会の外郭出版社である潮出版社の月刊誌「潮」が、原発を推進する電気事業連合会の広告を多年にわたって掲載していた事実も、すでに本誌は報じている。
      こうした不都合な事実を糊塗するために、おそらく「潮」における池田・ヴァイゼッカー対談では、原子力の平和利用に対する警鐘や抑制をアピールする可能性が高い。
      それにしても「週刊文春」で「脳梗塞」を発症したばかりか、「認知症」も進んで他者を認識できないとまで指摘されている池田氏に対談など可能なのか。「週刊文春」記事もその事実を指摘しているが、これに対して創価学会は「連載対談は近年の往復書簡をまとめたものです」と答えている。
      かつて「大作の代作グループ」である「特別書籍部」の責任者だった原島元教学部長は、池田氏と海外要人や学者などとの往復書簡も、「大作の代作グループ」がまとめたものであることを明らかにしているが、おそらく「潮」で始まる新連載対談もそうした類なのだろう。それにしても池田氏の名前で出すためには本人の了解が必要なはず。仮に「脳梗塞」や「認知症」の影響で、対談内容を把握・理解していないにもかかわらず池田大作名で出しているとすれば問題だ。羊頭狗肉どころか詐欺的行為という以外ない。

    ●またまた香峯子蘭を宣伝

    ・10月4日付「聖教新聞」「美しく咲き誇る香峯子蘭」
     「シンガポールで育てられている“香峯子蘭”が、美しい花を咲かせている。〓香峯子蘭〓は、『シンガポール国立植物園』が2007年、新種の蘭に、池田SGI会長夫人の名前を冠し、『デンドロビューム・カネコ・イケダ』と命名したもの。(中略)シンガポールの国花である『蘭』。同国には新種の蘭に国賓や著名人の名を付けて贈る伝統がある。これまで、南アフリカのマンデラ大統領などに贈られてきた。デンドロビュームの花言葉は『真心』『思いやり』である。いかなる困難があっても、友のために尽くし抜く創価の母たち。その気高き姿を映すかのように、“香峯子蘭”が可憐に咲き誇る」

     ※池田大作夫人というだけで宣揚に宣揚が続けられる池田かねさん。2007年以来、「聖教新聞」は「香峯子蘭」が咲く度に紹介記事を続けている。そういえばかの国にも「金正日花」というのがあり、「金正日花」が咲くとテレビで大々的に宣伝。「金正日花」のバッジや歌まで作られているという。そのうち信濃町の三色旗を掲げた売店でも、「香峯子蘭」の絵葉書やバッジが売られるかも。

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