「Re:メリークリスマス」

　　もう４，５年前の話になるのですが、智ちゃんがご主人になられるR君の話をしている時、

　「もう、彼の下宿にいくと、ゴミみたいなガラクタが、引き出しに一杯あって、大事そうにしまってあるんです」

　と驚いていたので、

　「それはアーケオローグという分野に興味があるんでしょ？」

　と話した事があった。

　アーケオローグの語源は、ARCH　を語源とする、　ARCHEOLOGUE

　と書くのですが、意味は日本語だと考古学者という平たい意味ですね。

　ARC　がつくと神秘的な分野の必ず関係するから、
　霊感が何かしら働いているか？呼応しているか？
　と考えるのが、言葉の意味を知っていると予想がつくんです。

今は、ローヌ河にもぐって、なまずの生態を観察しています、、

とこの前言っていた。

ローヌ河は、リヨンという大都会の真ん中を流れる、ジュネーブのレマン湖から水がきている

　起源学と訳した方が、いいかも知れないと思っていた。

他者のユーマニズム

　アーケオロジーの事を、エマニュエル、レヴィナスが書き残しているはずと思い、本をぺらぺら捲ってみた。

　今日は、１２月２５日は、フランスに帰化したユダヤ人レヴィナスの命日でもあります。


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　いかなるものも、告白に晒され、告白のうちでみずからを同等化し、つまりみずからを真実とするようなことなく、こっそりと、いわば密輸的に意識的な自我のうちに入りこむ事は出来ない。

それ故に、あらゆる合理性は、起源、原理の発見＜何故？と懐疑する事ですよね？＞に帰着するのである。

理性とは一個の、考古学＜起源学＞ARCHEOLOGIEアーケオロジーなのであり、
そしてこの、「アーケオロジー」という合成語は、冗長な反復なのである
主体それ自身の知解可能性もこうした起源ヘノ甦及のうちにしか存在することは出来ない。

その運動こそが、＜知識学者｜＞が言う、自我の存在そのもの、自己自身の、＜自らを置くこと＞に他ならない。

＜自我＞の反射能力＜反省性＞とは
起源の起源であるという事態以外のなにものでもないのである。


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アミアン大聖堂の聖職神父さんだけ入れる聖域にある、祭壇の画です。

夥しい天使と白い鳩ですね。