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from: かにこさん
2009/09/29 18:53:17
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拾得ハリネズミ、新飼い主へ…松江署
読売新聞より
http://news.biglobe.ne.jp/animal/410/ym_090929_4105295001.html
数人が希望、月末に選定
拾得物として松江署に6月に届けられたヨツユビハリネズミの飼い主が現れないまま3か月たった。
遺失物法の定めでハリネズミは島根県の所有物(県有物品)となり、同署は引き取りを希望する人に今月末をめどに売り渡す。
ハリネズミは6月3日、発泡スチロールの箱に入れられ、同市東川津町の駐車場に捨てられていた。
箱には未開封のネコ用のエサなどが入れられていた。
拾得されたハリネズミを3か月間世話したのは、同署地域課の佐崎徹也巡査長(29)。
小動物を飼った経験はなかったが、飼い方を調べて引き受けた。
飼育場所は手作り。
衣装ケースを代用し、砂を敷いた。壁掛け用の植木鉢を寝場所に仕立てた。
回し車は、漬けもの用の円形容器。真ん中に棒を刺した。
気に入ったのか、くるくると走る音が夜通し聞こえた。
体調管理に特に気をつけた。
毎朝、体重をはかった。
なつきにくいのに、エサにはすぐに食いつく。
佐崎巡査長は「現金な性質がかわいい。離れるのは正直、寂しい」と話す。
ハリネズミは拾得物として一定期間の保管後に県有物品となり、県が売却などを行う。
松江署は、これまでに引き取りの希望を申し出た数人のなかから選んで売り渡す予定だ。
拾われたヨツユビハリネズミの記事(6月6日付)の反響は大きかった。小さな命のその後が気がかりだった。
見守ってきた佐崎巡査長は、名前をあえて付けなかった。捨てた飼い主が現れなくても、次に引き取る人がきっと、いい名前を付けてくれると信じたからだ。
飼えなくなったペットを捨てる。
身勝手だと腹が立つ。
同署は「きちんと管理できる人に、責任を持って飼ってほしい」と引き取る人に求めている。
捨てた飼い主に同じことを言いたい。
(中村申平)
ヨツユビハリネズミ
アフリカ原産。
体長は約15センチで、針状の太毛を身にまとう。
夜行性で昆虫などを食べる。
ハリネズミの仲間の多くは輸入などを制限する「特定外来生物」に指定されているが、ヨツユビハリネズミは指定されておらず、ペットとして人気という。
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