アニコム損害保険株式会社は４月28日、同社のペット保険「どうぶつ健保」契約者を対象に行った、愛犬の病気予防に関するアンケート調査の結果を発表した。

まず混合ワクチンの接種率に関する問いでは、「かかりつけの動物病院で接種している」と回答した人が95.2％にのぼり、ワクチン接種がオーナー間に定着していることがわかった。

一方で、接種をしていないオーナーの理由では、「副作用がこわい」「ワクチンアレルギーがある」など、愛犬の体調を考慮する意見が目立った。

さらに、春先から初冬にかけて行うフィラリア予防に関しても、「毎年している」「これからする予定」を合わせて、95.0％と非常に高い実施率を示し、予防医療に関するオーナーの意識の高さをうかがわせた。

また、フィラリア予防開始時に行う血液検査の際に、健康診断を兼ねた追加検査を受けているオーナーが半数を超え、なかにはそのおかげでアレルギー疾患や肝臓などの数値異常が見つかったケースもあるという。

同社は今回の結果を受け、愛犬の健康を思い、病気予防に高い意識を持つオーナーの姿が浮かび上がったと分析している。