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from: 21世紀さん
2009年07月16日 12時14分46秒
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【風(1)婚活は必要?】
余計なお世話、それとも…2009.7.1511:15このニュースのトピックス:風就職活動をするように、結婚のために積極的に活動する「婚活」という言葉が
余計なお世話、それとも…
2009.7.15 11:15
このニュースのトピックス:風
就職活動をするように、結婚のために積極的に活動する「婚活」という言葉が、知られるようになったのは昨年3月、社会学者の山田昌弘さんとジャーナリストの白河桃子さんが共著した「『婚活』時代」が出版されてから。
指摘されているのは、結婚したくてもできない人が増えているという事実だ。「生涯未婚率」と呼ばれる50歳時の未婚率は平成17年で、男性15.96%、女性7.25%。将来、4人に1人が一生結婚しないという推計もあるという。
未婚率が高くなった要因は、傷つきやすく受け身の男性が多くなったことや、女性の社会的地位が向上したこと、お見合いの機会が減った-などとされている。とにかく、さまざまな背景を理由に「結婚には婚活が必須の時代になった」というのだ。
女性誌では「婚活」特集が花盛り、ドラマにもなった。自治体主催のお見合いパーティーも相次ぎ、婚活バーも登場、ネット婚活も人気、ゴミ拾いをしながら出会いのきっかけをつくる「エコ婚活」なんていうのもあるんだとか。
かくいう記者も「婚活してる?」と最近よく言われる。記者の性別は女性、33歳。周りにも、婚活ブームに「なんとなく焦る」と背中を押された独身女性は少なくない。30代前半は、「婚活」という言葉に一番刺激を受けているといわれる世代という。実際にお見合いパーティーに参加してみた同じ歳の友人もいる。情報系企業で契約社員をしている31歳の友人は「みんな婚活してますよ」と、トーゼンといった表情だった。
一方で、婚活がブームのようにいわれることに違和感を覚える知人も多い。38歳の図書館で働く女性は「計算が働いた出会いに魅力は感じない。それで一生の相手を探すつもりにはなれないな」ときっぱり。そのとおり。結婚しない生き方だってある。
記者自身は、婚活を勧める周囲の声に「よけいなお世話」と思う一方、両親の何かいいたそうな顔をみると、婚活も大事なのかーと思ったりと、揺れもする。
婚活ってやっぱり必要ですか?(樹)
◇
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from: 21世紀さん
2009年07月29日 18時03分58秒
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「【風(5)婚活は必要?】」
「高収入」「性格ぴったり」… 理想高い相談者
2009.7.29 11:27
このニュースのトピックス:家族・少子高齢化
結婚ビジネスにかかわっている人たちは、最近の婚活ブームで活況なのかと思ったが、当事者はそうでもないようだ。兵庫県内で結婚相談所を運営している50代の女性から少し意外なメールが届いた。この女性は、婚活ブーム自体に違和感を持っているようだった。
《結婚は打算や計算で幸せになれるものでもなく、それらの思いで結婚が成立できるほど甘いものでもない。家柄や収入などを計算し、それで結婚できるほど世の中は甘くない。つまり、家柄や条件だけで誰も結婚できないし、結婚紹介所を運営していても、そのようなカップルに出会ったことがない》
電話で尋ねてみると「婚活がブームになってから、完成されたお相手を求めている人が増えたような気がするんです」という答えが返ってきた。女性によると、高収入で、性格もぴったり、自分を愛してくれて、仕事は一生懸命しているけど、たまには妻の相談にものってくれる-そんな理想の人を探すために、婚活に励むという女性相談者が珍しくないという。
結婚紹介所は、友人の紹介と同じように、ひとつの出会いの形に過ぎないのだ。知り合いからの紹介にはお金はかからないが、結婚紹介所の場合、会員を募るのに費用がかかり、データの提供やサポートにも経費がかかるため有料になるというだけ。出会いのきっかけをつくることはできても「理想の相手」を連れてきてくれるわけではないということだろう
「夫婦というものは、結婚した後も、お互いの足りない部分を補い合いながら、かけがえのない相手になっていくものです。はじめから完成された人物を求めることに違和感があるのです」
しかも、過剰な期待に胸を膨らませ、高い理想を求める女性相談者たちに対し、「では、あなたは相手に何を与えられるのですか」と尋ねてみると、みな絶句してしまうのだという。
この女性は、「まず、自分を磨き、自分らしさを大切にして、出会いを求めてほしいと思います」と話していた。(樹)
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