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2009年11月29日 00時17分59秒
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「【風(6)老老介護】」
介護疲れの果て、親族殺人の半数は…
2009.11.27 12:56
被告の更生を強く願う裁判員の市民感覚が保護観察を付けた、といわれた。
今年9月、山口地裁で審理されたのは、13年間の介護疲れから寝たきりの妻(60)を殺害しようとした男性(63)の殺人未遂事件だった。検察側の求刑懲役4年に対し、裁判員が出した結論は、懲役3年、保護観察付き執行猶予4年の判決だった。
裁判員を務めた50代の男性会社員は「私も結婚して子供もいる。今回の(被告がした)ような介護をできるかと考えると難しい」と振り返り、「行政が考えないと、この問題は消えない」と指摘。補充裁判員だった30代の男性も「自分も介護をしている。今後介護に関してもっと考えてもらいたい」と述べた。
先にも一例を挙げたが、介護をめぐっては、心身の疲労が蓄積した結果、悲惨な事件につながるケースが少なくない。
警察庁のまとめによると、昨年1〜11月に全国の警察が認知した刑法犯で、65歳以上の高齢者による殺人(未遂を含む)は158人で、前年同期(110人)より43・6%増加。このうち親族間は、前年同期(36人)の3倍となる108人で、被害者が配偶者だったケースが61%を占めた。
中でも犯行動機を「介護、看病疲れ」とした高齢者は21人で、昨年の5人を大幅に上回る結果となった。
介護殺人の事例に詳しい日本福祉大の湯原悦子准教授(司法福祉論)の調査によると、平成20年までの11年間で、介護を受ける60歳以上の高齢者が親族による殺人などの被害にあって死亡した事件は408件あった。うち約56%は、加害者も60歳以上という老老介護の環境で起こったものだったという。
今年7月には、寝たきりの90歳代の母親を絞殺した60歳代の息子に、岡山地裁が懲役6年(求刑懲役7年)を言い渡した。典型的な老老介護だと思われたが、「介護について善後策を検討せず、すぐに命を奪った」と判断された。事件は加害者にも重大な結果をもたらすことになる。
湯原准教授は「日本の高齢者支援策は、要介護者に対するもの。介護を担う人を助ける施策は不十分だ」と指摘している。
(真)
◇
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from: 21世紀さん
2009年11月28日 23時55分14秒
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「【風(5)老老介護】」
認知症…看る楽しみと考え、夫婦で元気に
2009.11.26 10:58
《「歩けるようにしてください。歩けるようになったら家で私が看(み)ます」と(医者に)言いましたが、それがどんな結果になるか分かりませんでした》
1歳年上の夫を介護しているという83歳の女性からお便りをいただいた。
夫の定年後、海外旅行をするなど夫婦仲良く老後の生活を送っていたが、平成13、14年と相次いで、夫が左右の脚を手術し、松葉づえの暮らしに。17年にはかぜで高熱を出した後遺症で認知症の症状が現れ始め、18年には部屋で転倒して脚を骨折。退院後は歩行器や車いすを使っており、女性は現在まで約4年間、介護を続けているという。
《私は、家庭での介護は夫婦なので当たり前のことと考えておりましたが、それからの苦しみは言葉では語れません。夜も昼も分からないし、換えたと思って寝るとすぐぬらして、シーツを夜中に取り換えたり》
この女性は、夫の人間が変わってしまったとまで感じ、ときには夫に突き飛ばされたりしたこともあったという。だが、こうしたときに手を差し伸べてくれたのが、子供や医師、ケアマネジャーだった。
《周りの人の努力、家族の励ましなど、とても感謝しています。苦しみましたが、やっと、介護する側で良かった、逆だったらどんなに辛いだろうと思うようになりました。「おしっこ行こうか」と尋ねて「いや」と言われれば、待つことにしています。汚れたら洗えばいい、と考えられるようになりました》
長門裕之さんも著書で「洋子と一緒に楽しく暮らすにはどうしたらいいか? それを考えることが本当に楽しい」としていた。苦しさを乗り越えた先に、夫婦の愛情が深まることがあるのだろうか。
お便りを寄せていただいた女性も、今ではこう感じているという。
《自分が変われば相手も変わることが分かりました。介護してあげるのではなく、介護しながら私が元気にともに生きていけるのだと思うようになると、お父さんも優しくなりました。やがて私も歩く道。まだまだ続く遠い道ですが、元気で歩いてまいります》 (真)
◇
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from: 21世紀さん
2009年11月27日 23時48分42秒
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「【風(4)老老介護】」
みな同じ悩み…妻を看る夫は死亡リスク倍
2009.11.20 10:59
「第一に困ったこと。料理。今まで妻に任せきり。夫に手出しさせたくないという妻のプライドも働く」
男性介護者と支援者の全国ネットワーク(京都市上京区)がまとめた冊子「男性介護者100万人へのメッセージ」の中で、愛知県の71歳男性が「男の介護(困った事)」と題して寄せた文章の抜粋だ。
「2番目、衣類の買い物。特に下着類は難しい。店員に同行してもらう決心をつける」
「3番目、入浴。男と入浴することに、時として抵抗する」
「4番目、排尿。外出時のトイレで手荷物を忘れてくると、取り戻すのが大変。本人には最小限のものしか持たせない」
妻の下着を選んだり、入浴させる際の難しさなど、男性ならではの悩みがつづられており、介護経験がなくとも「なるほど」と納得させられる。
同ネットは、在宅介護をする男性やその支援者を中心に今年3月に発足。その活動の中で、「男性介護の実態はよく知られておらず、孤立している。『悩んでいるのは自分だけではない』と知ってほしかった」と、冊子をまとめたという。
33都道府県の152人から応募があり、142人分を掲載。もっとも多いのが「妻の介護」で、100編あった。体験談や介護日誌を記した人がいれば、「仏にも 鬼にもなって 介護する」(83歳男性)など、俳句や川柳で率直な気持ちを詠んだものもあった。
産業医大の研究グループがまとめた調査では、高齢男性が老老介護の当事者になると、ほかに介護できる家族と同居している男性に比べて死亡リスクが約2倍になるという結果が出た。女性には居住形態などと死亡リスクに関連はみられなかったという。
同ネット事務局長で立命館大の津止(つどめ)正敏教授(地域福祉)は「仕事人間だった男性の場合、ほかに目もくれない介護漬けになってしまう」と話す。
兵庫県の84歳男性も、冊子にこう寄せていた。
「重要なことは『手抜き』と『笑顔』。笑顔で接すれば心をつかむことができ、手抜きは適当にしなければ、自分が持たないし長続きしません」 (真)
◇
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from: 21世紀さん
2009年11月27日 23時45分01秒
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「【風(3)老老介護】」
子に負担させぬ、無理心中…核家族化の実態
2009.11.19 11:52
筆者の同僚(40歳代男性)に言わせると、老老介護は「インビジブル」(目に見えないもの)なのだという。
「母親の面倒をみているうちに父親が倒れてしまって。こうなるまで、僕ら子供は両親の現状を知らなかった」
高齢者となった親たちは、世代的に昔かたぎな人も多く「子供に面倒をかけまい」と遠慮することもあるだろう。また子供の側は、特に知らせがなければ、親は元気にやっていると思いがちだし、忙しさにかまけて実家に帰ることも少なくなる。高齢の親を持つ子供世代がみな同じだとは言わないが、筆者を含め、耳が痛い人も多いのではないだろうか。
老老介護が増加している背景として、しばしば核家族化の進行が指摘される。
厚生労働省の平成19年国民生活基礎調査によると、65歳以上の高齢者がいる世帯は、全国の全世帯のうち40.1%(約1926万世帯)。構造別の内訳でみると、「夫婦のみ」が29.8%(約573万世帯)で最も多く、次いで「単独」の22.5%(約432万世帯)。「三世代」は18.3%しかなかった。
これを昭和61年でみると、トップが「三世代」で44.8%。「夫婦のみ」「単独」の合計は31.3%でしかなかった。約20年間で核家族化は急激に拡大している。
「自分が死ねば、子供らに妻の介護をしてもらわないといけない。そんな苦労はさせられない」。奈良県で平成19年、痛ましい事件が起きた。統合失調症を患う妻をもつ男性が、無理心中を図って妻を絞殺した。妻は約35年前から統合失調症を発症。長年介護を続けてきたときに、男性は末期がんで余命数カ月と宣告され、思い詰めた末の行動だったという。
「迷惑をかけたくない」とされた息子は公判で、「父が追いつめられているとは知らなかった。気づいていれば何かできたかもしれない」と悔いた。
言えなかった父親と、気づかなかった息子。老老介護には家族の複雑な心情も交錯している。 (真)
◇
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from: 正義顕揚さん
2009年11月27日 22時07分49秒
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「Re:遺族それから:警察に何度も相談…31歳の姉刺殺/DVに警察の対応冷たく」
警察の対応としては、福祉事務所や専門の相談機関を紹介して事件を未然に防ぐ様すべきであったと思います。何らかの手を打っていれば夫は犯罪者にならなかったし、妻も被害者になる事はなかったでしょう。
それ以前にDVに関する知識を持つ事が大切です。今後同じような事件が多発する事も充分考えられます。関係機関にはこれを教訓に対策を講じて欲しいものです。icon
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from: 21世紀さん
2009年11月27日 00時11分35秒
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肝炎3団体が法案の衆院通過で会見「350万人超への朗報」も課題は…
2009.11.26 21:43
衆院本会議で26日、可決された「肝炎対策基本法案」。法案成立へ向けて活動してきた、薬害肝炎全国原告団▽B型肝炎訴訟原告団▽日本肝臓病患者団体協議会-の3団体が同日、厚生労働省で記者会見した。今国会で成立の見通しとなったことを歓迎する一方、なお残る課題への懸念も指摘された。
「何度も政治に翻弄(ほんろう)されてきたが、やっと実を結ぼうとしている。大きな喜びです」。薬害肝炎原告団代表の山口美智子さん(53)は、これまでの活動を振り返り感慨深げな様子。B型肝炎原告の女性も「患者だけでなく、多くの支援者にもうれしいニュース。350万人を超える人にとっての朗報だ」と喜びをあらわにした。
会見に先立ち、元薬害肝炎訴訟九州原告団長の福田衣里子衆院議員も「薬害肝炎は政治の悪が集結し、国民よりもメンツ、命よりも商売、隠蔽(いんぺい)体質、被害の過小評価などが詰まった事件。これが成立することで、国民が政治に希望を取り戻すことができると思う」と感激に声を震わせた。
ただ、今後の課題を指摘する声も少なくない。
日肝協の西村慎太郎常任理事(60)は「一定の評価はできるが手放しには喜べない」と話す。基本法はあくまでも理念法。予算措置がなければ、医療費助成なども具体化されないが、22年度予算の概算要求では、肝炎の医療費助成は「事項項目」で、具体的な予算額などは明示されていないからだ。
10地裁で約350人が提訴しているB型肝炎原告にとっても心境は複雑だ。原告団共同代表の坂岡佳子さん(71)は「法案が通っても、訴訟ではまだ国は争う姿勢を示している。訴訟が解決しなければ肝炎問題は終わらない」と訴えた。-
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from: 21世紀さん
2009年11月26日 18時44分01秒
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男女共同参画懇話会:「パパ手帳」交付など盛る 唐津市長に提言書 /佐賀
唐津市の男女共同参画行動計画策定懇話会(会長・池田宏子佐賀女子短大講師、15人)はこのほど、同計画の改訂に向けた提言書を坂井俊之市長に提出した。市は提言書を踏まえ、10〜14年度の行動計画を来年3月末までに策定する。
提言書は「意識形成」(子供や家庭、ドメスティック・バイオレンス=DV=対策など)▽「労働」(労働環境整備など)▽「健康福祉」(子育て体制づくりなど)--などの項目別で、いずれもワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を考えた提言を盛り込んだ。
具体的には、母子手帳に並ぶ「パパ手帳」の交付や「男女共同参画を考える日の制定」、DV対策として「男性を対象にした加害者にならないための講座の開催」、「女性市職員の係長以上の割合を25%とする」などが盛り込まれた。
提言書を受け取った坂井市長は「提言を提言で終わらせず、事業化していきたい」と述べた。【田中操】
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コーディネート展:季節彩る12テーブル--伊万里・前田家住宅で27日から /佐賀
唐津の養鶏場殺人:「強盗目的なかった」 公判前整理手続きで弁護側 /佐賀
毎日新聞 2009年11月26日 地方版-
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from: 21世紀さん
2009年11月26日 18時42分12秒
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市町村へのDV相談が急増
2009年11月26日(木)
市町村へのDV相談が急増
県内民間団体の昨年度調査、相談体制や設備に課題
配偶者などによるドメスティックバイオレンス(DV)被害者の支援体制について、県内の民間支援団体が市町村に行ったアンケートの結果、2008年度の相談件数は前年度の倍に増加している一方、専門の相談員や安全な相談室がないなどの課題が浮かび上がった。
調査は、DV被害者を保護する民間シェルターを運営する「女性の人権サポート・くろーばー」(森川茂子、坂本辰子共同代表)が実施。07年のDV防止法改正で新たに市町村の努力義務となった、相談支援体制の充実度を測るもので、県内28市町村のうち25市町村から回答を得た。
県内市町村に寄せられたDVの相談件数は07年度の40件から08年度には84件に増加。回答した市町村のうち85%がDVの相談窓口を設けていたが、約半数が、安全で秘密が守られる相談室を「設置していない」と回答。DVは担当窓口の理解がなければ二次被害につながる恐れがあるとされているが、専門の相談員を配置しているのは6市町にとどまった。保健師などが兼務する約7割の自治体からは、専門家の派遣や研修を望む声が多く出た。
また、回答したすべての村で07、08年の相談件数がいずれも0件だった。同団体は「小さな村では被害者と職員が血縁関係にあるなど、身近なゆえに相談しづらい面もある。広域での連携したサポートが必要」としている。アンケート結果は今後、市町村と県、県警など関係機関に提出する。
11/26
山梨日日新聞-
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2009年11月26日 18時38分54秒
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遺族それから:警察に何度も相談…31歳の姉刺殺/DVに警察の対応冷たく
別居中の夫(43)に殺された高森真紀子さん(当時31歳)の妹、裕子さん(33)=ともに仮名=が来月4日、鹿児島地裁で開かれる民事訴訟の証言に立つ。事件の半年以上も前から続いた夫のドメスティックバイオレンス(DV)。警察に訴えても反応は冷たかった。「きちんと捜査していれば、姉は死ななかったのでは」。裕子さんらは2年前、県に損害賠償を求め提訴した。「あなたの娘が同じ被害に遭ったらどうしたのか」という思いを胸に--。
◇ ◇
「あんたは確実に死ぬよ」
夫の言葉が現実になったのは、04年10月19日のこと。白昼の路上で、真紀子さんは夫に刃渡り13センチのフィッシングナイフで刺殺された。別居中の姉を待ち伏せ、胸や腹、背中を執ように10回以上切り付けた。しかし、姉はいきなり殺されたわけではない。
夫の暴力に耐えかね別居に踏み切った姉。逆恨みした夫は、半年以上も執ような嫌がらせを続けた。姉の転居先を割り出し、電話線を切って盗聴器を仕掛ける。車のブレーキオイルを抜く。脅迫電話、火災の虚偽通報……。姉妹にとって恐怖の連続だった。
事件前、記憶にあるだけで警察に5、6回は相談した。「また来た、といやな顔をされた」と感じた。「あなたたちみたいな人はたくさんいる」と言われたこともあるという。そして事件は起きた。
姉が亡くなった後、県警はこれらの犯行を、脅迫、器物損壊、有線電気通信法違反などの罪で立件。いずれも有罪が確定した。
◇ ◇
DV事件に対する警察の消極姿勢。背景には、家庭内の問題に公権力は過度にかかわらないとする「民事不介入の原則」がある。個人の権利やプライバシー保護の観点から、こうした原則を全くないがしろにはしにくい。
だが、ジャーナリストの大谷昭宏氏は「今回は殺人の前に刑事事件が併発しており、捜査すべきケース。民事不介入の原則にはあたらない」と語る。
警察庁によると、配偶者からのDVの認知件数は昨年1年間で2万5210件。前年比20%増えた。福岡市で先月、マンションで27歳の女性の遺体が見つかり、夫が死体遺棄容疑で逮捕、起訴された事件や、24日に同市で起きた元交際相手による23歳の女性刺傷事件は、いずれもパートナーから日常的にDV被害を受けていた。そして被害者はいずれも警察に相談していたが、被害は防げなかった。
「DVへの関心の薄さが姉の死につながった。被害者は加害者だけでなく、行政や社会の無理解からも被害を受ける」と裕子さん。裁判を通じ、こうした意識が社会に広まることを願う。
× ×
犯罪被害者週間が25日始まった。遺族の中には、単に加害者を恨むのではなく、他の人に同じ苦しみを繰り返させないために新たな行動に出る人もいる。そんな遺族の「それから」を追う。【川名壮志、写真も】
2009年11月26日毎日新聞-
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パープルに輝く東京タワー
2009.11.26 01:26
女性に対する暴力根絶運動のシンボル「パープルリボン」にちなみ、紫色にライトアップされた東京タワー=25日夜、東京・芝公園 ドメスティックバイオレンス(DV)などの暴力に苦しむ女性たちを救いたい。そんな願いを込めて、女性に対する暴力撤廃国際日の25日、東京タワーが紫色にライトアップされた。
女性への暴力根絶運動のシンボル「パープルリボン」にちなんだ企画で今夜限り。福島瑞穂男女共同参画担当相らが点灯スイッチを押すと、紫色に見えるよう並べられたピンクと青色のライトでタワーが包まれた。
福島氏は「紫色のタワーから、(暴力の被害に遭っている)女性たちに『1人じゃない』というメッセージが伝われば」。女性客(60)は「気分が和らぐ良い色ですね」と見上げていた。-
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