4月25日15時2分配信 毎日新聞


　県警は２４日、ドメスティックバイオレンス（ＤＶ）やストーカー事件に関して被害者の相談を受けたり捜査する今年度の「ＤＶ・ストーカー事案捜査支援員制度」の女性警察官に指定書を交付した。
　指定されたのは、本部少年課、徳島東署、牟岐署の３人。今井哲男・生活安全部長が「ＤＶ・ストーカー被害のほとんどが女性。命にかかわることもあるので、女性の立場に立って相談にのってほしい」と激励。同課の中林亜紀子巡査部長（３４）は「被害者の立場になりきるのは難しいが、少しでも近い立場で相談者の要望に応えたい」と決意を述べた。
　生活安全企画課によると、昨年のストーカーに関する相談は２３４件、ＤＶは２２３件と過去最多。約９割が女性という。【山本健太】

４月２５日朝刊