4月26日11時0分配信 毎日新聞


　町田市は、夫らの暴力（ドメスティックバイオレンス＝ＤＶ）から逃れるため住民票を移していない被害者の妻らに対し、国の定額給付金に相当する額を支給する方針を固めた。対象者を把握した上で、経費を盛り込んだ今年度一般会計補正予算案を市議会６月定例会に提出する。
　基準日（２月１日）に住民登録なしで同市に住んでいるか、他の自治体に居住しており、警察などの照会でＤＶの被害者と確認された人が対象となる。川崎宗二・市広報広聴担当部長は「議会の承認が得られれば、速やかに支給したい」としている。
　ＤＶ被害者の給付金は、立川市が同様の措置をとることを決めている。【伊澤拓也】
〔多摩版〕

４月２６日朝刊

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最終更新:4月26日11時0分