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from: 21世紀さん
2009年10月29日 16時35分43秒
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女性の1割 DV経験 県の調査で判明「相談窓口拡充を」
滋賀県が行った男女共同参画社会についての県民意識調査で、女性の約1割が「夫や恋人との間で暴力(DV)の経験がある」と回答したことが分かった。女性が加害者のケースも含まれるが、大半は女性が被害にあったケースとみられる。
調査は3年前にも行ったが、女性に直接のDV経験を尋ねたのは初めて。調査結果(速報版)によると、「(DVを)直接経験した」と回答した女性が10・9%で、「自分のまわりに経験した人がいる」との回答も25・7%あった。
DVについては、県内3カ所の配偶者暴力相談支援センターが受けた昨年度の相談件数は664件。相談は対象を配偶者に限定しているため単純比較はできないが、県男女共同参画課は「回答の『10人に1人』は非常に高い数字で、実際の相談件数は氷山の一角ではないか」との見方を強めている。
また、女性へのDVをなくすために必要なことを複数回答で問うたところ、「被害者のための相談窓口拡充」が45・7%、「警察や弁護士に女性を増やし、相談しやすくする」が44・7%と、相談受け入れ態勢の充実を求める声が多かった。
調査では、女性の働き方の理想と現実についても質問。男性側の理想は、フルタイム勤務を支持する回答が45・6%だったのに対し、現実には29・0%にとどまることも分かった。
調査は今年7月中旬から県内3千人に行われ、1509人から回答を得た。回答率は50・3%。
10/29
京都新聞-
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