ドメスティック・バイオレンス（ＤＶ）被害者支援に取り組む民間団体や専門家による第12回全国シェルターシンポジウム２００９ｉｎとちぎは23日、宇都宮市の県総合文化センターで、性暴力禁止法の制定やＤＶ防止法の改正を求める共同アピールを採択し閉幕した。全国女性シェルターネットで今後、具体的な要望事項をまとめ、国会に働き掛ける。

　シンポジウムは２日間の日程で、全国の支援者や行政職員ら延べ２千人が参加。この日は分科会で、被害者支援や官民連携の在り方、法整備などについて議論した。

　アピールではほかに、ＤＶに対する警察の積極的な介入、国の責任による民間支援団体への財政支援などを求めた。
11/24 05:00
下野新聞