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from: 21世紀さん
2009年12月10日 01時01分48秒
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【こども】
赤ちゃんは敏感肌 新米パパ、ママ、ご注意を
2009.12.9 08:21
寒さが厳しくなり、乾燥肌が気になる季節。敏感肌の赤ちゃんも例外ではなく、新米パパや新米ママは注意が必要だ。「スキンケアは大切だが赤ちゃんの肌は洗い過ぎると脂分が抜け、かえって荒れてしまう」と、高野医科クリニック(東京都葛飾区)の畑三恵子院長(皮膚科)はアドバイスする。(草下健夫)
「お湯でふく」注意
密閉性の高い住宅に床暖房や電気カーペットで、乾燥しやすい環境で生活する現代の赤ちゃん。畑院長は「きれい好きなパパ、ママが赤ちゃんの体を洗い過ぎると、ドライスキンになってしまう。皮膚が乾燥する冬は保湿がとりわけ大切」と話す。
畑院長は「育児書に『肌が赤かったらお湯でふいて』とあるのは間違い」。1日1回せっけんで洗うのは必要だが、洗いすぎると皮膚の脂分が抜けてしまう。肌が荒れた赤ちゃんを見て、さらに一生懸命お湯で…というのは逆効果のようだ。
ただ、入浴の際は首や脇、股(また)など、くびれたところにたまった汚れはしっかり落とし、洗い残しがないように注意する。湯上がり後の注意点としては、タオルの使い方。強くふくのではなく、肌を軽く押さえるような感じでふいていく。
入浴後は赤ちゃんも皮膚の水分量が増して潤うが、そのままにしておくと、やはり乾燥してしまう。畑院長は「汗が引き、体が温かいうちに保湿剤を塗るのが一番のポイント」とアドバイスする。
また、アトピー性疾患の遺伝的要因(アトピー素因)があると皮膚が乾燥しやすい。アレルゲンや黴菌(ばいきん)などが入り、かゆみが起きやすくなる。こうした点からも皮膚が乾燥しないように、保湿剤で常に皮膚を保護することが大切だ。
タイプで使い分け
保湿剤といっても実にさまざまな種類がある。畑院長は「皮膚の乾燥がひどい場合は、脂分の多いワセリン。ひどくなければ、水分の多いベビーローションなどを使う。無香料や無着色のものが安心」と話し、皮膚の状態によって使い分けることが大切だ。ただ、「カサカサやかゆみが強くなってきたら受診を」とアドバイスする。
新米パパ、新米ママにありがちなのが、厚着。「寒くないように」と、必要以上に厚着させてしまう。しかし、赤ちゃんは少しでも汗をかくとすぐに汗疹(あせも)ができる。こまめな着替えを行うほか、衣服と肌の間にタオルをはさむと汗疹防止につながるという。
室内の乾燥を防ぐため、加湿器を使うのもいい。ただ、容器内に細菌がたまらないように、毎回丁寧に洗うことを心掛ける。
この時期、しもやけにも注意。外出からの帰宅後は手や足先、耳のマッサージは忘れないようにするとよい。
◇
■父親のかかわりで安全に
父親が育児にかかわるほど、赤ちゃんが事故に遭う確率が低い傾向にあることが、国立保健医療科学院の藤原武男・行動科学室長らの研究で示された。
厚生労働省が平成13〜14年に生後6カ月の赤ちゃんに行った調査をベースに、約4万2000人を調査。授乳やおむつ交換、入浴など6項目の父親のかかわり具合と1年間の事故発生率との関係を調べた。
その結果、育児に消極的な場合より積極的な方が異物誤飲は21%、おぼれる事故は20%少なかった。父親が「いつも」赤ちゃんと散歩していると、まったくしない場合より事故は24%少なかった。-
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