県男女共同参画会議（会長・田中チカ子えひめ女性財団理事長、１５人）の２００９年度最終会合が１５日、県庁であった。事務局の県男女参画課が、未婚の男女間で発生するデートＤＶ（ドメスティック・バイオレンス）防止啓発など本年度事業や、０９年８〜９月に実施した男女共同参画に関する世論調査結果を報告した。
　県は本年度、デートＤＶに関する相談機関や暴力の形態を説明した若者向けパンフレットを１万部作成し、大学や高校などに配布。３大学で実施した啓発講座には、学生６１２人が参加した。
　世論調査は００、０４年に続く３回目で、県内の男女１０７８人が回答。「男女共同参画社会」という用語を知っている人の割合は６６・４％で、前回より１６・２ポイント増加した。

02/15
愛媛新聞