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配偶者からの暴力(DV)問題

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  • from: 21世紀さん

    2010年03月18日 23時46分15秒

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    加賀の夫刺殺 妻に懲役7年判決

    金沢地裁裁判員裁判 量刑評議 長引く
     石川県内で二例目の裁判員裁判となった同県加賀市、無職森川一紀さん=当時(69)=が刺殺された事件の裁判で、金沢地裁は十七日、殺人罪に問われた妻の明子被告(67)に、懲役七年(求刑同十二年)を言い渡した。弁護側は執行猶予付き判決を求めていた。

     判決理由で神坂尚裁判長は「妻である被告から突然襲われた恐怖感は大きく、結果は極めて重大」と指摘。動機について「夫婦間のさまざまな不満や怒りが背景にあった」とした上で、長男の借金返済の援助に関する被害者の「もう済んだ、済んだ。あれともおしまいや」との発言に被告が衝撃を受けたことが「殺害を決意させた」と認定した。

     この日、午前九時に始まった裁判員と裁判官らが量刑の重さなどを決める評議が長引き、判決は予定より一時間ほど遅れた。

     閉廷後、主任弁護人の中西祐一弁護士は「動機の部分で、こちらの言い分も聞いていただけた。(裁判員らには)大変熱心に審理してもらい、ありがたい」と述べた。

     金沢地検の古賀栄美次席検事は「認定された事実からすると(県内の裁判員裁判)一号事件の経緯を踏まえ工夫した検察の主張、立証におおむね理解を得られたと考えている」とコメントした。

     判決によると、明子被告は昨年七月二十七日夜、自宅で一紀さんの首や顔を包丁で多数回突き刺し、出血性ショック死させた。

    守秘義務違反 可能性を指摘
    会見発言で地裁
     閉廷後の地裁内での記者会見で、補充裁判員だった男性が「少しでも(刑を)軽くしたいという気持ちがあった。みなさんとの議論でも出た」と述べた部分について、金沢地裁は報道陣に対し「守秘義務に違反する可能性がある」と指摘した。報道の自粛を求める趣旨ではないとしている。

    裁判員『判断難しい』
    7人会見 安堵の表情
    『今夜は眠れる』
     閉廷後、地裁内で開かれた記者会見には、裁判員を務めた六人のうちの五人と補充裁判員だった二人の計七人が出席。「ほっとしている」と一様に安堵(あんど)の表情を浮かべる一方、最大の争点だった量刑に話が及ぶと「難しかった」と顔をしかめた。

     「今夜はじっくり眠れると思う」と石川県中能登町の男性地方公務員(三十代)。金沢市の男性会社員(五十代)は「慣れないことで疲れた。三日間で(裁いて)いいのかな、というのが率直な気持ち」と語った。

     審理したのは「介護疲れ」や「家庭内暴力」など明確な減軽の理由がない高齢夫婦間の殺人事件。被害者遺族でもある息子二人が減軽を訴える複雑な事情も絡み、刑の重さを決めるのに苦しむ裁判員らも多かったようだ。

     同県小松市の男性会社員(六十代)は「家庭の状況を考慮すると、量刑について非常に悩んだ」。金沢市の会社員(四十代)も「殺人という重大な事件だが、できるだけ刑期を短くしたいという気持ちもあった」と漏らした。

     将来、裁判員になる人に対しては「いい社会勉強になる」「積極的に参加してほしい」と好意的な意見が並んだが、「二度目は絶対やりたくない」との声も。今後の改善点に「立証意図を明らかにしてから証拠を出してほしい」「被告の声が小さく、聞き取りづらかった」などが挙がった。

     近くのホテルで開かれた二次会見では、初日に示された遺体の写真について「ショッキング。二日続けて、夜に目が覚めたほどだった」との声も聞かれた。

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