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from: 21世紀さん
2010年03月26日 00時31分17秒
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裁判員裁判:長女絞殺 殺意の有無どう判断 被告、起訴内容否認--初公判 /奈良
昨年7月、自宅で長女(当時20歳)を絞殺したとして殺人罪に問われた生駒市東旭ケ丘、元団体役員、菅野一夫被告(56)の裁判員裁判の初公判が23日、奈良地裁(石川恭司裁判長)であり、菅野被告は「首を絞めた認識はなく、殺意はなかった」と起訴内容を否認した。検察側は、長女の家庭内暴力に悩んだ菅野被告が「このままでは家族みんなが不幸になる。殺すしかない」と考えたと主張しており、裁判員は市民感覚で殺意の有無を判断することになる。
起訴状によると、菅野被告は昨年7月30日午後0時半ごろ、自宅で長女の首を両手で絞め、窒息死させたとされる。
冒頭陳述などで、検察側は「2分から2分半以上、両手で首を絞め続けた。明らかな殺意があった」と主張。裁判員の手元にあるモニターに、首が皮下出血した長女の遺体写真を映し出すと、眼鏡をかけた男性裁判員は顔をしかめた。検察側は「長女は家族思いで、自分の人生を楽しんでいた」と述べ、長女が小学6年だった時、エプロン姿でピースした写真も映した。
一方の弁護側は「被告が殺意を認めた警察官の供述調書に信用性がない」と反論。長女は広汎性発達障害などの影響でパニックを起こし、事件についても「長女による激しい暴力の中で起こったことで、量刑を配慮していただきたい」と主張。菅野被告が長女の冥福を祈るため、児童精神医学の第一人者、十一元三・京大大学院教授を招き、広汎性発達障害の研究所を設立する準備を進めていることを明らかにした。
地裁によると、選任手続きには参加義務がある42人のうち34人が臨み、参加率は80・9%だった。【高瀬浩平、大森治幸】
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毎日新聞 2010年3月24日 地方版
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