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配偶者からの暴力(DV)問題

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  • from: 21世紀さん

    2010年04月30日 19時43分02秒

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    冊子:性暴力被害者向けに 相談活動続ける女性グループ「すいーぷ」が作成 /徳島

    ◇「立ち直る道、知って」
     ドメスティックバイオレンス(DV)の被害者の相談活動などを続ける県内の女性グループ「すいーぷ」が、性暴力被害者向けの冊子「蘖(ひこばえ)」を作成した。体験者の話や相談窓口の連絡先などを紹介。グループ代表の山橋潔子さん(50)は「性暴力で悪いのは加害者。一人でも多くの人に被害について知ってほしい」と話している。

     作成のきっかけは昨年10月。性的暴行を実際に受けた経験から立ち直り、現在は性暴力被害についての取材や講演活動をしているフォトジャーナリスト、大藪順子(のぶこ)さんが徳島市内で講演した。参加した約120人にアンケートを実施したところ、数人が性的被害に遭っていた。山橋さんらは衝撃を受け、「何とかしなければ」と冊子の作成を思いついたという。

     内容は、大藪さんの実体験や活動をインタビュー形式で紹介。被害当時の気持ちや周囲の対応、立ち直りの経緯が記されている。また、県内で活動するカウンセラーからのメッセージや、警察などの相談窓口も掲載している。山橋さんは「性被害を受けると生きていくのもつらい気持ちになってしまうことが多い。回復する道があると知ってほしい」と訴えている。冊子はA5判、28ページで、1000部を作成。県立男女共同参画センター「フレアとくしま」や県内の各市役所などで無料で配布している。問い合わせは「すいーぷ」(088・631・5731)。【山本健太】

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    毎日新聞 2010年4月29日 地方版

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