2010.11.10 03:57
　神戸市は内閣府の「女性に対する暴力をなくす運動」（１２〜２５日）に合わせて、１２、１３日に「ＤＶ（ドメスティック・バイオレンス）防止キャンペーン」を実施する。神戸ポートタワーをＤＶ防止のシンボルカラーであるパープルに初めてライトアップし、市民にＤＶ防止を訴える。

　キャンペーンには「ひょうごＤＶ被害者支援連絡会」に加盟する５団体が参加。１２日午後４時からＪＲ神戸駅地下のデュオドームで、ＤＶの相談機関を記載したガーゼ付き絆創膏（ばんそうこう）を２千個配布。午後５時からはハーバーランドの高浜岸壁やモザイク周辺で、市民らが１つ１つ手作りしたパープルリボンを添付したガーゼ付き絆創膏を１千個配布する。

　神戸ポートタワーのライトアップは１２、１３日の午後５時ごろから１１時まで。

　市によると、市配偶者暴力相談支援センターに寄せられるＤＶに関する相談件数は、平成１９年度は１４８５件、２０年度には２２４９件、２１年度が２８１０件と急激に増加しているという