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2010年11月22日 19時55分29秒
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DV防止
久留米市がDVのないまちづくり宣言
分科会で支援の状況を説明する自治体関係者 恋人や配偶者からの暴力(DV)の根絶を目指す「第13回全国シェルターシンポジウム」が20、21日、久留米市内で行われた。他自治体に先駆けた対策に取り組んでいる同市の楢原利則市長は、シンポジウムの開催地で初めて、DVのないまちづくりを宣言した。
NPO法人・全国女性シェルターネットなどが主催。「つながれ ひろがれ DV根絶ネット!」をテーマに、支援者や自治体関係者ら約2000人が参加し、意見交換や先進事例の報告が行われた。
21日は、18の分科会が開かれ、人口が少ない地域での被害者支援に関する分科会では、相談者の匿名性が守りにくい点や、支援者が足りない課題が挙げられた。佐賀県嬉野市からは、市民団体の呼びかけで、市と近隣5市町の広域的な勉強会を通じて、連携を模索する取り組みが紹介された。
最後に、楢原市長が「DVは人を暴力で支配する行為で、命を奪うことさえある重大な人権侵害。DVのないまちづくりを進める」と宣言し、DV根絶に向けた共同アピールを採択した。
同ネットの近藤恵子共同代表は「久留米市のように自治体がはっきりと根絶を打ち出すことで、市民の意識が高まり、支援の輪が広がっていくことが期待できる」と話した。
(2010年11月22日 読売新聞)-
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from: 21世紀さん
2012年01月09日 07時13分57秒
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「Re:DV防止」
DV:同じ境遇、「前向きに生きる」 県女性相談支援センター、被害女性集めクリスマス会 /高知
◇「長期的支援が大事」
夫婦間のドメスティック・バイオレンス(DV)の被害者を保護している県女性相談支援センター(高知市百石町2)が20日、被害者だった女性たちを集めてクリスマス会を行った。自立後も被害者たちとの関係を継続させるのが狙い。同センターの矢野川禎子所長は「夫の暴力から逃れた後も女性たちは経済的困窮など多くの課題が残る。長期的な支援を続けることが大事」と話している。【黄在龍】
同センターによると、これまで一時保護した被害者に新居となる場所を提供したが、地域での孤立化や経済的理由から再び夫の場所へ戻ってしまったり、連絡が付かなくなってしまうことが多かったという。こうした事態を防ごうと昨年から交流会を始めた。
この日は6人が参加。実名は使わず、「さくら」「ひまわり」など、同センターが事前に決めた花の名前で、お互い呼び合った。女性たちは約1時間半、クリスマスツリーの飾りを作ったり、クリスマスソングを一緒に歌うなどして楽しい時間を過ごした。
◇
この日参加した県内の50代女性は、10年以上続く夫の暴力や暴言に耐えきれず、着の身着のまま逃げ出し今年7月、同センターに保護された。「行く所もお金も何もなかった。そのまま死ぬつもりだった」と女性はつぶやく。
現在は、小さなアパートに1人で生活する。毎朝午前8時半から午後5時半まで清掃の仕事をし、収入は約10万円。以前に比べて生活は苦しい。それでも女性は「おびえて生活しなくてもいい。今の生活には安心と自由がある。後悔はない。もっと早く逃げていれば」と、涙をぬぐう。
地域とのつながりはほとんどない。外出する際も注意を払って行動している。知り合いに会って居場所を夫に知られてしまう恐れがあるからだ。
しかし、今回のクリスマス会を通じて、自分と同じ境遇の人が頑張っていることを知った。女性は、「私もつらかった過去に縛られるのではなく、もっと前向きに生きたい。センターの職員の助けを借りながら、これからも頑張りたい」と笑顔を見せた。
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毎日新聞 2011年12月21日 地方版
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from: 21世紀さん
2011年12月03日 21時35分02秒
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「Re:DV防止」
DV:「暴力はだめ」はっきりと 岡山大で講演、学生ら120人聴き入る /岡山
「配偶者や恋人に対する暴力(DV、ドメスティックバイオレンス)」を考えようと、DV被害者を支援するNPO法人「さんかくナビ」の貝原己代子理事長が、岡山大(北区)で「DVの被害者・加害者にならないために」と題して講演した。同大学学生支援センター相談室などが主催し、学生ら約120人が聴き入った。
貝原さんによると、DV被害者のほとんどは女性という。被害者は「相手を理解できるのは自分しかいない。何とかしてあげなくては」と暴力に耐える傾向にあるという。
貝原さんは実例を挙げて「(加害者は)力で相手を支配したがる。殴った後は必ず優しくなって謝るので(被害者は)『本当はいい人なんだ』と暴力を許してしまうが、自分の所有物を逃がしたくなくて引き留めていると思う」と指摘した。
さらに「暴力をふるう側は理由付けして相手を殴る。ほとんどの加害者は悪いことをしたという感覚を持たない」と述べ、「加害者に暴力は駄目だと伝えて気づいてもらうことが大事」と話した。【坂根真理】
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DV:防止訴える海外ポスター展--名古屋 /愛知
毎日新聞 2011年11月30日 地方版
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from: 21世紀さん
2011年12月02日 16時40分34秒
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「Re:DV防止」
女性へのDVない社会に 京都タワー、紫色に光る印刷用画面を開く
女性への暴力防止を訴えるため、紫色にライトアップされた京都タワー(25日午後6時40分、京都市下京区) 女性へのDV(ドメスティックバイオレンス)防止を訴える「パープルリボン運動」の一環で、京都タワー(京都市下京区)が25日夜、活動のシンボルカラーの紫色にライトアップされた。
国連の「女性に対する暴力撤廃国際日」に合わせ、京都府と京都市が昨年に続いて実施。午後5時半すぎ、タワー下部に設置した水銀灯から照らした。鮮やかな紫色に染まったタワーが夜空に浮かび上がると、観光客や帰宅途中の人が見上げたり、しきりにカメラに収めていた。
この日は、さっぽろテレビ塔(札幌市)、通天閣(大阪市)、OHK岡山放送電波塔(岡山市)など全国各地でライトアップが行われた。
習い事で京都を訪れたアルバイト山形美智子さん(24)=大阪府岸和田市=は「大人びてきれいだが、DVが社会問題になっていることの裏返しでもある。考えさせられます」と話していた。
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from: 21世紀さん
2011年11月22日 23時53分46秒
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「Re:DV防止」
家庭内暴力・虐待:長岡の団体、新潟でも女性の集会「ここふら しゃべり場」 /新潟
◇長岡の民間団体・スプーンフィールド「悩み打ち明け、心を楽に」
家庭内暴力(DV)や虐待などに悩む女性が心の内を話し合う「ここふら しゃべり場」が今年4月から長岡市で毎月開かれており、10月から新潟市でも始まった。新潟会場は毎月第2日曜で次回は12月11日。主催する長岡市美沢2の民間団体「スプーンフィールド」の栗林友絵さん(31)は「参加者全員で体験を話したり、分かち合える場にしたい」と話している。【宮地佳那子】
同団体は01年に設立され、引きこもりや不登校、人間関係で悩みを抱える人の相談に応じてきた。栗林さんは専門学校を卒業後、老人ホームで働いていたが、上司に心ない言葉を言われたり、自分の考えを言葉に出せずストレスを抱え込み、引きこもりになった。引きこもっている間も「仕事をしなければ」というプレッシャーを自分自身や家族から受け、リストカットや睡眠薬の大量服用を繰り返した。会社は半年間の休職後、解雇された。
休職中、ある新聞記事を目にした。引きこもりの人らを対象に同団体が集会を開くというもの。参加してみた。集会では、悩みを共有したり、カウンセラーから「人生長いのだから数年働かない時期があっても良い」などの言葉を聞き、「気持ちをくみ取ってもらった」と気が楽になった。外出も少しずつできるようになった。心理学を学びながら、4年前からスタッフとして働いている。
「ここふら」には「心に花(フラワー)を咲かせてほしい」という思いを込めた。栗林さんらスタッフが輪に入り、参加者には自由に話をしてもらう。
新潟会場は午後2〜4時、新潟市西区浦山1のリバーサイド青山402。参加条件は18歳以上の女性で、定員は7人。参加料1000円(軽食付き)。長岡会場の参加者も募集しており、毎月第4土曜、同団体で開かれる。時間、参加条件、定員、参加料は新潟会場と同じ。いずれも前日までに要予約。問い合わせは同団体(0258・32・7338)。
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毎日新聞 2011年11月21日 地方版
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2011年11月14日 14時30分17秒
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「Re:DV防止」
DV:防止訴える海外ポスター展--名古屋 /愛知
名古屋市男女平等参画推進センター(同市中区)で、ドメスティックバイオレンス(DV=配偶者間暴力)防止を訴える「海外DV防止ポスター展」が開かれている。27日まで。内閣府などが取り組む「女性に対する暴力をなくす運動」(12〜25日)に合わせた取り組み。
展示ポスターは、米国・サンフランシスコの「家庭内暴力防止基金」が00年ごろに制作した11点。苦しい表情で頭を抱える女性らの写真にメッセージを合わせ、強い印象を残す。母親への暴力が子どもに及ぼす影響として、腹痛や頭痛、摂食障害などの症状を上げたり、「相手がなんと言おうと、暴力はあなたのせいではありません」のメッセージを掲載し、相談機関への連絡を呼びかけている。
同センターの伊藤静香・事業運営局長は「日本のものに比べ、DVは犯罪だと強く訴えている。加害者でも被害者でもなく、自分には関係ないと思っている人にも知ってもらいたい」と話す。入場無料。月曜と16、23日休み。【岡村恵子】
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毎日新聞 2011年11月12日 地方版
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from: 21世紀さん
2011年11月05日 00時24分07秒
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「Re:DV防止」
DV:加害者の更生策は 東京で専門家らシンポ
DV防止法(配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律)が施行されて10年。DV(ドメスティックバイオレンス)という言葉は広く知られるようになり、相談件数は増え続けている。父親の暴力におびえる少年を描いたノルウェーの絵本「パパと怒り鬼」の邦訳本の出版を機に、ノルウェー大使館(東京都港区)でシンポジウムが開かれ、加害者の更生策が話し合われた。【小川節子】
◇カウンセリングで克服 「責任認識させることが大切」
シンポには、本の監修にあたったオイビン・アスクイェムさんと原宿カウンセリングセンター所長で臨床心理士の信田さよ子さんが参加した。
オイビンさんはオスロなど全国11カ所に支部があるDV防止の民間団体ATVのセラピスト。ノルウェーは女性の社会進出が世界で最も進んでいるが、今も女性の24%が暴力を経験しているという。「家庭を暴力や抑圧が存在しない場所にしなければなりません」と話す。
暴力的な男性は精神を病み更生は無理と考えられていたが、ATVはヨーロッパで最も早く更生プログラムを導入した。カウンセラーとの対話やグループセラピーを重ねながら、暴力が家族にどれだけ痛みを与えているか認識させることで、立ち直りにつなげる。
具体的には、(1)妻や子どもの痛みを知り、暴力克服の動機付けにする(2)週に1回、2年間の長期プログラムを受講(3)セラピーで常に暴力を見つめ直す--などによって、身体的な暴力をなくしていくという。
日本では、配偶者暴力相談支援センターでの相談件数は10年度で約7万7000件(内閣府調べ)にのぼり、02年に比べ倍増。信田さんによると、原宿カウンセリングセンターでのDV相談も年々増え、昨年は633件の相談のうち11%がDVに関するものだという。
信田さんはアルコール依存症の夫の多くは暴力の問題を抱えていると指摘。「酒乱の問題に暴力が隠れていることを認識し、対応したカウンセリングが必要だ」と話す。04年に「RRP研究会」を作り、更生プログラムを始めている。
「妻が私を怒らせたから暴力をふるってしまった。自分のせいではないという男性は多いが、暴力を選択したのは自分で責任が伴うことを認識させることが大切です」
オイビンさんと信田さんが一番難しい問題として挙げたのは「加害男性が自分の問題を認識し、更生しようという強いモチベーションを持続させていくこと」で共通していた。
==============
◇パパと怒り鬼
絵本「パパと怒り鬼」(グロー・ダーレ作、スヴァイン・ニーフース絵)は03年に発行され、台湾やデンマークなど5カ国・地域で翻訳されている。自分の中の怒りにのみ込まれ、凶暴になる父親を子どもの視点から描く。鬼のように大きくなる父親への恐怖、耐える母親、だれにも言えない子どもの孤独感が切々と伝わってくる。邦訳本(ひさかたチャイルド、1890円)は大島かおり、青木順子の共訳。
毎日新聞 2011年10月30日 東京朝刊
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2011年09月28日 18時30分47秒
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「Re:DV防止」
ほっとする空間に 新居浜にコミュニティ・カフェ
市民が集う、ほっとする空間に―。新居浜市でドメスティックバイオレンス(DV)の被害者支援に取り組んでいるNPO法人新居浜ほっとねっと(片座晴美代表)が25日、同市若水町2丁目に「コミュニティ・カフェほっとねっと」を開設した。DV相談にとどまらず、多くの人が気軽に集える場を目指し、サークル活動やミニライブなど幅広い利用を呼び掛けている。
2008年設立の同会は、相談や啓発講座などを定期的に開き正会員は約70人。さらに情報交換や交流を広げようと、約1年前からカフェの準備を進めていた。
市が昨年設置した「新居浜まちなか情報ステーション」の2階空き店舗約70平方メートルには、会員らがテーブルやいすを持ち寄るなど手作りの空間が誕生。月1回の商店街イベントに合わせオープンし、グループや家族連れでにぎわった。
営業は平日午前10時〜午後4時と第4日曜午前9時〜午後2時。メニューはドリンク中心で300円程度。
09/25
愛媛新聞
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2011年09月11日 19時37分39秒
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「Re:DV防止」
女性犯罪防止 県警がリーダー養成 企業 積極姿勢に 福邦銀に事業説明
2011年9月9日
ストーカーやドメスティックバイオレンス(DV)などの犯罪対策として、県警は企業に対し、女性の防犯リーダー養成を求めている。女性が被害に遭いやすい犯罪は県内でも増加傾向にあることから、企業側も従業員を守る観点から自主防犯力の向上に向け、積極的な姿勢を見せている。
県警が「企業等における女性安全安心対策」と銘打ち、本年度から事業を始めた。リーダーは社内で防犯講習会を開いたり、被害相談に応じたりするほか、警察との窓口にもなる。
県警生活安全企画課によると、二〇一〇年に県内で認知されたストーカーは百七件(前年比二十五件増)、DVは百三十九件(同三十七件増)と、いずれも過去最多。一三年度までに四百人のリーダー養成を目指し、本年度の目標は三十社計百人に設定している。
これに対し、県警が八日までに病院や金融機関、大手製造業など三十数社に要請したところ、既に企業側から百人近い候補者が推薦されているという。
八日には候補者が決まった福邦銀行(福井市)の要請を受け、福井市大手三丁目の県繊協ビルで説明会を開催。女性職員九人に対し、担当者が事業概要を説明した。
同行人事グループ上席調査役の岡田葉子さん(46)は「事態が深刻化する前に犯罪の兆候をつかめるようになりたい」と、リーダーになるための決意を語った。(山本洋児)
中日新聞
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2011年09月09日 18時40分11秒
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「Re:DV防止」
上京署が1日出張相談会 市民に防犯などアドバイス 京都
2011.9.8 02:14
適正な110番の利用を呼びかけるとともに、さまざまな事件、事故に関する相談を受け付けようと、上京署は7日、京都市上京区の中立会館で1日出張相談会を開いた。
配偶者や恋人から暴力を受けるドメスティック・バイオレンス(DV)や虐待、振り込め詐欺などさまざまな被害相談やアドバイスを一元的に行えるよう、同署員のほか上京区役所や社会福祉協議会などの専門相談員も参加。訪れた市民らの相談に耳を傾け、防犯指導などを行った。
近年、110番で緊急の事件事故以外の相談をする事例が相次ぎ、全国の警察では緊急以外の相談を受け付ける専用番号「♯9110」を設置。上京署は、この番号に合わせ警察相談の日となった今月11日にも、区内の出町商店街で1日出張相談所を開設する。
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2011年09月03日 15時27分17秒
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「Re:DV防止」
社会全体で防止徹底を
横浜市はあす9月1日、DV(家庭内暴力)被害者の相談を専門に受け付ける支援センターを庁内に開設する。
専用電話を置き、相談から緊急時の安全確保、生活自立の手だてまで切れ目のない支援を目指す。
市によると、DV防止法に基づく支援センターの設置は県に次いで2例目で、県内の市町村では初めてだ。深刻な社会問題となっているDVについて支援態勢を充実させようという試みを評価したい。
被害を受けている人は一人で悩まず、ぜひ専用電話を活用してほしい。決して「自分が悪いから」と考えてはならない。
親密な関係にある人から、殴る、蹴るなどの身体的な暴力を受けたり、暴言を吐かれたりすることは耐え難い苦しみである。まして、夫婦間などでの暴力を目撃した子どもが被る心身のストレスは想像に難くない。
支援センターについては、市こども青少年局に新設した児童虐待・DV対策担当と、これまでDV相談を受けていた各区の福祉保健センター、男女共同参画センターの担当者が一体となって運営するという。
担当者はそれぞれの職場で培ってきたノウハウを生かし、相談してきた被害に苦しんでいる人たちに、しっかりと解決の道筋を示してほしい。一人でも多くの被害者を救い、他の自治体の模範となる実効性のある取り組みがなされるよう期待したい。
市によると、2010年度に各区の福祉保健センターなどに寄せられた相談は約9千件。その約4割がDVに関する内容だった。ただ、それも氷山の一角にすぎず、加害者が身近な間柄であるが故に外部に相談することができず、悩みを抱え込んでいる人はもっと多くいるとの指摘もある。
DV解決への第一歩は、被害者が勇気を出し、まず相談することではないか。そのためにも市は、支援センターや専用電話の存在について、広く周知を図るべきである。被害者が気軽に相談できる態勢づくりを進めていくことが大切だ。
DVは人間の尊厳を傷つける、人として許されない行為である。人権を損ねる暴力にほかならない。未来を担う子どもたちに、教室でそうした現実をきちんと教える必要がある。企業でも社員教育が欠かせない。社会全体でDV防止を徹底したい。
08/31
神奈川新聞
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2011年08月12日 18時48分43秒
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「Re:DV防止」
ネットワーク:つどい /東京
☆2011年DV防止講座「DVのない社会へ向けて」
27日=「気づいていますか、身近にあるDV」、9月10日=「なぜ起こる?デートDV、9月25日=「DVのない社会へ向けてその実態と支援」、いずれも14時、清瀬市元町1、男女共同参画センターアイレック。無料。各回40人。申し込み・問い合わせは同センター電話042・495・7002。
☆戦争体験を聞く会
19日18時半、武蔵野市、商工会館4階市民会議室。武蔵野の空襲、従軍体験、戦後のシベリア抑留の体験の話。無料。当日会場へ。武蔵野市企画政策室電話0422・60・1829。
〔多摩版〕
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被災テーマで報告 茨城大で常磐大との共同研究会 /茨城
毎日新聞 2011年8月12日 地方版
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「Re:DV防止」
DV防止自治体の基本計画 策定2市止まり
県、促進へ講師派遣
配偶者や恋人からの暴力(ドメスティック・バイオレンス=DV)を防ぐための「基本計画」を策定した自治体が、県内54市町村のうち、野田、佐倉2市だけにとどまっていることが、県の調査でわかった。県内ではDVに関する相談は急増しており、県は、策定を促すため、市町村にアドバイザーを派遣する事業に乗り出した。
市町村のDV防止の基本計画は、「配偶者暴力防止・被害者保護法」(DV防止法)の2007年の改正で努力義務と示され、08年に施行された。
また、DVに関する県民からの相談は増加。10年度に県には過去最多の5605件が寄せられ、02年度の2810件からほぼ倍増した。また、10年度に各市町村に寄せられた相談は計5021件に上り、県と合わせると1万件を超えている。
県女性サポートセンターによると、身体的暴力を受けても「自分に非がある」と何年も耐える女性や、「夫がリストラされてから急に暴力的に」などといった相談があった。また、外出を許さないなどの精神的暴力、生活費用を渡さない経済的暴力なども目立つ。
県男女共同参画課によると、すでに計画を策定したのは野田、佐倉の2市。野田市は02年、基本計画にあたる「市ドメスティック・バイオレンス総合対策大綱」を策定し、市独自にDV被害女性を保護する一時保護所(シェルター)を設置。佐倉市も09年5月に発表した男女平等参画基本計画で、基本計画を定めた。市職員の研修の機会を増やすといった取り組みを挙げている。
このほか、市川市が配偶者暴力相談支援センターの設置などを盛り込んだ原案を8月中にまとめる予定だが、ほかの自治体では動きが鈍いという。
同課は、「県にも窓口などがあるため、『DVは県で』と思われている可能性もある」と分析。「計画には相談体制や生活支援の確立などが含まれ、市町村がDV対策に主体的に取り組むために必要」と計画の必要性を強調する。
県は今年度、DVや男女共同参画の研修のため、市町村に講師を派遣する事業を始めた。既に習志野、流山市が活用し、NPO法人代表などの専門家が派遣されている。
(2011年8月2日 読売新聞)
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【企画・連載】(下)一人で悩まず相談を (2009年1月29日)
【企画・連載】DV解決固定観念越えて<21> (2008年11月23日)
【企画・連載】Bingo現場から (2007年12月12日)
【企画・連載】【4】DV〜暴力の悪循環を断つ、そして回復・癒しへの道 (2005年7月23日)
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2011年08月01日 07時43分33秒
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「Re:DV防止」
市町村との連携に重点
被害者の生活再建へ 第3次県DV防止計画骨子案
2011年07月30日09時44分
千葉県は、来年度から5年間の第3次県DV(ドメスティック・バイオレンス=配偶者などからの暴力)防止・被害者支援基本計画の骨子案をまとめた。DV根絶に向けたさらなる啓発活動のほか、被害者の生活再建に向け、精神面のサポートなど継続的な支援が行えるよう、市町村との連携強化に重点を置いている。近隣都県と比べて取り組みが遅れている市町村による基本計画の策定促進などを目指し、年度内に新計画を策定する方針。
県DV防止・被害者支援基本計画は、DV防止法施行後の2005年度にスタート。08年度から今年度末まで3年間の第2次計画では、被害者の一時保護施設や各保健所などによる相談体制の拡充に力を入れてきた。
第3次では、被害者の生活再建に欠かせない生活保護などの申請窓口となる市町村との連携強化や、DV根絶に向けた啓発活動、若者を対象とした予防教育の充実を重点施策に掲げる。市町村との連携では、精神的に不安定な被害者が多い実態も踏まえ、県の一時保護施設、女性サポートセンターなどを出所した後の住居や仕事の確保など、自立支援に向け切れ目のない支援体制の確立を目指す。
07/30 09:44
千葉日報
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2011年07月31日 09時57分37秒
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「Re:DV防止」
DV:被害者支援充実を 県策定委が初会合 /高知
配偶者や恋人らからの暴力、ドメスティック・バイオレンス(DV)を防ぎ、被害者支援を進める「第2次県DV被害者支援計画」の策定委員会は28日、高知市内で初会合を開いた。民間団体の代表や学識経験者ら9人が出席し、DV被害者の住まいや生活に対するサポートが不足している現状などが報告された。
04年改正の「DV防止法」に従い、県は07年にDV基本計画を策定したが、今年度で計画最終年を迎えるため、新たな支援計画を作ることになった。
会合でメンバーは「広報活動に予算が費やされる一方で、暮らしに困っているDV被害者向けの金銭的支援は足りない」「企業や学校向けの啓発をもっと強化すべきだ」などの意見を述べた。
委員会は1月までに4回会合を開き、提言書をつくる。基本計画最終案はパブリックコメントを募集した後、年度内にまとめる予定。【黄在龍】
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DV防止法違反:内縁女性につきまとう 容疑の男を逮捕--県警 /徳島
毎日新聞 2011年7月29日 地方版
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2011年07月15日 19時42分49秒
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「Re:DV防止」
女性への性暴力学ぶ連続講座 ドメスティックバイオレンス(DV)の被害者を支援する福山市のNPO法人「ホッとるーむふくやま」は16日から、性暴力について学ぶ連続講座(全6回)を初めて開く。参加者を募っている。
「性暴力救援センター・大阪」(大阪市)のスタッフや大学教授たちが講師を務める。各回とも午後1〜4時。3回目以外は福山市佐波町の市人権交流センター、3回目は同市本町の市市民参画センター。参加費は1回500円。
日程とテーマは、16日 女性への性暴力とは▽8月27日 当事者が語る。心と体へのダメージ▽9月10日 子どもへの支援▽10月10日 シンポジウム「備後地域の性暴力被害への対応の実態」▽11月12日 緊急時支援と長期的支援▽12月3日 福山市での支援。同法人=電話080(3127)4375。
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中国新聞
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2011年07月12日 22時54分20秒
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「Re:DV防止」
DV防止法違反容疑で男を逮捕 宇都宮南署
(7月12日 14:00)
宇都宮南署は12日、ドメスティックバイオレンス(DV)防止法違反の疑いで宇都宮市北若松原1丁目、無職永松茂芳容疑者(38)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は宇都宮地方裁判所に同所から退去するよう言い渡されていたにもかかわらず、退去しなかった疑い。永松容疑者は容疑を認めている。
下野新聞
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2011年07月06日 20時24分52秒
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「Re:DV防止」
【福井】県警が女性防犯リーダー養成へ 企業内に目標400人
2011年7月6日
ストーカーやドメスティックバイオレンス(DV)など、女性が被害者となる犯罪が増えているのを受け、県警は近く、企業内で女性の防犯リーダー養成を始める。2013年度までに400人とするのが目標。リーダーは犯罪情報を知らせたり、被害相談に応じたりするほか、警察との窓口になり、表面化しにくい犯罪の撲滅を目指す。
県警生活安全企画課によると、女性を狙った犯罪は潜在事案が多く、次第にエスカレートする。被害に遭った場合は、警察より身近な友人に相談する傾向があるという。
10年に県内で認知されたストーカーは107件(前年比25件増)、DVは139件(同37件増)、強制わいせつなどの悪質な性犯罪は23件(同9件増)と、いずれも増加。被害者は20〜40代に集中し、働く人が多いため、企業内に防犯リーダーを設ける。県の6月補正予算案に事業費が盛り込まれた。
養成期間は1年間を想定し、カウンセリングや護身術などの講習を受けてもらう。従業員が100〜300人いる場合は3、4人置くなど、企業規模でリーダーの人数を決める。痴漢や不審者の情報は警察からメールで受け、その情報を企業の女性従業員に流す。
同課の山田誠司次席は「ストーカーなどの認知件数は氷山の一角にすぎない。企業内で選ばれた女性たちは、頼れるリーダーになり、被害防止に努めてほしい」と期待する。 (山本洋児)
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中日新聞
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2011年07月04日 15時16分21秒
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「Re:DV防止」
なら犯罪被害者支援センター:助成金終了や会費減で財政難の恐れ /奈良
◇事業継続に安定財源を 賛助会員入会・寄付呼びかけ
事件や事故の被害者の相談などに応じる「なら犯罪被害者支援センター」(奈良市橋本町)が来年度以降、財政状況が悪化し、事業運営に影響が出そうなことが分かった。大型の助成金が今年度で終了する上、事業費の大半を占める企業からの会費なども、東日本大震災の影響で減少が懸念される。利用者が年々増え、6月には中南和に初の相談拠点を設けるなど活動範囲を広げているだけに、センターは安定財源を目指し、賛助会員への入会や寄付を広く呼びかけている。【千脇康平】
センターは、民間ボランティア団体「なら犯罪被害者こころの支援センター」として01年に発足し07年、社団法人化された。10年度の取り扱い件数は260件(前年度比74件増)。電話相談が126件(同37件増)、医療機関への付き添いなどの直接支援が50件(同30件増)に。相談者はDV(ドメスティックバイオレンス)や性犯罪、交通事故などの被害者が多いという。
これまで拠点は奈良市のみだったが、6月7日に中南和相談コーナー(毎週火曜午前10時〜午後4時、0744・23・0783)を橿原市内膳町1の市観光交流センター内に新設した。市の協力で部屋を無料で借り、電話や面接相談を受け付けている。奈良市のセンター(0742・24・0783)では木曜と日曜を除く毎週月、火、水、金、土曜の午前10時〜午後3時、電話相談に応じている。
一方、発足当初から苦境が続く財政状況は深刻度を増している。事業費(09年度約1200万円)は個人や企業などが納める会費と寄付で半分以上を賄ってきた。これに加え、日本財団から助成金が09、10年度各約500万円、11年度約300万円が出ていたが、来年度からはなくなる。
「みえ犯罪被害者総合支援センター」(津市)は県と市町から500万〜400万円規模の補助をそれぞれ受けているが、奈良の場合、県からの事業補助は50万円だけ。銀行や警察署に募金箱を置かせてもらったり、各市町村役場へ出向いて補助を求めるなどメンバーが事業縮小を避けるべく走り回っているが、来年度からの大きな穴を埋めるめどは立っていない。
センターは、賛助会員(個人1口3000円、企業・団体1口1万円、いずれも年間)への入会や寄付を求めている。森田清司・専務理事は「被害を受けた人を少しでも精神的、生活的に救うため、多くの人に協力してほしい」と訴えている。
× ×
なら犯罪被害者支援センターでは、ボランティアスタッフを20人程度、今月末まで募集している。電話相談や直接支援が主な内容。県内在住の成人で、被害者支援活動の趣旨に賛同し、積極的に参加できる人が対象。
書類選考後、面接を実施。9〜11月末まで計約40時間の講習(受講料1万2000円)を受け、ふさわしい人に「被害者支援員」を委嘱する。現在は主婦や元教員ら40〜80代の支援員46人が活動中。問い合わせはセンター(0742・26・6935)。
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毎日新聞 2011年7月3日 地方版
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2011年07月03日 22時05分25秒
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「Re:DV防止」
【福井発】
企業に女性防犯リーダー 県警養成 DVなど相談対応
2011年7月3日
ストーカーやドメスティックバイオレンス(DV)など、女性が被害者となる犯罪が増えているのを受け、県警は近く、企業内で女性の防犯リーダーを養成する試みを始める。二〇一三年度までに四百人を目標に養成。リーダーは、企業内で犯罪情報を広めたり被害相談に応じたりするほか、警察との窓口にもなり、表面化しにくい犯罪の撲滅を目指す。 (山本洋児)
県警生活安全企画課によると、女性を狙った犯罪は潜在事案が多く、次第にエスカレートする。被害に遭った場合は、警察より身近な友人に相談する傾向があるという。
一〇年に県内で認知されたストーカーは一〇七件(前年比二十五件増)、DVは百三十九件(同三十七件増)、強制わいせつなどの悪質な性犯罪は二十三件(同九件増)と、いずれも増加。被害者は二十〜四十代に集中し、働いている人が多いことから企業内に防犯リーダーを設けることにした。県の六月補正予算案に事業費が盛り込まれた。
養成期間は一人につき一年間を想定し、カウンセリングや護身術などの講習を受けてもらう。従業員が百〜三百人いる場合は三、四人置くなど、企業規模によってリーダーの人数を決める。痴漢や不審者の情報は警察からメールで受け、その情報を企業の女性従業員に流す。
同課の山田誠司次席は「ストーカーなどの認知件数は氷山の一角にすぎない。企業内で選ばれた女性たちは、頼れるリーダーになり、被害防止に努めてほしい」と期待する。
07/03
中日新聞
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2012年02月25日 19時53分13秒
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「Re:DV防止」
まさかの彼からの暴力…どうする?DVの原因とその対策
2012/01/21 15:00 by 小川沙耶 | 大人
“ドメスティック・バイオレンス(家庭内暴力)”という言葉は誰もが聞いたことがあると思います。
恋人関係にいる男女のどちらかが、パートナーへ暴力を振るってしまうことです。被害にあってもすぐに別れられずに、共依存に陥っている場合が多いとされています。
このような話を聞いて「私の彼氏は暴力的じゃないから大丈夫だ」と安心して、自分には関係のない話だと思っている人も多いのではないでしょうか?
DVをしてしまう人は、元から怒りっぽい性格をしているから暴力を振るってしまうということでもないのです。病気のようにある日突然、発症してしまうこともあります。
■家に帰ってから暴力的になってしまう理由
DVの加害者は外では温厚で、大人しい性格をしているという人が少なくありません。
なぜそのような人が暴力を振るいだしてしまうかといいますと、外で受けるストレスが許容量を超え、その発散としてパートナーに暴力的になってしまうのです。
つまり、今は優しい彼氏でも明日からDV彼氏になってしまうこともあり得るのです。
■はっきりと注意をしよう!
しかし、いきなり金属バットを振り回してあなたの頭を狙いに来たりするようなことはありません。
何ごとにも兆候というものがあります。彼氏が少しでもガサツな態度を取ったら、彼のためにもはっきりと「それはダメ」と言いましょう。
暴力には快感が伴います。相手が抵抗せずに受け入れると、どんどんエスカレートしてしまうのです。
それを事前にシャットアウトしてしまいましょう。とはいえ、ただ注意をするだけでは余計にストレスを貯めこんでしまう可能性もあります。
■手軽にできるストレス解消法を見つけよう!
ふたりで可能なストレス解消法を探し、定期的に溜まったストレスを発散してもらいましょう。
例えば対戦型のテレビゲームなどはどうでしょうか。任天堂のWiiの場合、軽い運動にもなるので効果的です。そのほか、お互いの趣味に合わせて気軽にできる解消法を模索してみてください。
恋人がDVに走ってしまうか否かは、あなたの手でコントロールができるのです。
いかがでしょうか? 男女でできるストレス解消といえば、もちろん“セックス”も有効です。彼氏が暴力的にならないように、あなたがテクニックを磨くのも手です。
【DV男シリーズ】
※ 会話や行動から「DV男かどうか」見分けるポイントとは?
※ 超・実録!「もしも隣人がDV男だったら…?」【前編】
※ 超・実録!「もしも隣人がDV男だったら…?」【後編】
【参考】
※ 富田隆(2007)『ちゃんと知りたい!わたしのまわりの心理学』 大和書房
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