神奈川県警の元警部補でトラック運転手の山口英男容疑者（５０）＝神奈川県藤沢市＝が妻の死体遺棄容疑で逮捕された事件で、山口容疑者が県警の調べに対し、「自宅にあったのこぎりと包丁を使って遺体を切断した」と供述していることが５日、捜査関係者への取材でわかった。

　捜査関係者によると、山口容疑者は昨年９月２日未明、横浜市南区のマンション自室で、韓国人の趙永珠さん（当時４１）＝横浜市南区＝の遺体の胴体や首などをのこぎりと包丁で切断。その後、遺体を複数のポリ袋に分けて、近くの川に捨てたという。

　のこぎりは自宅マンション裏のごみ捨て場に、包丁は川に捨てたとも供述。県警は凶器の捜索を進めるとともに、殺害方法についても調べる方針。

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