ようやくポニョを見た。

突っ込みながら見たら結構面白かった。

主人公の母親のスゴイ運転とか、
嵐の日に無茶しやがって的な運転とか、
そもそもあんな毛の生えた人面魚を
「金魚だ！」と多数の人間が思ってしまう事とか、

「ありえねー！！」
と笑いながら見るものだと思った。

これを真面目に
「宮崎作品だから」
と思って見ると「もうダメだ」と感じただろう。

しかしこの映画の狙いである年代…おそらく幼稚園児が見ても
全然面白くないと思う。

子供が好きなギャグ…が無いからだ。

年齢の割りに賢い子供が
大事な金魚の女の子（？）を守るという
一種のヒーロー物。
大人が子供目線で見るファンタジーだと感じた。

まあ…
ポニョの戸籍とか養育費とか
主人公のお母さんとポニョのお母さんの間で
色々話し合われたのかなあとか
人間として暮らしていくのなら
「ポニョ」って名前は止めた方がいいんじゃないかとか
ついつい現実的な事を考えてしまうのだが…

とにかく、ヘタクソなタレントに声優を務めさせるのは
やっぱり止めて欲しいなあ。