というワケで私は現在実家帰省中である。

列車の旅も、息子が殆ど寝てくれたおかげで
実に快適であった。

結局途中まで親に迎えにきてもらったのだが…

あくまで表面上は穏やか家族。
久しぶりの孫との対面に相好を崩す祖父母…という図。


帰宅後母と色々話した。

アレは、私が己の風俗通いを知っていると…知らないらしい。

「娘が知ってるって言えばいいじゃん」
「今はまだいいよ。あれでかなりシュンとしてるし」

風俗通いを悪いと思ってはいないようだが
バレたのは恥ずかしいようだ。

「バレないようにすればいいのに
　何でメモや名刺を残すのかねぇ？」
「だから言ったわよ。『バカか』って」
「バカだよねぇ」
「そうしたら『こういうお店だからって何もしてないぞ』だって」
「はあ？」
「『じゃあ何をするのか？』って訊いたら
　『食事するところ』って言うので
　『それなら今から一緒に行くよ、食事に』って言ったら
　『いやそれは…』だって」

救い難い馬鹿である。

「『大体、こんな２０枚も名刺もらって何が食事か？』って言うと
　『いや、これは拾った』って言うから
　『裏に名前が書いてあるのに何が拾っただ？
　　すぐバレるような嘘ばっかりつくな！！』って言ったわよ」

やはりいっそ死んだ方がマシなレベルの馬鹿だった。

ここまでくると笑える不思議。

そこで私は、アレが通っていたお店の詳細を母に語った。

「気色ワル〜」
「気色悪いよねぇ」

本当に、証拠が無ければバレなかったものを
何で手帳に相手の名前まで詳細に残すかねぇ。
ご丁寧に名刺までって…
それをオカズに使っていたら…


オエエエエエエエエエエエエエエエエ


も、もう考えるのは止めよう。
無駄に自分にダメージを与えるだけだ。


とりあえず、アレへのお灸は
アレが心底弱った時に据えてやろう。

あまり女房子供をナメナイ方がいいぞ、エロオヤジが。