昨夜は「GOEMON」を見た。

果たして「キャシャーン」よりマシなのか…？

途中息子を寝かせたりしたのでジックリ見てはいないが
まあ…キャシャーンよりマシだったかなあ？
とりあえず「映画」って感じだった。
しかし、20点が30点になったところで面白いかと言われると
面白くなかったなあ。

何やら確固たる映像美学はあるようだけど…
常に画面に蛍だか紙吹雪だかが舞っていて
くすんだ金色とか紫色とか灰色とか
「イノセンス」と「３００」を思い起こさせる絵作りだったなあ。

とにかく現実感は出したくないような…
「五右衛門無双」というゲームのプロモ的と言うか…
ＣＧはもうホントお腹いっぱいでございます。

プロモ監督あがりって
長回しでじっくり撮れないのかねぇ。
とにかくカメラがよく動いて落ち着かない。

まっとうな時代劇が撮れないから
無国籍ファンタジー時代劇になってしまうんだろうけど
せめてもう少し何とかならんもんですかね。
じっくり見てないから見逃したのかもしれないが
「それって燃やしてしまっとけば良かったんじゃ？」
とか色々突っ込みたい。
燃えない素材に書かれてたんかな…？

意外とゴリという人が演技が上手かったりとか
ベテラン俳優陣の安定感とかで救われてる部分はあると思う。

監督業は大変だろうけど
せめて脚本には関わらない方がいいのではないか。
或いは…長くて5分位のプロモビデオ界だけで
活躍した方がいいのではないか。

撮り続けていけばいつかは90点位になる日もくるのかな。

好きこそ物の上手なれ？
ヘタの横好き？