ふらりと立ち寄った蕎麦屋。

暇な時間だったのか、店主１人に先客はご婦人２人。

雰囲気的に
「蕎麦好きが高じて、定年後店をオープン」
みたい。

職人気質の頑固親父な感じではないが
蕎麦オタクな気配のご主人。
まずは使う粉の説明から入る。

これは期待していいのだろうか？

店内は一応「店」として整ってはいるものの
どこか雑然としてまとまりはない。
ラジオはあるけど消されてる。
メニューはダンボールの上に置かれているし…
成る程。
興味がある対象とそうでないものとハッキリしたタイプ？

先客が出て行くといよいよ私達家族のみ。
お蕎麦だけではなく、サービスで色々頂いてしまった…
息子用にアイスを頼んだらそれまで無料…
ちなみにメニューには
「忙しい時は手が回らないんで
　時間が無い人は他所の店に言ってネ！」
みたいな事が書いてあるし…

商売っ気のまるでない蕎麦屋さんであった。
こりゃホントにおやっさんの趣味の店かもしれない…


そうそう、肝心の蕎麦である。
めっちゃコシの強い蕎麦で息子にはちょっと硬かったようだ。
ツユは割と辛めだったと思うが…
美味しいとは思うけど、何か１つ足りないような…
しかしご主人の蕎麦にかける気合というか
熱意というか情熱は十分感じられる。

もう一度食べてみたいなあ。今度は温かいヤツ。