ｈｉｒｏｋｕｎさん

まずｈｉｒｏｋｕｎさんの仰る“カバチ”とは行政書士を指していたんですね。

行政書士を目指していながらカバチタレは漫画もドラマも見た事がなく、“カバチ”が広島弁で“屁理屈”の事だと知っている程度だから「カバチの可能性？」と言われてドラマの話題（ドラマでの可能性）と勘違いしてしまいました（汗＆恥）

さすがですね。出てました、介護保険制度＆生活保護制度に関する問題。どちらも一般知識等として…


宅建サークルゆえ恐縮しますが、ここで少し行政書士試験について触れてみますね。

科目は法令等と一般知識等の２つに大きく分けられます。

出題数は法令等では五肢択一式４０問（各４点）・多肢択一式３問（各８点）・記述式３問（各２０点）の計２４４点。そして一般知識等は五肢択一式１４問（各４点）の計５６点です。合計３００点満点です。

次に内容は法令等が憲法、行政法（法理論・行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法・国家賠償法・地方自治法）、民法、商法（会社法）及び基礎法学です。そして一般知識等が政治・経済・社会・情報通信・個人情報保護・文章理解です。

そして行政書士独特の採点方法ですが、まず一般知識等から採点され５６点満点中２４点ないと後の法令等が採点がされません（＝足切り）。次に法令等が採点され記述を除いた部分（１８４点）で半分（９２点）ないと記述が採点されません（＝第二の足切り）最終的に合計が１８０点（６割）なくてもダメ。

と３つのハードルがあります。お恥ずかしながら僕の２年目は一般知識等で（第一の）足切り喰らってしまいました。

介護保険や生活保護等の社会保障関連は一般知識等の範囲内（社会）です。当然の如くｈｉｒｏｋｕｎさんが難問と指摘された問題も間違えてしまいました。


余計な事かもしれませんがｈｉｒｏｋｕｎさんが難問と指摘された去年の問題参考までに書いてみますね。下記の通りです。

問】日本の公的介護保険制度に関する次のア〜オの記述のうち、妥当なものの組合せはどれか。

ア　６５歳以上の被保険者が負担することとされている保険料額は、市町村を基本とする保険者ごとに異なっているが、同じ地域に住む被保険者が負担する保険料は一律とされている。

イ　介護保険によるサービスを利用する場合には、あらかじめ要介護認定を受ける必要があり、要介護、要支援、自立のいずれかに認定されるが、介護予防給付を受けることができるのは、自立または要支援と認定された者に限られる。
ウ　介護保険によるサービスを利用する際には、原則として利用料の１割を自己負担すれば、あとの９割が保険給付によってまかなわれることとされているが、その利用には要介護度ごとに限度額が設けられている。

エ　介護保険制度の導入により、民間事業者が参入することとなったが、民間事業者の監督業務は、基本的には、広域性の観点から都道府県が実施することとされている。

オ　介護保険のサービスには、居宅サービスと施設サービスとがあるが、保険制度の導入以降、居宅サービスよりは施設サービスの利用割合を高くすることが目指されており、施設整備が急速に進んでいる。

１．ア・イ　２．ア・エ　３．イ・オ　４．ウ・エ　５．ウ・オ

以上．平成２１年度行政書士試験、問題５１より


因みに正答は４ですが、僕は１と答えてしまいました（恥）今となってはなぜそう答えてしまったのかわかりません。

ただ、介護保険制度についてはＵ－ＣＡＮのテキストもそれ程詳しく触れておらず、介護保険法の条文となると自分で調べてる必要がありました。

一般知識等での足切りは日々の法令等の学習を台無しにしてしまうので介護保険制度等ももっと勉強しておかねばいけないといい教訓になりました。ｈｉｒｏｋｕｎさん有難うございました。


今日はＰＣの具合が悪くＵ－ＣＡＮの掲示板に入れなかったりバタバタしましたが、これは無事投稿できているでしょうか…（不安）


追記．先日こちらで触れた装具の修理ができたと今日装具屋（技師装具士）から連絡がありました。

新たにもう一足注文した手帳の効果がない靴代と合わせて８千円ちょっと。

靴は装具の上から履けるよう完全オーダーメイドで高価ですが修理の１割負担分はいくらだったのか気になる所です。