サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: 改革フォーラムさん
2009年10月09日 23時24分24秒
icon
第68世日如上人猊下御指南
平成21年9月度 広布唱題会の砌
(於 総本山客殿)
皆さん、おはようございます。
本日は、総本山における九月度の広布唱題会に当たり、皆様には多数の御参加、まことに御苦労さまでございます。
先般、七月二十六日に行われました「立正安国論正義顕揚七百五十年記念七万五千名大結集総会」は、諸天の寿ぐなか、予定を上回り、七万八千四百二十三名の大結集をもって見事、大勝利を収めることができました。
これもひとえに、全国法華講支部の指導教師ならびに講員御一同の弛まぬ努力の賜物であり、改めて大成功をお喜び申し上げたいと思います。
今回の大勝利は、多くの講中が最後の最後まで戦ってきた結果の勝利でありまして、その間の戦いは様々な困難との戦いであったと思いますが、それがそのまま、今後の新たなる目標達成に向けての戦いに、大いに役立つことになると固く信ずるものであります。
今回の戦いをとおして、講中の皆様が「やればできる」という実感を持ったことと思います。
何事もそうでありますが、「やればできる」という確信を持つことがまことに大事なことであります。
折伏も同じでありまして、やれば必ずできます。
七月二十六日にも申し上げましたが、今後の戦いは折伏が主体となります。
すなわち、平成二十七年までには全国の法華講各支部が講員の五十パーセント増を確実に達成し、さらに平成三十三年までには法華講八十万の体勢を構築して、広布に資していくというのが宗門の基本方針であります。
そのためには、七月二十六日、既に大出陣式をもって次の戦いへのスタートが切られたわけでありますから、各支部は時を移さず折伏戦に入り、まずは本年度の折伏誓願を必ず達成することであります。
「終わり良ければすべて良し」
という言葉がありますが、同時にまた、
「始めが大事」
という言葉もあります。始めがうまくいけば、そのあとは順調にいき、「終わり良し」という結果になるのであります。
かわりに、始めにつまずくと、なかなか軌道修正するのが難しくなります。
したがって、各講中ともに、まず本年度の折伏誓願を全力を傾注して達成することが勝利の秘訣であろうと思います。
重ねて申し上げますと、今回の戦いでは、平成三十三年までに法華講八十万の体勢を構築することが主眼であります。そのためにはまず、平成二十七年までに各支部が講員の五十パーセント増を確実に達成すること、したがってまた、そのためには本年度の折伏誓願は必ず達成することが勝利のキーポイントとなるのであります。
皆様方にとっては、先般の七万五千名大結集総会も大変な戦いであったと思いますが、しかし、僧俗一致・異体同心して、講中の一人ひとりが断固たる決意と確信を持って戦った結果、見事、大勝利を獲得することができたのであります。
したがって、講中の皆様が「やればできる」という確信を持って弛まず折伏を続けていけば、勝利は間違いないのであります。
要は「やればできる」ということでありますが、ただしまた、やらなければできません。
「善も積まざれば、以て名を成すに足らず」
という言葉がありますが、折伏こそ一切衆生救済の最善の方途であり、仏祖三宝尊への報恩行であり、また自らの成仏のためには最高の仏道修行であることは解っていても、ただ思っているだけでは何事も成就しないのであります。
故に、大聖人様は『一念三千法門』に、
「百千合はせたる薬も口にのまざれば病も愈えず。蔵に宝を持てども開く事を知らずしてかつへ、懐に薬を持ちても飲まん事を知らずして死するが如し」(御書110㌻)
と仰せであります。我々は、この御文をよくよく拝すべきであります。
そもそも、信仰とは実践行であります。唱題も折伏も、考えているだけでは何もなりません。行動を起こして初めて実を結ぶのであります。
また、折伏をする上において大切なことは、御本尊様に対する絶対の確信であります。
間違った信仰、例えば池田創価学会のように『ニセ本尊』を拝んでいたのでは、幸せになれる道理はなく、『ニセ本尊』こそ不幸の根源であり、血脈正統の本宗の御本尊以外に私達が幸せになる途は絶対にないと、大確信を持って強く訴えていくことが大切であります。その確信と相手を思う一念が、必ず相手の心を動かすのであります。
『御義口伝』には、
「大悲とは母の子を思ふ慈悲の如し。今日蓮等の慈悲なり。章安の云はく『彼が為に悪を除くは即ち是彼が親なり』と」(御書1733㌻)
と仰せであります。
真心から相手のためを思って、間違った考えや思想・謗法を指摘し、取り除き、改めさせることは、ちょうど親が子供になすような慈悲の行為であります。その大きな慈悲行が結局、相手を謗法の苦しみから救う最善の方途となるのであります。
『法華玄義』には、
「法華は折伏して権門の理を破す」(学林版玄義会本下 502㌻)
とあります。
法華経は涅槃経等の摂受の行ではなくして、折伏行を根本とした教えでありまして、権教の理をよく打ち破っていくところに自他共の成仏の途があるのであります。
末法の一切衆生が救済される唯一の方途こそ折伏であり、折伏を忘れた信心は自行だけの信心に陥り、自らも救済できないことにもなりかねないのであります。
自行だけの信心は、大聖人のお心にかなう信心とはいえません。
大聖人は『南条兵衛七郎殿御書』に、
「いかなる大善をつくり、法華経を千万部書写し、一念三千の観道を得たる人なりとも、法華経のかたきをだにもせめざれば得道ありがたし」(御書322㌻)
と仰せであります。
要するに、折伏をしなければ自らも幸せを築くことができないと仰せられているのであります。
『三大秘法抄』には、
「題目とは二意有り。所謂正像と末法となり。正法には天親菩薩・竜樹菩薩、題目を唱へさせ給ひしかども、自行計りにして唱へてさて止みぬ。像法には南岳・天台等は南無妙法蓮華経と唱へ給ひて、自行の為にして広く化他の為に説かず。是理行の題目なり。末法に入って今日蓮が唱ふる所の題目は前代に異なり、自行化他に亘りて南無妙法蓮華経なり」(御書1594㌻)
と仰せであります。
私どもはこの大聖人のお言葉をしっかりと心肝に染めて、まずは本年度の目標達成へ向けて、一意専心、折伏を行じていかれますように心から念じ、本日の挨拶といたします。-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-
コメント: 全0件