サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: 改革フォーラムさん
2009年11月26日 20時18分16秒
icon
日本正学館が昭和23年に「冒険少年」に続いて発刊した「ルビー」とは
日本正学館が昭和23年に「冒険少年」に続いて発刊した「ルビー」とは一体どんな雑誌だったのか。
池田氏は小説『人間革命』で「婦人雑誌」(第3巻)、「女性向け」(第4巻)とのみ紹介し、中身には全く言及していない。謎の雑誌だ。
一方、少年時代、実際に「ルビー」を見たという原島昭氏は、それを「ポルノ雑誌」と表現した。(ポルノ[ポルノグラフィ]:性を主題とし、情事の露骨な描写に力を入れた文学。映画・書画・写真・テープなどについてもいう。ポルノ。 「大辞林 第二版」)
果たしてどちらの言い分が正しいのか。
百聞は一見に如かず。
ネット上に国立国会図書館のマイクロフィッシュ・データベースがあり、終戦直後数年間のGHQが検閲した雑誌の詳細な書誌データを見ることができる。そこに『ルビー』のデータがあり、各号のコンテンツ・リストが無料で入手できたので、以下紹介したい。(創刊号〜翌年10号までで、途中半分くらい欠落号がある) ページの中身も有料で見ることができるらしい。
以下のデータをつらつら眺めてみると、侠艶、処女、女体、人肌、四畳半裡、あいびき、変態・・・・・・いろいろと蠱惑的な艶っぽい文字列が目を引く。う〜ん、これはどうやら当時日本中に氾濫していた「カストリ雑誌」にカテゴライズされる雑誌かも知れない。
カストリ雑誌とは、エログロを題材にした大衆娯楽雑誌のことだ。3号と持たずに廃刊になる短命なものが多く、3合(号)で酔い「つぶれる」粗悪酒・粕とり焼酎に因んで、「カストリ雑誌」と呼ばれた。もっとも、雑誌によってエロの程度に差があったようで、『ルビー』は弱い方だった思いたいが、いずれにしても、青少年の目に触れさせたくない雑誌であったであろうことは、目次タイトルを見れば分かる。
少なくとも池田氏が言うところの「婦人雑誌」には見えない。当時の所謂「婦人雑誌」は育児、料理、裁縫、女性の自立などをテーマに編まれているが、『ルビー』には全くそういう要素がない。また、女性執筆者が皆無というのも「婦人雑誌」とは趣を異にする。
続きを見たい方はココをクリック↓
http://8223.teacup.com/koumanoken/bbs/49632-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 2
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-
コメント: 全2件
from: 改革フォーラムさん
2009年11月26日 20時20分45秒
icon
「Re:日本正学館が昭和23年に「冒険少年」に続いて発刊した「ルビー」とは」
http://8223.teacup.com/koumanoken/bbs/49632
昭和23年11月創刊号】
-----------------------------
データベースの書誌情報には、サブタイトルとして「あなたの大衆娯楽雑誌」とある。以後、翌年9月号までは、それが踏襲されていたようだ。
-----------------------------
●花信風信 (加藤武雄)
●明治侠艶伝 (山岡荘八)
●現代の女王 (中村武羅夫)
女の要求|処女の価値|芸者を止して
●ルビー大学最新恋愛学
A恋愛の発生|B恋愛の進展|C恋愛の文書|D恋愛の言動|E結論
●歌謡人漫俳「あの人この歌」 (清水みのる)
●閑日月 (山下紀一郎)
●季節の扉:十一月 (春山行夫)
●平凡人 (岩佐東一郎)
●女体燐光 (西川満)
●われ君を愛す(アイラヴユウ) (鹿島孝二)
教壇|あこがれ|話の泉|拒絶|婚約|不運|服毒|白い手
●人肌地獄 (陣出達朗)
●流行歌:星の流れに (木村荘十)
●目次
●次号予告
【昭和23年12月号】
-----------------------------
●流行歌:君待てども (西川満)
●含差の譜 (古川真治)
●野球嬢拳闘嬢 (川原久仁於)
●男というもの (山手樹一郎)
道楽息子|尼さん|医学生|まこと
●歌謡人漫俳あの人この歌 (清水みのる)
●Ruby大学近代社交術 (岩佐東一郎)
●モダンルーム:女の魅力 (石黒敬七)
●季節の扉:十二月 (春山行夫)
●花信風信 (加藤武雄)
●明治侠艶伝(第二回) (山岡荘八)
●現代の女王 (中村武羅夫)
四畳半裡|寝床二つ|「姉さま」本能|処女をさ々げる条件
●目次
●豪華新年号予告
【昭和24年1月号】
-----------------------------
●花信風信 (加藤武雄)
●明治侠艶伝(第三回) (山岡荘八)
●現代の女王 (中村武羅夫)
●地獄から来た浪士 (山手樹一郎)
●青春の悔恨 (北条誠)
●モダンルームルビー大学:聖なる問答 (馬島〓)
●モダンルームルビー大学:女性小辞典 (丸木砂土)
一と目惚れ|口のエロチツク|まつ毛|肥つた女|恋愛の象徴|エンゲージリング|貞操|手の愛蕩性|ヒステリイ|腋の下
●モダンルームルビー大学:現代経済学 (乾信一郎)
●名刺事件 (岩佐東一郎)
●新春を祝い:アル中いろは (含宙軒夢声)
●平沢をめぐる三人の女 (三谷祥介)
●流行歌:別れても (橋爪健)
●季節の扉:一月 (春山行夫)
●目次
●美術作品 (今健次郎)
●二月特大号予告
【昭和24年2月号】
-----------------------------
この号の表紙をここ↓で見ることができる。(ページ最下部)
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d91423315
キャッチコピーが「あなたの大衆娯楽雑誌」となっていることに注意。
また、裏表紙を見ると「この号に限り55円」とある。フェイクが掲載していた奥付(9月号)には「定価65円」とあった。公定物価指数が100倍にもなった狂乱物価の時勢下、『人間革命』で戸田社長が指示しているとおり、毎号のように定価が改訂されていたことが窺える。フェイクは原島昭氏が言う「定価は2、30円」に難癖つけているが、創刊当初はそれくらいだったのではないか。
ちなみに、「主婦と生活」という雑誌は昭和20〜24年の間に、4円50銭から60円まで13倍も値上がりしている。
----------------------------
●花信風信 (加藤武雄)
●明治侠艶伝(第四回) (山岡荘八)
●現代の女王 (中村武羅夫)
●青炎 (上田広)
●恋の素肌:「地獄から来た浪士」続編 (山手樹一郎)
●恋の中程 (鹿島孝二)
●新恋愛戦術:女子■講生のために (矢野目源一)
一、男といふものについて|二、女の商標(レツテル)
●夜会服の女王 (香山滋)
●暮六ツ太鼓 (湊邦三)
●青春のパラダイス (北条誠)
●季節の扉 (春山行夫)
●目次
●一寸お尋ねしますが、近所に消防署はないでしょうか
●早春三月読物号予告
●いかさま (武田いちろ)
●スターゴシップ (鳴子六平)
●眼もあてられません:春のあいびき (坂本牙城 富山まもる)
●満天下の読者の御希望御批判を求む
●馬鹿殿様と家来 (土師清二)
【昭和24年3月号】データ欠落
【昭和24年4月号】
---------------------------------
●香り咲き (上田広)
●明治侠艶伝 (山岡荘八)
悲しい谷|発病|貞女の努力|肉体の反逆
●愛は幾山河(異国の丘異聞) (石塚喜久三)
●染衣の笛 (佐々木徹)
●恋愛街道 (中村武羅夫)
処女の恋|火のやうに|広野の道|運命のオノ
●オールドロマンス (三遊亭金馬)
●寄合酒 (春風亭柳好)
●羽子板娘 (一竜斉貞丈)
●蜘蛛網のおつた (神田伯竜)
●南義郎傑作集 (今津次郎)
●日本漫画倶楽部
●新人作品
●赤城の子守唄 (亀谷競三)
●花吹雪 (小野佐世男)
●自由をあたしに (みなみよしろう)
●我輩は猫である (中村伊助)
●現代ムスメ講座 (芳垣青天)
●お々悲しい青春 (今津次郎)
●目次
●モダンスポットライト:三面記事 (カメタニキョウゾウ)
●社会ニュース (楽町お政)
●夜の天使符牒訳
●次号予告
●モダン笑話 (きさらぎりんたろう)
●季節の栞 (春山行夫)
【5〜9月号】データ欠落
【昭和24年10月号】
---------------------------------
この号については、「大白蓮華」第2号(昭和24年8月10日発行)の巻末に次のような広告が出ていた。
******************************
◆ 大道書院 ★恋愛と希望と結婚の雑誌★ ルビー 新装10月号
二大特集 未亡人と性 四大作家/小説 産児制限
◆ 面白く為になる 少年日本 ☆冒険少年改題☆
******************************
雑誌のキャッチコピーそれまでの「あなたの大衆娯楽雑誌」から「恋愛と希望と結婚の雑誌」と改め、新装10月号としている。「冒険少年」も10月号から「少年日本」と改題した。両誌ともジリ貧からの起死回生を賭けた「10月号」だった。
キャッチコピーを刷新し、この号から女性作家が登場するが、その女性の作品タイトル「女医学生と変態性」の妖しさを見る限り、路線に特に変化はないようだ。
---------------------------------
●現代女の一生
●女の一生:南国の恋前篇 (橋爪健)
潮騒|若き学徒|その夜の情熱|受胎|懊悩|決意|鐘よ消えるな
●女の一生:無限なる愛中篇 (城戸礼)
●女の一生:地上の情熱 (西川満)
●女医学生と変態性 (常安田鶴子[産婦人科医])
●或る医院での出来事 (江見沢石泉[法医学医])
●妄想病小景 (野村章恒[ 精神病科医慈恵...)
●明治侠艶伝 (山岡荘八)
●毒盃 (大林清)
●恋の合乗 (鹿島孝二)
●ミス・オンパレード関東篇
●明治侠艶伝連載一年を迎へて (山岡荘八)
●青春は歌ふ
●人生航路:未亡人の生き方 (西村伊作)
●戦後女性三世代記:十代と二十代と三十代の世代)
●流行歌変遷史:昭和九年より現在まで (清水みのる[詩人])
●季節の栞 (春山行夫)
●恋愛と希望と結婚相談の泉 (花園マリ 権威者多数)
美容相談|粋な相談|服装々飾相談|趣味享楽|生理相談|特撰何でも相談
●浮浪児(ジヤミコウ)の天国 (秋永芳郎)
●恋人のかたへ
●目次
●ビツクリスイートホーム (矢崎武子)
●晩秋:読書の秋:フトコロ寒く秋深し:近視 (西■子■ 寺尾よしたか 小泉...)
●年頃の娘さんは何故一寸した事にでも顔を赤らめるのでせう
●嘘をついてはいけません (矢野目源一)
●あのモシ、一寸煙草の火を貸してくださいな (中畑春雄)
●次号予告:結婚特集
●読者諸兄姉へ
●医者の書いた異色小説
●女
●女
●アイ
●お知らせ
●編集後記 (城山)
-----------リスト終わり------
最後の方の「女」、「女」というのは、書誌データに著者名がないので、グラビアページと思われるが、それがヌードであるかどうかは確認できない。
なお、フェイクは原島昭氏への論難の中で「出版社も違う」と言っているが、無意味な指摘だ。奥付にある編集者住所と電話番号は、日本正学館(創価学会本部)のそれだ。『ルビー』は『冒険少年』とともに日本正学館の主力雑誌であり、戸田氏の発案と指揮のもとで社員総力を上げて編集出版されていたものだ。
編集責任者が矢島周平氏であることから、池田氏は『ルビー』に一切関わっていないとフェイクは言いたいのだろうが、当時の日本正学館のオフィス規模(下記参照)から社員規模や業務スペースを類推すると、また当時の厳しい経営状況を考えると、一人一誌専従という優雅な体制であったとは考えにくい。矢島氏も大白蓮華の編集責任者を兼ねていた。 皆相互に助け合っていたのではないか。池田氏とて例外ではないだろう。
【当時の日本正学館/創価学会本部の見取り図】1Fと2Fの一部が日本正学館
http://www.iizuka.org/i/koudou-to-kiseki/nihonsyougakukann-1.html
なお、上述データベースには『冒険少年(少年日本)』の資料もあり、その奥付データでは、編集者は創刊から廃刊までずっと「戸田城聖」だった。8月号から編集長に昇格したという編集者・池田大作の記録は、そこにはない。
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 -
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
from: 正義顕揚さん
2009年11月27日 01時10分39秒
icon
「Re:日本正学館が昭和23年に「冒険少年」に続いて発刊した「ルビー」とは」
創価学会は利潤追求の為にはあらゆる事業に手を出していたのですね。
今日10兆円ともいわれている資産を築いたのですから、無謀な財務はやめるべきです。これ以上の金集めをしてどうするのでしょう。百害あって一利無しとはこのことです。
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
閉じる
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
閉じる
icon拍手者リスト
けんちゃん、