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  • from: 改革フォーラムさん

    2011年07月02日 15時50分16秒

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    法華講員2名、創価学会関係者を東京地検に告発!

    創価学会幹部らによる
    「通信記録盗み出し」被害拡大が判明
    宮本邸盗聴事件に続く致命的大事件
    警察の捜査過程で浮上した被害者数百名!
    慧妙紙:2003.6.1号
    創価学会に、きわめて重大な衝撃をもたらす事態が発生した。都内在住の法華講員が、「学会幹部らによって、携帯電話の通信記録を盗み出された」として、5月14日(平成15年)、東京地検に告発状を提出し、これが正式に受理されたのである。以下に、告発の経緯を明らかにする。

    不可解な警察の対応が意味するものは?

    今般、東京地方検察庁に、「創価学会幹部らによって、携帯電話の通信記録を盗み出された」として告発をしたのは、東京在住の佐藤せい子さん(理境坊妙観講・副講頭)と、同じく東京在住のAさんの二人の女性である。

    そもそも、佐藤さんとAさんが、自分の携帯電話の通信記録が盗み出されていた、ということを知ったのは、昨年9月、別件の「NTTドコモ通信記録盗み出し事件」で創価学会幹部ら3人(全国副青年部長の根津丈伸、八王子・男子部主任部長の田島稔、学会員でNTTドコモ・システムズ社員の嘉村英二)が逮捕されたことに起因する(慧妙紙:平成14年10月1日号・同11月16日号)。

    この事件は、根津・田島の依頼を受けた嘉村が、端末機からNTTドコモのデータシステムに不正にアクセスして、他人の通信記録を盗み出した、というもので、男女関係のもつれによる単発的な犯行として処理された。

    しかし、実態はそんな単純なものではなく、彼らの他人への不正アクセスは、さらに広く行われており、佐藤さんとAさんの名は、警察の捜査段階で浮上したのである。

    それを振り返ると――、


    3人が逮捕されてから5日後の平成14年9月19日、捜査を担当していた深川警察署から、佐藤さんとAさんのそれぞれの携帯電話に、

    「あなたの携帯電話の通信記録も盗み出されていた形跡がある。心当たりはあるか?」

    と訊ねる電話が掛かってきた。

    それに対し、佐藤さんは、

    「犯人は創価学会員だそうだが、それなら心当たりがある」

    と答え、自分が創価学会から敵対しされている日蓮正宗の信徒であることや、その中でも、学会から“創価学会批判の急先鋒”と見なされている団体(妙観講)の幹部であることを説明した。すると、深川署の刑事は俄然興味を示し、捜査への協力を要請してきた。

    ところが、翌20日、佐藤さんが約束の時間に深川署に赴くと、応対した警視庁のU警部補は、前日の説明とは打って変わり、

    「あなたの携帯電話のデータが密かにアクセスされていたのは事実だが、違法性のないもので、したがって刑事事件にならない」

    というものである。あまりの急変ぶりに「何らかの圧力が掛かったのではないか」と感じた佐藤さんは、後日、弁護士を通じて、NTTドコモ社に対し、

    自分の通信記録に他人がアクセスした形跡はないか?あるとすれば、それは違法性があるのか、ないのか?」

    という照会をかけた。そうしたところ、NTTドコモ社からは、1ヶ月余りも経過した11月12日付けで、

    「捜査に関わる事項であるため、本件照会にはご回答致しかねます」

    という回答書が送られてきたのである。

    しかし、この回答書は不自然極まる。警察の言うとおり、本当に違法性がないのであれば、「捜査に関わる」などという心配は無用のはずで、「違法なアクセスがされた事実はない」と回答すれば、それで済むのである。

    しかも、“11月12日”といえば、犯人の三人に判決が下って、捜査も終結した後のことである(後述)。この期に及んで、NTTドコモ社は、一体何を隠さなければならないというのか――疑惑はかえって深まった。

    「供述調書」はどこへ消えた!?

    一方のAさんの場合は、Aさん本人の携帯電話と、高校生の娘が使用している携帯電話(※名義はAさん)のそれぞれが記録盗み出しの対象にされていた。

    警察から告知された日から三日後の9月22日、深川署に呼び出されたAさん親子は、「明らかに違法行為の対象にされていた」と明言された上で、それぞれが別室で、深川署保安課のE課長とM刑事から4時間半にも及ぶ念入りな事情聴取を受けた。

    この事情聴取の中で、Aさんは、自分は創価学会からの脱会者で、その脱会のために夫(創価大学の教員)と離婚したことや、学会からの嫌がらせを受けてきたこと等を詳しく説明した。

    そして、事情聴取の続きは、翌23日、Aさん宅で行われることになった。ところが、Aさん宅にやって来たE課長とM刑事は、

    「昨日とは状況が変わった。学会が関わっているような話をしたが、それはわからない。他にもアクセスされている人が何百人もいるが、反学会の人ばかりではない」

    などと述べ、事情聴取の続きは行わないまま、前日の供述調書を早口で読み上げた後、Aさん親子に署名・捺印させて引き上げてしまったのである。

    しかし、これは実に不自然で、“通信記録の盗み出し”が違法であることは、創価学会が関わっていようがいまいが、全く関係のないことであり、Aさんに対する事情聴取を打ち切る理由にはならないはずである。

    しかも、不正にアクセスされた人が他にも何百人もいるとしたら、さらに大事件ではないか。

    それを、途中で事情聴取打ち切りとは、やはり何らかの圧力が加わったために捜査方針が急転した、とみるのが妥当であろう。

    その後、刑事達はAさんに、創価大学卒業生名簿などの資料提供を求めてきたが、その資料受け渡しの10月11日には、「あいつらは何をするか、わからないから」と言って、極度の警戒態勢を敷き、捜査の対象が大規模な組織犯罪であることを匂わせた。

    ところが、11月5日、東京地裁における第一回の公判では、佐藤さんの件は言うに及ばず、Aさん親子の件までが無視黙殺され、“男女関係のもつれによる、単発的な事件”という被告人側の主張に添って、即日、執行猶予付きの懲役刑判決が下り、「NTTドコモ・通信記録盗み出し事件」は収束されてしまったのである。

    当日の法廷には、副会長の福島啓充・松村光晃をはじめとする11名の学会大弁護団が並び、有罪判決だったというのに、まるで「大勝利」と言わんばかりに、犯人三人達と手を取り合い、大喜びするという、異常極まりない光景が目を引いた。

    それにしても、いったい、Aさん親子の供述調書は、どこへ行ってしまったのか――。

    一日も早い真相究明を

    普通なら、これで全ては終わるはずだった。だが――、こんな偶然があろうか。佐藤さんとAさんとは、所属寺院が異なるものの以前からの知り合いであり、しかも、二人がたまたま同じ人物に事件のことを相談したことから、二人は互いの経緯を知ることになってしまったのである。まさに諸天の働きというべきであろう。

    やはり、学会による違法な通信記録の盗み出しが行われていた、と確信した佐藤さんとAさんは、「信教の自由、通信の秘密を侵害する、学会の悪質な犯罪が発覚しているのに、見て見ぬふりなどできない。ぜひとも真相を究明して、創価学会が二度とこのようなことを起こさないようにしてもらいたい」との思いから、実行犯である嘉村英二と、嘉村に指示を与えた創価学会関係者(氏名不詳)を相手に告発することを決意したのである。

    平成15年5月14日、東京地検に告発状を提出した佐藤さんとAさんは、その後、両名の弁護士同席のもと、司法記者クラブで記者会見を行った。

    会見場では、幹事社の東京新聞をはじめ、朝日新聞・読売新聞・毎日新聞等の新聞社、NHK・テレビ朝日のテレビ局、共同通信社などの記者が盛んに質問を投げかけ、終了後も、ほとんどの社が告発者に詰め寄って補充質問をするなど、各マスコミの関心の高さをうかがわせた。

    そして、告発を受けた東京地検は、二日後の5月16日に正式にこれを受理、今後は、地検特捜部が捜査を担当するという。

    真相が究明されることを大いに期待し、注目していこうではないか。

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