NY時間のドル・円は小幅高。序盤、米7月S＆P／ケース・シラー住宅価格指数の好結果から、米長期金利が上昇したことで90．30円台まで小幅に買われたが、同水準では売りが厚く上値は重かった。

　その後、米9月消費者信頼感指数が市場予想よりも悪化し、米国株が下落に転じてクロス円とともに弱含んだが、リスク資産の圧縮として対欧州通貨でドルが買われたため下値は限定的であった。終盤は材料に乏しく90円台前半で小動きとなった。

　他方、ユーロ・円も上昇。130．80円台を下値として値を切り上げ、一時131．50円台まで強含んだ。（執筆：投資情報部・外為どっとコム　編集担当：サーチナ・メディア事業部）