野村不動産ホールディングス<3231.T>は３０日、１０年３月期決算を発表した。
　１１年３月期連結営業利益予想は前期比１０．９％減の３５０億円。ビル事業が前期の大幅営業増益から減益になるほか、資産運用開発事業は前期に続く２ケタの営業減益になると想定している。半面、住宅事業は営業増益転換を見込んでいる。各事業の営業利益計画は、ビル事業が前期比７．４％減の２００億円、資産運用開発事業は同４１．２％減の５０億円、住宅事業は同３０．４％増の１４０億円。
　１０年３月期連結営業利益は前期比１５．５％増の３９２億７４００万円となった。ビル事業の営業利益は同３６．９％増の２１５億８７００万円、資産運用開発事業は同１６．０％減の８４億９８００万円、住宅事業は同８．９％減の１０７億３４００万円となった。
　３０日は反発。一時８６円高の１６７３円まで買われ、４月２３日の年初来高値１６３０円を更新した。終値は８４円高の１６７１円。

［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］
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