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from: eriyaさん
2013年01月28日 08時32分20秒
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一生独身の場合家は「買う」「賃貸」どちらが得②
● 高すぎる物件を買うと、自分の首を絞めることになる
それでは、逆に持ち家のデメリットとは何なのか? 同じくファイナンシャルプランナーの江原さとみさんは、次のように指摘してくれた。
「家は、資産に余裕がある人が現金一括で買うならいいですが、そうでない場合は住宅ローンを組むことになります。が、原則として独身の方が借金を背負うことはあまりおすすめできません。夫婦の場合は稼ぎ口が2人いるので、もし夫が病気になっても妻が働いて何とかできるかもしれませんが、独身者はそうはいかないからです。
それに、一般的な収入の独身者であれば、買っていい物件の価格は、準備できる頭金にもよりますが、2000万円以下が目安になるでしょう。それ以上だと返済がきつくなり、リタイアまでに完済できなかったり、老後に向けた貯蓄が思うようにできなくなりがちです。が、モデルルームに見学に行き、思わず予算よりも高すぎる物件を買ってしまう人が少なくありません」
高すぎる家を買ってしまうと、そのしわ寄せが老後生活に来てしまうということだ。
「また、少しでも結婚の可能性がある人も、家を買わないほうがいいでしょう。単身者向けのマンションを買い、その後しばらくして急に結婚することになった場合、手狭になった部屋を"売る"もしくは"貸す"ことを考えるでしょうが、どちらもかなり難しいからです。
まず、単身者向けのマンションは、資産価値があまり高くない――つまり、それほどニーズがないため、よほどいい物件でなければ転売が難しいのが特徴です。貸すにしても、希望通りの金額で貸せるとは限りません。実際、賃貸収入よりもローン返済のほうが高くついて、毎月赤字になっているケースは山ほどあります。
上級者であれば、売ったり貸したりする可能性も視野に物件を選ぶのでしょうが、なかなか普通の人にはそこまで見定められません。そのため、無理せず、迷ったら買わないという選択肢が無難といえるのです」(同)
そのほかにも、ファイナンシャルプランナーの八ツ井慶子さんによれば、副産物として次のようなデメリットも。
「賃貸より持ち家のほうが、スペックの高い住居になる可能性が高いので、必然的に光熱費が上がる傾向にあるようです。
また、私は仕事で個人のマネー相談を受けていますが、家を買った人は往々にして、家具・調度品に散財しがち。普段は10万単位、100万単位などのお金は当然慎重に使うのに、数千万円の家という大きな買い物をした余波で、金銭感覚が狂うのかもしれません。そこで数十万円を軽い気持ちで使ってしまうと、取り戻すには相当なパワーが必要です。退職金の一部でローンを完済するはずが、家やそれに付随するものにお金を使いすぎたために退職金が全部消える羽目になったケースも見たことがあります」-
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