8時53分配信 モーニングスター

予想レンジ：１ドル＝９８円５０銭－９９円６０銭

　１７日の東京外国為替市場でドル・円は底堅い動きとなりそうだ。米財政問題は１６日、上院民主・共和両党指導部がデフォルト（債務不履行）回避に向け情勢を打開することで合意。上院案は来年２月７日までの債務上限引き上げと１月１５日までの暫定予算。あす１７日に迫った連邦債務上限の引き上げ期限を前に事態が前進したことから、ドル・円は一時１ドル＝９８円９６銭まで上昇した。

　１７日はＮＹ時間に続き合意を好感したリスクオンの展開は続きそうで、９月２７日以来となる９９円台回復の可能性は高い。ただ、合意を好感して米１０年債利回りは２．６９％に低下した。まだ、事態が流動的ということを含め意外と上値は限定的となりそうだ。

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