CNN.co.jp 12月26日(木)19時0分配信

（ＣＮＮ）　「賭博の街」の米ラスベガスでこのほど、タクシー運転手が後部座席に置き忘れられていた現金３０万ドル（約３１５０万円）を持ち主に返却する美談があった。

お金はプロのポーカー選手として有名な２８歳の男性のものだった。地元のＣＮＮ系列局ＫＬＡＳによると、男性の身元は明かされていないが、紛失にうちひしがれ、頭を撃って自殺したいとの気持ちにも襲われていたという。お金が入った茶色の紙袋についてタクシー会社に問い合わせていた。

紙袋に気付いたのは運転手のゲラルド・ガンボアさん。別のＣＮＮ系列局ＫＶＶＵによると、発見後、会社「イエロー・チェッカー・スター」の配車係に直ぐ連絡、持ち主を探すよう手配を求めた。ラスベカスのタクシー運転手は善良であることを示したかったとし、別の考えは浮かばなかったとしている。

「金額は１０ドルでもそれ以上でも関係ない。私の尊厳は売り物でない」と主張。子どものころ両親に教えられたことを守っているだけとも語った。「正しいことをしただけ」とし、「ラスベカスは罪の街と呼ばれているが、それは違う。天使の街だ」と誇っている。

タクシー事業に３２年従事しているという同社幹部は、３０万ドルは車内に忘れられた現金としては過去最高額と説明。「本来の持ち主に返却することに非常に気を遣った」と振り返った。
クリスマスシーズンに起きた善行とし、「私が３２年間で見聞した中で最も良い話。世界中のタクシー運転手は誇りを感じるだろう」とたたえた。

ＫＬＡＳによると、ガンボアさんはポーカー選手を約３．２キロ離れたカジノホテル２軒の間で乗せた。男性は５ドルのチップも加えて料金を支払い、降車。

ガンボアさんはその後、大通り「ラスベカス・ストリップ」沿いにあるカジノホテルで新たな客を乗せようとした際、後部座席にある紙袋に気付いていた。中身を確認したところ、１００ドル紙幣が詰まった束が６個あり、仰天したという。

車に乗り込んできた客に証人になって欲しいと頼み込み、「私は何も触っていない」と事情を説明していた。

その後、当局に３０万ドルの紛失物について連絡していた会社にお金を運んでいた。地元警察が４時間にわたって持ち主を探し、ポーカー選手のものであることを突き止めた。

イエロー・チェッカー・スターは、ガンボアさんの今回の功に報いるため１０００ドルの報奨金、年間最優秀の運転手賞を授け、ステーキの夕食にカップルを招待しねぎらった。

2時05分配信 フィスコ

26日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、104円83銭まで上昇後、104円69
銭まで下落した。この日発表された米国の先週分新規失業保険申請件数の減少を好感
して、ドル買いが先行したが、米株高にもドル・円が上げ渋ったことで、その後利食
いとみられるドル売りが優勢になった。

ユーロ・ドルは、1.3699ドルから1.3680ドルまで下落し、ユーロ・円は、143円52
銭まで上昇後、143円30銭まで下落した。

ポンド・ドルは、対ユーロでのポンド買いに連れて、1.6393ドルから1.6438ドルま
で上昇。ドル・スイスフランは、0.8968フランまで上昇後、0.8950フランまで下落し
た。

【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数：33.8万件（予想：34.5万件、前回：38.0万件
←37.9万件）

《KK》

12月25日（水）1時38分配信 時事通信

　【ロンドン時事】連休前24日のロンドン外国為替市場の円相場は、クリスマス休暇ムードが強まる中、1ドル＝104円台前半での小動きだった。午後4時現在は104円25～35銭と、前日午後4時（103円95銭～104円05銭）比30銭の円安・ドル高。
　この日の欧米市場は明日のクリスマスを前に事実上の休暇入りとなり、市場参加者も少なく商いは閑散。米商務省が発表した11月の米耐久財受注額が市場予想を上回り円売り・ドル買いが優勢となる場面も見られたが、反応は限定的で方向感に乏しかった。
　もっとも市場からは、「年明けには一段の株価上昇も見込まれており、これにつれて円安も105円を抜け進行する可能性がある」（邦銀関係者）との声も出ていた。
　ユーロの対ドル相場は午後4時現在1ユーロ＝1．3660～3670ドル（前日午後4時は1．3700～3710ドル）。対円では同142円45～55銭（142円50～60銭）。
　他の欧州通貨はポンドが1ポンド＝1．6365～6375ドル（1．6355～6365ドル）、スイス・フランが1ドル＝0．8960～8970フラン（0．8925～8935フラン）。（了）

12月22日（日）10時01分配信 サーチナ

　　２０１４年４月から消費税が５％から８％に引き上げられる。ＴＫＣ <9746> は会計事務所や税理士事務所向けの情報サービス事業を展開しているが、増税時のシステム改修などの特需が期待される。

　　１３年９月期の実績は、売上高が前期比０．５％減の５３１億１５００万円、営業利益は同４．２％減の５９億６４００万円だった。１４年９月期は、売上高５３７億円（前期比１．１％増）、営業利益６０億円（同０．６％増）を計画。配当は前期と同じで、中間期・期末とも２２円の年間４４円。予想配当利回りは２０日終値で算出すると２．５７％と高めだ。

　　２６日からＮＩＳＡ（少額投資非課税制度）の株取引受け付けが開始される。毎年１００万円までを上限に、最大５００万円までの投資から発生する配当金などが非課税になる制度で、会計システム関連銘柄は注目しておきたい。（編集担当：宮川子平）

12月22日（日）11時32分配信 チャートブック（株探ニュース）

「外国人投資家のピンポイントの買いが続く東京市場」

●「失われた20年」を飛び越す株価

　12月の米FOMCミーティングでテーパリング(資産買い入れ規模の縮小)が実施されることとなった。「早くて来年」と見られていたビッグイベントが一気に前倒しで実施されて、マーケットは完全に意表を突かれた格好となった。NYダウ工業株30種は3週間ぶりに新高値を取った。2013年は最後までアメリカの年であり、バーナンキ議長の年であった。

　日経平均株価も年初来高値をさっそく更新して、年内の1万6000円乗せがいよいよ現実味を帯びてきた。日本とアメリカの株価は日々の値動きの中では、今や素直に連動して動くような関係ではなくなっているが、さすがにこれほどの動きとなると刺激材料としては最大級で、世界中で一気に年末に向けて「リスクオン」のスイッチが入った。

　その日本のマーケットでは設備投資関連、機械セクターの動きが特に目立っている。上場来高値を更新する銘柄が相次いでおり、ファナック <6954> はいち早く水曜日から高値更新に進んだが、それを追いかける形でオムロン <6645> 、ＳＭＣ <6273> 、デンソー <6902> も上場来高値を取ってきた。ダイキン <6367> もその間近に控えている。

　簡単に「上場来高値を取る」と言ってはいけない。リーマンショックと東日本大震災を乗り越えて、さらに「失われた20年」を飛び越えての最高値である。今週は月曜日に12月調査の日銀短観が発表されたが、そこでは大企業製造業の業況判断DIが16まで上昇すると同時に、中小企業の景況感が着実に上向いていることが鮮明化した。

●外国人買いが続く企業に照準

　中小企業の業況判断DIは20年ぶりにプラスに浮上している。円高になれば大企業製造業は大規模な生産拠点の海外移転を図ったり、為替予約を組んだりして、さまざまに手を打つことができるが、中小企業はそこまで機動的には動けない。内需企業の多くは中小企業であり、国内から逃げ出すことがなかなか難しい。その部分の景況感が着実に上向いていることが明らかになっている。

　大企業の業況判断DIも先行きに対する見方が相変わらず弱い点が気にされていたが、来年4月には消費税の引き上げが待っており、臨時国会終盤の様子を見ればアベノミクスの成長戦略も定かではない。円安で一息ついた今は、輸入物価の値上がりが心配である。テーパリングを開始したばかりのアメリカ経済の状況も予断を許さない。そのような状況で、先行きに対して慎重なスタンスを取るのはごく自然のことである。

　グローバル化経済がここまで進展した今、企業を取り巻く経営環境がピーカンの青空のようにクリアになることはもはや永遠にない。だからこそ、企業は自衛本能を働かせて損益分岐点を下げ、販路を広げて経営効率を高め、世界的な高シェアを確保するように努めてきた。その成果がいくつかの銘柄の上場来高値につながっているのだと思う。

　そのような企業は軒並み外国人投資家の持ち株比率が上昇している。最近発売されたばかりの「日経会社情報」「会社四季報」の紙面上にその事実がはっきりと現れている。

　来たる2014年に向けて外国人投資家の買いが継続していると見られる銘柄に的を絞るべきである。その観点からＴＤＫ <6762> 、ナブテスコ <6268> 、ＴＨＫ <6481> 、アステラス <4503> 、オリックス <8591> に注目している。

(「チャートブック週足集」No.1954より転載)
(「株探」編集部)

朝日新聞デジタル 12月19日(木)4時9分配信

　【ワシントン＝五十嵐大介】米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の金融政策を決める連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）は１８日、景気を支えるために市場に大量のお金を流す「量的金融緩和」を来年１月から縮小することを決めた。

　ＦＲＢは昨年９月に「量的緩和第３弾（ＱＥ３）」を開始。今では毎月、米国債を４５０億ドル（４・６兆円）分、住宅ローン担保証券（ＭＢＳ）を４００億ドル（４・１兆円）分、合計８５０億ドル分の金融資産を市場から買い上げ、大量のお金を流している。

　今回の決定で、来年１月から、米国債とＭＢＳの購入額をそれぞれ５０億ドル分、合計で１００億ドル分減らすこととした。

　また、主要政策金利「ＦＦ（フェデラル・ファンド）金利」の誘導目標を「年０～０・２５％」とする実質的なゼロ金利政策は、継続することを決めた。

２９３１　ユーグレナ
２１７５　ＳＭＳ

12月14日（土）16時49分配信 フィスコ

豪ドルは下落。豪準備銀行（中央銀行）のスティーブンス総裁は豪紙との会見で、豪ドル相場は1豪ドル＝0.85米ドル程度が望ましい水準との見方を示した。豪ドルは0.90米ドル台で推移していたが、総裁の見解が報じられた後に豪ドルは対米ドルで急落し、この影響で豪ドルの対円レートは反落した。

取引レンジは91円79銭-94円23銭。

今後の豪ドルの上値は重いままか。11月の豪失業率は市場予想と一致したが、雇用環境の改善を明確に示唆する内容ではなかった。豪準備銀行（中央銀行）総裁は、1豪ドルは0.85米ドルが望ましい水準との見解を表明しており、為替介入に対する警戒感は残されている。米量的緩和策の縮小が先送りされた場合でもリスク選好的な豪ドル買い・円売りが大きく広がる状況ではないとみられる。

■発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
17日：豪準備銀行12月定例理事会議事録公表

予想レンジ：91円00銭-94円00銭

《FA》

5時32分配信 フィスコ

11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、102円76銭から102円15銭へ下落し102円50銭で引けた。米国超党派委員会が財政協議で合意したため景気見通しが改善、米連邦準備制度理事会（FRB）が量的緩和第3弾（QE3）を早くて年内にも縮小するとの見方が強まり株価の下落に連れたリスク回避に拍車がかかった。_NEW_LINE_
ユーロ・ドルは、1.3762ドルから1.3811ドルへ上昇した。ユーロ・円は、141円63銭まで上昇後、141円08銭へ反落。_NEW_LINE_
ポンド・ドルは、1.6409ドルから1.6340ドルへ下落した。ドル・スイスは、0.8879フランから0.8839フランへ下落した。_NEW_LINE_
[経済指標」・米・11月財政収支：-1352億ドル（予想：-1400億ドル、12年11月：-1721.12億ドル）_NEW_LINE__《KY》

4時43分配信 フィスコ

10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、102円99銭から102円58銭まで下落し102円75銭で引けた。採択されたボルカールールが米国金融機関の収益を圧迫するとの懸念、米連邦公開市場委員会（FOMC）や財政協議への警戒感にリスク資産投資に絡んだ円売りが後退。また、良好な米3年債入札を受けた債券利回りに伴うドル売りも優勢となった。_NEW_LINE_
ユーロ・ドルは、1.3749ドルから1.3795ドルへ上昇し1.3765ドルで引けた。ユーロ・円は、141円29銭から141円83銭のレンジで上下。_NEW_LINE_
ポンド・ドルは、1.6421ドルへ下落後、1.6453ドルへ反発した。ドル・スイスは、0.8887フランから0.8851フランへ下落した。_NEW_LINE_
[経済指標」・米・10月卸売在庫：前月比+1.4％（予想：+0.3％、9月：+0.5％←+0.4％）_NEW_LINE__・米・10月卸売売上高：前月比+1.0％（予想：+0.3％、9月：+0.8％←+0.6％）_NEW_LINE__・米・10月JOLT求人労働異動調査：392.5万件（予想389.8万件、9月388.3万件←381.3万件）_NEW_LINE_
《KY》