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from: 小鉄さん
2010年08月18日 16時15分15秒
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薬性と体質
食品の”薬性”と体質温度の話。
少し前にパイナップルのデザートを紹介したけど、それに関連した話っす。
薬性というのは食品が体に及ぼす温度的な作用を表すもので5つある。
熱、温、平、涼、寒。
熱は体を暖め、寒は冷す。
温と涼は、熱や寒ほどではなくほどほどに暖める(冷す)ということ。
平はどちらでもないという意味ではなく、誰が食べても害が無いという意味。
害というのは、体質と関連したもので、熱体質の人が熱性の食品ばかり食べていると体に害があるというような意味っす。
*自分の体質の見分け方。
1)のどがいつも渇く→熱
あまり渇かない→寒
夏の暑い時なんかはノドが渇いて当たり前なんで、そういった極端な時期は除外してね。
2)季節によらず、冷たい飲み物を飲みたがる→熱
暖かいものを飲みたがる→寒
3)真夏の暑い時以外は季節を問わず汗っかき→熱
夏でもほとんど汗をかかない→寒
4)小便の色が濃い→熱
小便の色が薄い→寒
5)便秘しやすい→熱
下痢しやすい→寒
だいたいこんな感じで自分の体質を判断するんよ。
で、自分の体質と反対の薬性の食品を食べ続けると、健康かつ精力的になれるのじゃよ。
熱性:とてもひどい:寒性の食品
:少しめだつ:冷性の食品
寒性:とてもひどい:熱性の食品
:少しめだつ:温性の食品
平性の食品は、前述の通り誰が食べても無害っす。
*薬性ごとの食品の例。
熱 : 羊肉、蒸留酒。
温 : 牛肉、イカ、エビ、うなぎ、クラゲ、酢、アルコール度数の低いお酒、コーヒー、梅、杏、桃、クルミ、竜眼、レイシ、ニンジン、ニンニク、ニラ、ネギ。
平 : 豚肉、鶏肉、卵、鯉、どじょう、ハマグリ、アサリ、蜂蜜、ココア、トウモロコシ、トマト、ミカン、パイナップル、レモン、ぶどう、リンゴ、小豆、黒豆、えんどう、ジャガイモ、さつまいも。
涼 : すもも、ナツメ、梨、ザクロ、バナナ、いちご、大根。
寒 : 小麦、豆腐、白砂糖、醤油、柿、スイカ、タケノコ、お茶。
まぁ、とある本を丸写ししただけなんすけどね^^;
一時的に体力や精力をつけたい場合は熱体質の人でも熱性(というか温性になると思うが)の食生活をしてもいいんだけど、それは短期間でのハナシ。そんな生活を長期間続けると体に害があるっす。
同様に寒体質の人が真夏の暑い時期、一時的に寒(あるいは涼)性の食生活に切り替えるのもアリ。
まぁ、こんな医食同源な食生活もあるんだよってことで、興味のある人は試してみてちょ〜
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